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みんなPlay! 一般社団法人行徳スワローアカデミアクラブが「2018TateyamaSpFes」を開催

2018年04月10日

みんなPlay! 一般社団法人行徳スワローアカデミアクラブが「2018TateyamaSpFes」を開催

JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「補欠ゼロ(みんなPlay!)」賛同パートナーである一般社団法人行徳スワローアカデミアクラブ(千葉県市川市)が3月23日(金)、千葉県館山市の館山市井出野尾グランドにて「2018TateyamaSpFes」を開催しました。

U-12年代において、状態の良い天然芝のグランドを4面使い、25分1本のゲームを二日間、終日繰り返すことにより参加チーム(沖縄県・神奈川県・東京都・栃木県・千葉県)の全ての選手がゲームをこなす(補欠を置かない)環境を作りました。また、子供たちは宿泊を通して交流をし、指導者は懇親会の席でお互いの抱えている「ゲームに対する選手の起用方法・子供に対する声の掛け方」などの情報を交換しあい、互いのクラブに持ち帰り議論し、次年度へつなげる活動を行いました。

担当者コメント

田所弘之さん(一般社団法人行徳スワローアカデミアクラブ 代表理事)
ここ数年、3月の末にU-12年代を連れ千葉県館山に遠征を行っていました、館山の地は温暖な気候に恵まれ、この時期でも状態の良い天然芝のグランドでサッカーが楽しめます。この環境(天然芝)をもっと有効に使うことができないか?と考え、懇意にしているSMC(JFAスポーツマネジャーズカレッジ)の仲間に声を掛け、今回のフェスティバルを開催しました。天然芝であるが故のメリット、「フラットな状態で多くのゲームをこなせる!」「怪我の危険は少ない!」「何しろ気持ちがいい!」「この環境であれば普段ゲームに出れない選手も力を発揮してくれるはず!」「また、特に館山は魚が美味い!」そんな気持ちでの開催でした。二日間、選手たちが満足してくれたとは感じていますが、次年度に向けもっと濃いフェスティバルにしていきます!

参加者コメント

中本洋一(かながわクラブ 代表理事)
館山FESに参加させていただいて、子供たちは大満足でした。特にチーム数が多く、いろいろなタイプの違うチームと対戦できたこと、グラウンドなどの環境が素晴らしく、多くの試合ができたことなど、都会のチームではなかなか味わえない体験ができました。一番の収穫は、試合を重ねるごとに、コーチ達の指示ではなく、子供たち自身で、次の試合をどう戦うかを考えてくれたことです。特に勝敗は関係ない催しだったのですが、子供たちの中で、どうやってゴールするか、どうやって勝つかなどサッカーに対する向上心が自然と芽生えてきた気がします。指導者側としても、いろいろなチームの指導者の人たちと意見交換ができ、子供たちに対するいろいろなアプローチの仕方を学ばさせていただきました。ぜひ、こういう催しを続けていただきたいと思います。参加させていただいてありがとうございました。

栗原崇(FC朱雀 GM)
私のクラブは、小学校高学年になると、各種大会やリーグ戦で好成績を残すことが大きな任務になり、長期間に渡って補欠になるこどもが出てきます。そんななか、館山フェスの試みは育成そのものでした、時間は25分1本、とにかく徹底して「サッカー」をやる、というもので、子どもたちは本当に伸び伸びと楽しんでいました。今までは補欠でベンチの座るだけの子どもが活躍してゴールを決めたりあまりに無邪気に楽しむので、いかに普段から大人が子どもの気持ちに立ち入っているのかが、よくわかりました。成績や順位争いがない場所でこそ何を求めてるのかが良くわかります。もう一度、育成とは何かを考え直す、いい経験になりました。

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