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ACL2017 ラウンド16第2戦 浦和は8強入りをかけて済州と対戦
2017年05月31日
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017で準々決勝進出が懸かる浦和レッズは5月31日(水)、ホームで済州ユナイテッド(韓国)と対戦します。
グループステージを首位通過した浦和でしたが、アウェイで行われたラウンド16第1戦を0-2で落とし、準々決勝に進むためには最低でも3得点が必要です。対する済州はガンバ大阪と同じグループを戦って初の16強入りを決め、国内リーグでは現在2位と勢いに乗っています。
試合前日にスタジアムで行われた公式会見で、両チームの監督と選手が試合に向けて意気込みを語りました。
監督・選手コメント
ミハイロ・ペトロヴィッチ 監督(浦和レッズ)
第1戦では負けないこととアウェイゴールを取ることを大きな目標として戦いましたが、残念ながら自分たちの思った結果にはなりませんでした。第1戦に2-0で敗戦し第2戦を迎えるということで、難しい状況ではあると思います。済州は非常に強いチームです。ただ、我々浦和レッズも十分にこの結果をひっくり返すだけのクオリティーがあると思っています。非常に難しい試合になると思いますが、今シーズンをスタートしてからの「ラウンド16を超える」という目標に向かって、選手、スタッフ、私たちが一丸となって、ともに全力で戦い、勝ち上がるために全力を尽くしたいと思います。
遠藤航 選手(浦和レッズ)
済州は統率されたチームで一体感があり、カウンターの精度も非常に高いチームだとアウェイで戦って感じましたし、実際にその形で2点取られてしまい悔しい思いをしました。ただ、僕らも浦和のサッカーである攻撃的な部分をアウェイの地で何度も見せてチャンスを作れたと思うので、次はホームのサポーターの声援を背に、しっかり浦和のサッカーを見せて、最低でも2点、さらに3点、4点を取っていけるようなサッカーをしたいと思います。ホームでは絶対的な強さを見せなければいけないと思うので、明日の試合では必ず勝って突破を決めるという自信をもってプレーしたいです。
チョ・スンファン 監督(済州ユナイテッド)
ここまで来るのに簡単だった試合はありませんでしたし、それぞれの選手が一つになってここまで克服してきました。カウンター攻撃は済州にとって得点のチャンスになると思います。しかしこれは互いに知っている戦術で、どれだけミスをしないか、どれだけ攻撃ができるかということにかかっています。明日も浦和から攻撃される状況も生まれるでしょうが、それをどのようにゴールにつなげていけるか、失点につなげないかということが重要だと思っています。浦和は得点力、攻撃力があるチームです。それに対応できるよう組織力をトレーニングしてきました。サッカーには技術、戦術以外にも気迫というものがあります。その点で明日は難しい試合になると思います。韓国からもサポーターが来るので、彼らの期待に応えられるように、雰囲気、気迫に負けないように準備していきたいと思います。また、見えないところで応援してくださっている皆さまを失望させないような結果を持って帰りたいです。
マルセロ・トスカーノ 選手(済州ユナイテッド)
ここまで来るのにたくさんのことを準備してきました。簡単ではなく大変な試合になると予想されますが、まだこれからなすべきことがたくさんあるので、良い試合にしたいと思っています。この試合は私の選手人生の中でとても大事なものだと思っています。チームの歴史上でも今は非常に重要な時期です。浦和がJリーグで良い成績を挙げているので難しい試合になると思いますが、集中して試合ができれば、良い結果につながると思います。
大会期間:2017年1月24日(火)~2017年11月25日(土)
ラウンド16 第2戦
2017年5月31日(水) 19:30キックオフ(予定)
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ(日本) vs 済州ユナイテッド(韓国)