JFAユニクロサッカーキッズは、6歳以下の未就学児を対象とした、だれでも参加できる楽しいサッカーフェスティバルです。今年度は全国の主要ドームおよびサッカースタジアムの14会場と海外1会場で実施しています。

1月24日(日)の京セラドーム大阪での開催には、約1,900人の子どもたちが参加しました。スペシャルゲストの元サッカー日本代表・吉原宏太さん、チャレンジ1年生のコラショ、ガンバ大阪のガンバボーイ、セレッソ大阪のロビーとマダムロビーナのマスコットたちも、ピッチでプレーする子どもたちに声援を送ったり、一緒に写真撮影をしたりとイベントを盛り上げました。

また、初めての試みとして、聴覚障がいを持った子どもを中心としたチームにもご参加いただきました。特別協賛社の株式会社ユニクロの社員でデフサッカー日本代表選手である塩田知弘さんの呼びかけで集まった18名の子どもたちは、他のチーム同様に8人制のミニゲームを3試合行った後、キッズアトラクションへ移動し、ボールを使ったドリブルやキックなどのコーナーを体験しました。

参加者コメント

参加した井上耀斗くんのお母さん 美恵さん
子どもが頑張って一生懸命やっている姿を見ることができてよかったです。このイベントはユニクロのホームページを見て知りました。（耀斗くんは）普段は地元のクラブチームに所属しています。誰とでも仲良くなれるタイプの子なので、初めて会ったお友達とも楽しそうにやっていました。アトラクションコーナーもすごく楽しそうにしていました。

参加した小林真輝くんのお父さん 偉真さん
すごく楽しかったです。スタッフにとても親切にしていただいたなと感じました。今日のイベントはサカイクのホームページで知りました。（真輝くんは）普段は家でボールを蹴ったりしていますが、チームにはまだ所属していません。一つ感じたのは、チームの人数が8人なのが少し多いということです。もう少し少ないほうが、子どもたちがボールに触れることができていいのにと思いました。

聴覚障がい児を中心としたチーム「ちゃさるの会」の引率者　高橋縁さん
なかなかできない体験ができ、子どもたちはいつも以上に張り切っていました。その中で、周りを見て刺激を受け、頑張ろう！という気持ちから、成長を感じられる子どももいました。小さい子どもは怖がって試合には参加できませんでしたが、来年もやる予定でしたらまた参加したいと言っていました。

株式会社ユニクロ社員・デフサッカー日本代表　塩田知弘さん
今回初めて聴覚障がい者の子どもたちが参加したということで、未来に向けて大きな一歩を踏み出したと感じました。参加者が障がいの有無にかかわらず一緒にサッカーを楽しんでいる姿を見て、サッカーというスポーツはやはり誰でも友達になれる大きな魅力を持ったスポーツだと思いました。日本サッカー協会をはじめ、大阪府サッカー協会の皆さんの支えがなければ実現出来なかったことなので、感謝の気持ちを忘れず次のステップにつなげていきたいと感じました。本日はありがとうございました。

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