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浦和は上海戦勝利で首位、G大阪はアウェイで黒星 ~ACLグループステージ第4節1日目~

2017年04月12日

浦和は上海戦勝利で首位、G大阪はアウェイで黒星 ~ACLグループステージ第4節1日目~

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017は4月11日(火)にグループステージ第4節1日目の対戦を行ない、浦和レッズはホームで中国の上海上港に1-0で勝利して3勝目を挙げてグループ首位に立ちました。しかし、中国に乗り込んだガンバ大阪は江蘇蘇寧に0-3で敗れて、3敗目を喫しました。

浦和は勝点9で並んだ上海を得失点差で上回り、グループFの首位に立ちました。もう一方の試合では、FCソウルが敵地でウェスタン・シドニー・ワンダラーズに3-2で競り勝って初白星を挙げ、勝点3でウェスタン・シドニーと並びました。この結果、浦和は次節26日(水)のウェスタン・シドニー戦で引分け以上であれば、1試合を残してグループステージ突破が決まります。

前節上海での対戦を2-3で落とした浦和は、勝利への強い思いで臨んだホームでの再戦で、FWラファエル・シルバ選手のゴールとGK西川周作選手の好セーブで、貴重な勝点3を手にしました。

冬を思わせる冷たい風と雨が舞う中、浦和は試合開始早々にラファエル選手が前線に飛び出して合わせた一撃で右ポストを直撃。30分には槙野智章選手がロングレンジから相手ゴールを脅かします。

上海は守備を抑えながら、右サイドからFWウー・レイ選手や右サイドバックのDFフー・フアン選手を中心に仕掛けを試み、34分には右クロスにFWリュ・ウェンジュン選手がヘディングで合わせて左ポストを叩く場面を作ります。

浦和に待望の得点が生れたのはハーフタイム直前の44分。MF青木拓矢選手からFWズラタン選手、さらにラファエル選手へとつなぐと、ラファエル選手が相手DF 3人が寄せる中、右足を振り抜いてゴールネットを揺らしました。

後半反撃に出た上海は、ウー選手やFWオスカル選手がドリブルで持ち込んで浦和ゴールに迫り、65分にはオスカル選手をペナルティエリアでMF柏木陽介選手が倒したとしてPKを獲得。しかし、オスカル選手のPKはGK西川選手が右手で止めてゴールを死守。西川は、その5分後のリュ選手のミドルシュートにも鋭い反応を見せました。

ところが75分、上海はリュ選手のクロスボールがペナルティエリア内で槙野選手の手に当たって2本目のPKを獲得します。しかし、オスカル選手の2度目のPKはバーの上へ流れました。

その後も攻め手を緩めない上海に対して、西川選手は好セーブを見せ、浦和は粘り強く戦います。後半アディショナルタイムにはDF森脇良太選手がミドルシュートで相手ゴールを脅かす場面も作り、浦和は1-0のままリードを守り通しました。上海は今大会初黒星になりました。

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G大阪、3敗目もグループH混戦に

前節ホームで江蘇に0-1で敗れたG大阪は、勝点3を目指したアウェイでの再戦でしたが、立ち上がり3分、FWアレックス・テイシェイラ選手にボールを奪われて持ち込まれ、そのまま先制点を許すと、4分後にはペナルティエリアでのこぼれ球に鋭く反応したMFラミレス選手に追加点を奪われて、G大阪は早々に2点を追う展開になります。

さらに、前半終了間際の43分、江蘇はテイシェイラ選手のFKにDFホン・ジョンホ選手が頭で合わせて3-0にします。

G大阪は、後半、DF三浦弦太選手に代えてDF藤春廣輝選手を投入。69分にはMF初瀬亮選手に代えてFW堂安律選手、78分にはMF泉澤仁選手に代えてMF藤本淳吾選手を送り出し、反撃の糸口を探しますが、体調不良で欠場したMF倉田秋選手とFWアデミウソン選手を欠いて攻めあぐね、最後までゴールは奪えず、痛い3敗目を喫しました。

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江蘇は、4戦全勝で勝点を12としてグループH首位と16強入りが確定。済州ユナイテッド(韓国)に3-1で勝って初勝利を挙げたアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)が済州と勝点4で並び、勝点3のG大阪は4位へ順位を下げました。この結果、残り1枠を3チームで争う展開になりました。

グループステージ第4節2日目の12日(水)には、川崎フロンターレがホームで中国の広州恒大と、鹿島アントラーズがオーストラリアでブリスベン・ロアーと対戦します。

監督・選手コメント

ミハイロ・ペトロヴィッチ 監督(浦和レッズ)
両チームが五分に渡り合う、素晴らしい試合でした。後半、運動量が落ちたところで相手に押し込まれる展開になり、PKを2本与えましたが、GK西川選手が止めて、もう1本は相手が外しました。運があったとは思いますが、選手たちの頑張りがその運を引き寄せたと思います。グループステージ突破をほぼ確保できて、今後を戦う上で非常に重要な勝利になりました。上海はこれまで戦った中国チームの中でも最も良く組織されていて、規律を持って戦術を遂行する質の高いチームだと思います。勝ち上がって決勝での再戦を願っています。

GK 西川周作 選手(浦和レッズ)
PKを止めることができて良かったです。浦和では試合の流れの中でPKを止められていなかったので思うところもたくさんあって、絶対にサポーターを笑顔にしたいと強い気持ちがありましたし、前節のアウェイで不甲斐ないプレーをしたので、今日は取り返そうと思っていました。ミスから学んで今日のこの結果を得ることができました。これを継続していくことが大事だと思いますし、これからもしっかり戦いたいです。

FW ラファエル・シルバ 選手(浦和レッズ)
90分間、非常にタフな試合で、どちらが得点してもおかしくなかったと思いますが、チームはよく戦って、勝ちに値するプレーをしたと思います。ゴールはズラタン選手の良い判断のおかげです。相手DFが3人いましたが、ズラタン選手が僕に気づいてくれて、いいパスをくれました。こちらの動きにDFが食いついてくれて、押し込むことができました。

アンドレ・ビラスボアス 監督(上海上港)
グループステージ突破の機会を逃しました。我々は後半素晴らしいパフォーマンスをしましたが、ゴール前が効率的でなかった。PKを2本も外して、運がありませんでした。次のソウル戦で勝点を獲って突破を決めたいです。PKはオスカル選手の担当でしたし、2本目も自信があると言っていたので任せました。決められませんでしたが、こういうことはあります。その後のプレーは良かったですし、彼を信頼しています。

大会期間:2017年1月24日(火)~2017年11月25日(土)

グループE
2017年4月12日(水) 19:00キックオフ(予定)<現地時間>
Brisbane Stadium
ブリスベン・ロアー(オーストラリア) vs 鹿島アントラーズ(日本)

グループG
2017年4月12日(水) 19:00キックオフ(予定)<現地時間>
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ(日本) vs 広州恒大(中国)

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