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G大阪、16強進出をかけて混戦脱出へ ~ACLグループステージ第5節へ~

2017年04月24日

G大阪、16強進出をかけて混戦脱出へ ~ACLグループステージ第5節へ~

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017グループステージも2節を残すのみとなり、ノックアウトステージ進出への山場を迎えています。4月25日(火)、26日(水)の第5節、ガンバ大阪と浦和レッズはそれぞれアデレード・ユナイテッドとウェスタン・シドニー・ワンダラーズのオーストラリア勢をホームに迎え、川崎フロンターレと鹿島アントラーズはどちらも韓国で水原三星ブルーウィングスと蔚山現代モータースと対戦します。

G大阪、ホームでアデレードと

グループHは江蘇蘇寧が4戦全勝で前節勝ち抜けて、現在最下位のG大阪を含めた3チームが勝点1差以内に集中する大混戦で、G大阪は今回勝てば16強進出の望みがつながります。

対戦相手のアデレードは昨シーズンの国内リーグ王者ですが、今季は思うような成績が出せず、4月16日(日)終了のレギュラーシーズンでは5勝8分14敗で10チーム中9位。上位6チームが出場するグランドファイナルへの進出を逃しました。

ACLでもホームでの初戦でG大阪に3-0の勝利を許するなど、2連敗スタート。その後、済州ユナイテッドとの2連戦を1勝1分として、現在は勝点4でグループ2位です。G大阪に勝って、なおかつ済州が江蘇蘇寧に敗れれば、オーストラリアチームとして最多の4度目の16強進出が決まります。

今回は両センターバックのDFディラン・マクガーワン選手とDFテイラー・リーガン選手、MFライリー・マクグリー選手の3人を累積警告による出場停止で欠き、チーム編成の変更を余儀なくされますが、ACLで2得点ずつ挙げている元韓国代表MFキム・ジェソン選手とFWイーライ・ババリ選手を擁しています。

4強入りした2015年以来のグループステージ突破へ勝たなければならないG大阪ですが、16日(日)のJリーグでは大宮に6-0と快勝して2位に浮上。この試合で2得点のFW堂安律選手や2戦連続得点のMF倉田秋選手、リーグ通算2万1ゴール目をマークしたMF井手口陽介選手らが好調で、活躍に期待がかかります。

浦和、引分け以上で突破へ

日本から出場4チームの中で最も16強入りに近い位置にいるのが浦和です。前節、上海上港(中国)に勝って3勝1敗の勝点9でグループF首位へ浮上。今回、26日(水)のウェスタン・シドニー戦で引き分け以上であれば突破が決まります。

前回2月21日(火)の対戦では、FW興梠慎三選手、FW李忠成選手、DF槙野智章選手、FWラファエル・シルバ選手の後半の得点ラッシュで4-0の勝利を収めました。現在首位のJリーグでも興梠選手はリーグトップの7得点、ラファエル選手が6得点で続いています。負傷から復帰したMF関根貴大選手も動きがよく、チーム総得点はリーグ最多の24です。

一方、ウェスタン・シドニーは国内リーグで6位に入り、上位6チームによるファイナルシリーズへ進出しましたが、21日(火)の初戦でブリスベン・ロアーに延長1-1の末にPK5-6で敗れて、今季国内戦を終了しました。

チームの得点源は国内リーグ20戦14得点でリーグ得点ランク4位のFWブレンドン・サンタラブ選手。プロ1年目の19歳FWラクラン・スコット選手とMFテリー・アントニス選手はFCソウル戦2連戦で1得点ずつをマーク。中盤には元川崎F、セレッソ大阪、サガン鳥栖でもプレーしたMF楠神順平選手を擁しています。

ACLではウェスタン・シドニーは1勝3敗の勝点3で、16強進出の可能性はあまり現実的ではありませんが、サンフレッチェ広島でのプレー経験もある、元オーストラリア代表DFのトニー・ポポヴィッチ監督の下、2014年大会優勝チームとしての意地を見せるべく、乗り込んで来ると予想されます。

必勝の川崎Fはアウェイで水原と

勝利で16強進出へ望みをつなげたい川崎は、25日(火)にアウェイでグループG首位の水原三星に挑みます。

今大会初戦での両者の対戦では、川崎が前半早々にFW小林悠選手のゴールで先制したものの、前半半ばにオウンゴールで同点に追いつかれ、あと1点を奪えずに引き分けに終わりました。川崎はその後の3試合もすべて引き分けで、現在勝点4でグループ3位。2勝2分で首位の水原とは勝点4差、1勝3分で2位の広州恒大(中国)とは勝点2差です。

現在7位に付けているJリーグでも21日(金)の清水戦(2-2)まで3試合連続引き分けで、ここ2試合は終盤に追いつかれて勝ち星を取り逃がす展開が続いています。

一方、昨年の韓国FAカップ優勝で8度目のACL出場の水原も、国内リーグでは直近の22日(土)の江原FC戦にオーストラリア人DFマシュー・ジャーマン選手の2得点で2-1の勝利を挙げるまで、3月5日(日)の開幕戦から5分1敗と厳しい状況が続いていました。今季リーグ戦初勝利を得て、川崎戦には勢いを得て臨んでくるでしょう。

ブラジル人FWジョナタン選手がACLここ3試合で4得点、国内リーグでも4戦2得点をマーク。サガン鳥栖でもプレーしたMFキム・ミヌ選手や、元韓国代表MFヨム・ギフン選手、ブラジル人MFサントス選手らを擁しており、要注意です。

鹿島、蔚山戦で初のアウェイ勝点を

前節ブリスベンでの黒星で2勝2敗の勝点6のまま、グループE首位を2勝2分のムアントン・ユナイテッド(タイ)に譲った鹿島ですが、26日(水)に韓国で3位の蔚山(勝点4)に勝ち、なおかつムアントンがホームでブリスベン・ロアー(勝点4)に引き分け以上であれば、1節を残して2011年以来の16強入りが決まります。しかし、敗れれば蔚山と順位が逆転します。

2012年大会に優勝した蔚山ですが、今大会はここまで1勝1分2敗。第2節のブリスベン戦以外では無得点と、苦戦が続いています。現在8位の国内リーグでも22日(土)の全南ドラゴンズ戦(●0-5)まで7戦すべてで失点を許しており、ピリッとしません。

2月のACL初戦での対戦は、鹿島がFW金崎夢生選手とFW鈴木優磨選手のゴールで蔚山に2-0の勝利を挙げましたが、今大会アウェイでは勝点を獲れていません。しかも、蔚山はクロアチア人MFミスラフ・オルシッチ選手とFWキム・インソン選手がACLで2得点、国内リーグで1得点の3得点ずつを挙げています。

鹿島は勝点獲得へ、週末のJリーグ磐田戦の負けから気持ちを切り替えて臨むことが重要です。

大会期間:2017年1月24日(火)~2017年11月25日(土)

グループE
2017年4月26日(水) 19:30キックオフ(予定)<現地時間>
蔚山文殊サッカー競技場
蔚山現代(韓国) vs 鹿島アントラーズ(日本)

グループF
2017年4月26日(水) 19:30キックオフ(予定)<現地時間>
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ(日本) vs ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)

グループG
2017年4月25日(火) 19:00キックオフ(予定)<現地時間>
水原ワールドカップスタジアム
水原三星ブルーウィングス(韓国) vs 川崎フロンターレ(日本)

グループH
2017年4月25日(火) 19:00キックオフ(予定)<現地時間>
市立吹田サッカースタジアム
ガンバ大阪(日本) vs アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)

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