JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > フットサル > 最新ニュース一覧 > すみだが前回王者の町田を破り初優勝! JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会

ニュース

すみだが前回王者の町田を破り初優勝! JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会

2023年08月07日

すみだが前回王者の町田を破り初優勝! JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会

JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会は、8月6日(日)に大会最終日を迎え、3位決定戦と決勝戦の2試合を行いました。初出場の2チームによる3位決定戦、そして互いをよく知る東京都のチーム同士の決勝戦は、いずれも1点をめぐる接戦となりました。

3位決定戦では、香川県立高松北高校(四国/香川)と東急SレイエスFC フットサルU-18(関東2/神奈川)が対戦しました。3位入賞を目指し、積極的に攻撃を仕掛ける両チームでしたが、第1ピリオド4分に山本太星選手が右サイドから放ったシュートが決まり、高松北高が先制します。先制して勢いづいた高松北高は第1ピリオドのうちに2点を追加し、3-0とリードを広げました。

全国高等学校総合体育大会にも出場していたサッカーの強豪に対し、フットサルチームの東急Sレイエスは第2ピリオドに反撃に出ます。GK熊澤凜太郎もボール回しに加わるパワープレーを仕掛けると、24分に串橋颯来のゴールで2点差に。さらにGK熊澤選手もゴールを決めて1点差に詰め寄りました。しかし東急Sレイエスの反撃もここまで。第1ピリオドで得たリードを守り切った高松北高が3位になりました。

東京のFリーグ下部組織対決となった決勝戦は、緊迫した展開になります。大舞台の緊張が見えたフウガドールすみだファルコンズ(関東1/東京)に対し、ペスカドーラ町田U-18(関東3/東京)が優勢に試合を進めましたが、すみだGK入江悠斗選手の奮闘もあって得点を挙げることができません。

試合は第1ピリオドをスコアレスで折り返し、第2ピリオドでも互いにチャンスをつくりながらも、ゴールが決まらない時間が続きます。迎えた34分、すみだはピヴォの石井想一郎選手が相手のフィクソの選手からボールを奪うと、「アップのときから、こういう1対1の場面が来たら股下を狙えば一番入りそうだなと思って見ていた」というイメージ通りのコースにボールを通して、先制ゴールを挙げました。

過去2度の決勝で一度も負けていない町田は、ここからさらに攻撃の手を強めます。それでも、すみだは最後まで体を張った守備を見せて町田の攻撃をしのぎ切りました。追加点を挙げるチャンスこそ生かせなかったものの、最後まで集中を切らさなかったすみだが、2度目の決勝で悲願の初優勝を遂げ、U-15年代に続き、U-18年代でも日本一に輝きました。

監督・選手コメント

FP #14 松木晴陽 選手(香川県立高松北高校)
最初に運良く3点決めることができたのですが、途中から攻め込まれてしまいました。守備の部分など、自分たちのやりたいことがうまくできない時間帯も長くありましたが、最後に守り切れて良かったと思います。高校総体には出場することができたのですが、1回戦で敗退しました。今回のフットサルの経験も生かして、全国高校サッカー選手権大会に絶対に出場して、次はサッカーの全国の舞台で1勝できるように頑張っていきたいと思います。

FP #9 祖父江隆ノ介 選手(ペスカドーラ町田U-18)
とにかく悔しいです。ゲーム中に決め切ることができないと、いくら攻めていても試合には勝てません。プレスが前ではまり始めてからは、こちらのペースのようになっていました。押し込んでいる状態で決め切らないと、あのように自分たちのミスから失点してしまいます。チームとしてそういう失点が多いのは、このチームの課題だと思います。昨年、決勝戦を戦えなかったので、今年勝って本当に優勝できるチームだと証明できれば良かったのですが、負けてしまったのが本当に悔やまれます。

小倉勇 監督(フウガドールすみだファルコンズ)
僕自身、日本一になるためにこのクラブに来ていました。これまでの育成の指導者がつないでくれたバトンを結果につなげることができて良かったです。最後に失点をしてもおかしくない1対3の場面でも、ゴール前で体を張って守り切るとか、「すみだはこういうチーム」という根底にあるものを表現してくれたことが、優勝につながったと思っています。今季はFリーグ出場選手を輩出する、選手権を優勝する、リーグチャンピオンシップを優勝するという3つの目標を立てました。そのうち2つを達成したので、もう一つもしっかり達成したいと思います。

FP #4 石井想一郎 選手(フウガドールすみだファルコンズ)
優勝できて、すごくうれしいです。3年生に引っ張ってきてもらいましたが、最後に2年生の僕が活躍して優勝できたことがうれしいです。自分のやるべきことをやって勝つことが目標なので、チームがうまくいっていないときでもうまくいくように好転させることが必要だと思ったので、前線で一生懸命頑張りました。今大会では自分が前で張ったときに1対1でどのように相手をかわすかなど課題も見つかりました。今大会は2ゴールしか取れなかったので、来年は10点取れる選手になって帰ってきます。

映像配信

「JFA 第10回全日本U-18フットサル選手権大会」では、JFAメジャーパートナーであるKDDI株式会社の協力によりハイライト、フルマッチディレイ配信をJFA公式アプリ「JFA Passport(無料)」、そして決勝のみをYouTube JFA公式チャンネル「JFATV(無料)」にてライブ配信いたします。(ライブ配信のみとなりアーカイブ映像は、JFA Passportでご視聴いただけます。)
詳細はこちら

大会期間:2023年8月3日(木)~8月6日(日)
会場:静岡県/浜松アリーナ
大会情報はこちら

JFA OFFICIAL
TOP PARTNER
キリンホールディングス株式会社
JFA OFFICIAL
SUPPLIER
アディダス ジャパン株式会社
JFA COMPETITION PARTNER
  • 株式会社モルテン
  • ニチバン株式会社
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー