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SAMURAI BLUE、本田選手、香川選手らが合流して練習

2017年08月29日

SAMURAI BLUE、本田選手、香川選手らが合流して練習

2018年FIFAワールドカップアジア最終予選へ向けて調整中のSAMURAI BLUE(日本代表)は8月28日(月)、新たにFW本田圭佑選手(CFパチューカ)、MF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)らが合流して埼玉県内で練習を行ないました。

日本は8月31日(木)に埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表と、9月5日(火)にジッダでサウジアラビアと対戦します。この2チームに対して勝点1差でリードしている日本は、いずれかに勝てば6大会連続6度目のワールドカップ出場が決まります。

合宿2日目のこの日合流したのは、FW岡崎慎司選手(レスター・シティー)ら海外でプレーする11人と、昨日Jリーグの試合があったDF槙野智章選手(浦和レッズ)で、招集された27人のうち23人が集合。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も練習冒頭のミーティングで、重要な試合へ向けた取り組みについて、選手たちに身振り手振りを交えて熱く話しかけていました。

駆けつけた約600人のファンがスタンドから声援を送る中、チームは昨日から始めた先着組と、この日合流したメンバーの二手に分かれて練習しました。

先着組はドリブルやリフティングなどボールを使ったフィジカルトレーニングを実施し、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がFW大迫勇也選手(1.FCケルン)に足の使い方を示す場面もありました。

その後の5対5の対人練習では、川島永嗣選手(FCメス)以外のGK 2人もフィールド選手として加わり、狭いエリアにミニゴール4つを置いて、素早い攻守の切り替えやパスの精度などを意識しながら汗を流しました。

一方、この日到着したメンバーは、ランニングを長めに行ない、ストレッチや体幹トレーニングに時間を割きました。

週末の試合で足に違和感を覚えて途中交代していたDF長友佑都選手(インテル・ミラノ)は、さいたま市内の病院で検査を受けて、特に問題がないことが判明。チームメイトと一緒にランニングをこなし、入念にストレッチを行なっていました。

また、怪我から復帰したMF長谷部誠選手(アイントラハト・フランクフルト)は、初日に引き続いての別調整で、ランニングや体幹トレーニング中心のメニューに取り組みました。

前回のワールドカップ予選ではオーストラリア戦のPKで日本の突破を決めた本田選手は、「4年前とは状況が違う。でも本質は変わらない。大事な試合でこそ、僕だけでなくチームが強気でいけるかどうかが求められている」と語っています。また、槙野選手も、「緊張感はあるが、プレッシャーを楽しみたい」と話していました。

FW武藤嘉紀選手(1.FSVマインツ05)は、昨年10月に招集されながら負傷辞退して以来の復帰となり、「帰って来られた。この大舞台に招集されたことをとても嬉しく思う」と話し、「(大一番に)間に合っても試合に出なければ。チャンスをモノにしたい」と出場への意欲を示しました。

なお、FW乾貴士選手(SDエイバル)、FW久保裕也選手(KAAヘント)、MF柴崎岳選手(ヘタフェCF)、DF酒井宏樹選手(オリンピク・マルセイユ)は29日合流の予定です。

選手コメント

GK 川島永嗣 選手(FCメス)
この試合がどういう意味を持っているか、一人一人が理解していると思いますし、日本全体が自分たちに期待してくれていると思うので、ある意味ではプレッシャーですが、期待を自分たちはパワーに変えて、ピッチの上でプレーしたいです。相手の特長をチーム全体としてしっかり止めて行けるか。体格的にも相手が強いのは間違いないので、どれだけ体を付けられるか、球際のところで絶対的にやらせないという部分を持って臨めるかだと思います。日本の意地をこの2試合でしっかり見せたいと思っています。

FW 原口元気 選手(ヘルタ・ベルリン)
オーストラリアは3バックになって印象がだいぶ違いますし、前に試合をした時よりもよりアグレッシブになっていて、チームとして力が上がっていると感じます。日本も予選ではチームとして良い試合の入りと、この間のイラクは最後でやられましたが、集中した戦い方ができているという手応えがあります。自分のやるべきことにどれだけ集中できるかで、それが結果的にチームのためになると思っています。大きな試合になるほど、「俺が、俺が」というよりも、「チームのために」という選手が多い方が勝つのではと感じていますし、チームのためにみんなで助け合えるところは、日本の強さだと思います。

FW 本田圭佑 選手(CFパチューカ)
練習である程度のものを見せないとピッチに立てないと思っていますし、当然ながら立つつもりで準備したいです。緊張感はありますし、過去1、2年の日本の出来、オーストラリアの出来、まわりの評価もあります。4年前とは状況は違いますが、本質は変わりません。非常に大事な試合でこそ、僕だけでなく、チームが強気でいけるかどうかが求められています。慎重さより強気です。オーストラリアがいい相手であることは間違いありません。それは過去2年くらいの結果が示しています。でも当然ながら、完璧なチームはいません。そこを突く準備、イメージは頭のなかにあります。

FW 武藤嘉紀 選手(1.FSVマインツ05)
本当に楽しみですし、今回は自分のコンディションも整っていますし、準備もできています。チャンスさえもらえればやれる自信はあります。与えられたポジションで活躍して、チームが勝つために勝利に貢献したいと思っています。(前回の最終予選は)本田選手がPKをど真ん中に決めたのをテレビで観ていました。そういう舞台に自分がいること、それをもしかしたら自分ができるかもしれないという高揚感というのはありますが、それを活かすも殺すも自分次第です。まずは集中して試合に臨みたいと思っています。 

JFA-TV

8月28日(月)トレーニング

  • 川島永嗣 選手 (FCメス) インタビュー

  • 原口元気 選手 (ヘルタ・ベルリン) インタビュー

  • 本田圭佑 選手 (CFパチューカ) インタビュー

スケジュール

8月27日(日) 18:00 トレーニング(埼玉スタジアムサブグラウンド)【一般公開】
8月28日(月) 18:00 トレーニング(埼玉スタジアムサブグラウンド)【一般公開】
8月29日(火) PM トレーニング【一般非公開】
8月30日(水) PM 公式会見・公式練習【一般非公開】
8月31日(木) 19:35 アジア最終予選(Road to Russia)
vs オーストラリア代表(埼玉スタジアム2002)
9月1日(金) 11:00 トレーニング(さいたま市駒場スタジアム)【一般公開】
9月2日(土) PM トレーニング ※1
9月3日(日) PM トレーニング【一般非公開】
9月4日(月) 未定 公式会見・公式練習【一般非公開】
9月5日(火) 20:30 アジア最終予選(Road to Russia)
vs サウジアラビア代表(King Abdullah Sports City)

※1 9/2に行なうトレーニングの一般公開については未定です。決定次第ご案内いたします。
※2 スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

アジア最終予選(Road to Russia)

2017年8月31日(木) 19:35キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE(日本代表) vs オーストラリア代表
@埼玉/埼玉スタジアム2002
テレビ朝日系列/NHK-BS1にて18時30分より全国生中継!

大会情報はこちら

2017年9月5日(火) 20:30キックオフ(予定)
[日本時間26:30キックオフ(予定)]
サウジアラビア代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
@サウジアラビア/キング・アブドゥラー・スポーツ・シティー
テレビ朝日系列/NHK-BS1にて全国生中継!

大会情報はこちら

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