2回戦からシードのHonda FCなどが登場 第100回天皇杯
2020年09月22日
天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会は9月23日(水)と30日(水)に全国各地で2回戦16試合を行います。
新型コロナウイルスの影響により例年と違う形式になった今大会は、9月16日(水)に各都道府県代表が1回戦16試合を戦いました。今回の2回戦で残る都道府県代表15チームとシード1チームが“初戦”を迎えます。
昨年ベスト8に進出したHonda FC(アマチュアシード)が登場し、常葉大学(静岡)と対戦します。同じ浜松市、さらには同市内の都田町を本拠とする両チームによる「都田ダービー」となります。2002年のFIFAワールドカップでも使用されたエコパスタジアムで、互いのプライドを懸けて激突します。
東京武蔵野シティFC(東京)の1回戦は、劇的な逆転劇となりました。栃木シティFC(栃木)に78分までに3点リードを許す苦しい展開ながら、88分からの数分間で3ゴールを挙げて追いつくと、延長戦、さらにはPK戦の末に勝利。その東京武蔵野シティと対戦するのは、1回戦でtonan前橋(群馬)に50分から2度リードを奪われながら追いついた末、87分に逆転するというし烈なゲームを制した、やはり勝負強いVONDS市原FC(千葉)。最後の最後まで諦めない激闘を繰り広げてくれそうです。
いわきFC(福島)とラインメール青森(青森)は、「中2日での再戦」となります。20日(日)にJFL第21節を戦い、1-1で引き分けたばかり。選手の入れ替えや、新たな対策など、読み合いがさらに深くなるであろう一戦。ピッチ上の選手たち、そしてベンチで采配を振るう指揮官の駆け引きに注目です。共に今月、Jリーグに入会可能となるJ3ライセンスを交付されました。この先を見据えても、お互いに負けられないゲームとなります。
福山シティFC(広島)とFCバレイン下関(山口)は、記念すべき第100回大会で共に初出場となりました。2回戦からの登場で、互いに天皇杯初勝利を争います。大学勢は9チームが残っていますが、筑波大学(茨城)対桐蔭横浜大学(神奈川)、福岡大学(福岡)対鹿屋体育大学(鹿児島)と、多くのプロ選手を輩出してきた名門同士の対決が2カード。勝ち上がりを懸けて、全力でぶつかり合います。
引き続き熱戦が繰り広げられる2回戦に、どうぞご注目ください。
【1回戦】9月16日(水)
【2回戦】9月23日(水)、30日(水)
【3回戦】10月28日(水)、11月11日(水)
【4回戦】12月12日(土)、13日(日)
【5回戦】12月20日(日)
【準々決勝】12月23日(水)
【準決勝】12月27日(日)
【決勝】2021年1月1日(金・祝)