JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > グラスルーツ > 障がい者サッカー > 最新ニュース一覧 > 「もうひとつの高校選手権」は愛知県立豊田高等特別支援学校が第1回大会以来2度目の優勝

ニュース

「もうひとつの高校選手権」は愛知県立豊田高等特別支援学校が第1回大会以来2度目の優勝

2020年02月25日

「もうひとつの高校選手権」は愛知県立豊田高等特別支援学校が第1回大会以来2度目の優勝

特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)は、2月15日(土)〜16日(日)にかけて、静岡県藤枝市で「第5回全国知的障害特別支援学校高等部サッカー選手権(もうひとつの高校選手権2019)」を開催しました。

この大会は、知的障がいがあり特別支援学校高等部に通う少年・少女を対象とした高校サッカー部の全国大会です。全国の都道府県予選や地域予選を勝ち上がった12チームが集い、日本一を目指して戦います。

決勝戦は、三連覇がかかった東京都立志村学園と、第1回大会優勝校の愛知県立豊田高等特別支援学校の対戦で、互いに攻め合う展開となりました。志村学園は再三のチャンスを決めきれず、逆に豊田高等特別支援学校は2年生エース・犬塚陸選手のハットトリックを含む5得点をあげました。結果は、5-0で豊田高等特別支援学校が優勝を決めました。

最終順位

優勝 愛知県立豊田高等特別支援学校
準優勝 東京都立志村学園
第3位 鹿児島県立鹿児島高等特別支援学校

試合結果

ラウンド1
大阪府立たまがわ高等支援学校●0–2◯三重県立稲葉特別支援学校
沖縄県立沖縄高等特別支援学校◯1–0●岐阜県立岐阜本巣特別支援学校
愛知県立豊田高等特別支援学校◯2–0●大阪府立なにわ高等支援学校
茨城県立水戸高等特別支援学校●0–2◯静岡県立静岡北特別支援学校南の丘分校

ラウンド2
三重県立稲葉特別支援学校●0–3◯東京都立志村学園
北海道新篠津高等養護学校●2–2【PK2–3】◯沖縄県立沖縄高等特別支援学校
愛知県立豊田高等特別支援学校◯2–0●東京都立永福学園
鹿児島県立鹿児島高等特別支援学校◯2–0●静岡県立静岡北特別支援学校南の丘分校

準決勝
東京都立志村学園◯1–0●沖縄県立沖縄高等特別支援学校
愛知県立豊田高等特別支援学校◯6–0●鹿児島県立鹿児島高等特別支援学校

3位決定戦
沖縄県立沖縄高等特別支援学校●0–3◯鹿児島県立鹿児島高等特別支援学校

決勝戦
東京都立志村学園●0–5◯愛知県立豊田高等特別支援学校

優勝校監督コメント

林正記 監督(愛知県立豊田高等特別支援学校)
第1回大会で優勝したあとは悔しい思いをしてきて、なかなか今日まで勝ち切れなかったので、選手たちがこの日のためにがんばってきて、その思いが届いてすごくよかったと思います。
サッカー部には「挨拶」「全力」「オフザピッチ」「チャレンジ」「仲間」という五箇条がありますが、毎回練習前にそれを唱えて、サッカーだけでなく、学校生活でもしっかりとやろうと伝えています。粘り強く、全力で、さぼらずに「相手よりも多く走ろう」だったり、「相手より声をかけ合おう」と。そういったところからチャンスが生まれるので、最後の最後まで集中を切らさずにやれば結果はついてくるという思いが、得点にも結びついたのかなと思います。

優勝校選手コメント

犬塚陸 選手(愛知県立豊田高等特別支援学校)
前回は3位という結果で、悔しい思いをしてきましたが、今年は優勝できたので嬉しかったです。今大会では1本1本正確に決めていけたので、よかったです。来年も1本1本正確に決めて、優勝できるように頑張ります。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー