JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > JFA 第27回全日本フットサル選手権大会 TOP > 最新ニュース一覧 > 日本一を懸けた戦いが開幕!前回覇者のしながわが白星発進 JFA 第27回全日本フットサル選手権大会

ニュース

日本一を懸けた戦いが開幕!前回覇者のしながわが白星発進 JFA 第27回全日本フットサル選手権大会

2022年03月13日

日本一を懸けた戦いが開幕!前回覇者のしながわが白星発進 JFA 第27回全日本フットサル選手権大会

JFA 第27回全日本フットサル選手権大会が3月12日(土)に開幕しました。大会初日は静岡県の浜松アリーナ、大阪府の岸和田市総合体育館、兵庫県のグリーンアリーナ神戸の3会場で、エスポラーダ北海道(F1/北海道)の辞退で中止となった対R, D/ディノ(九州2/福岡)の試合を除いた15試合が行われました。

浜松アリーナでは7試合が行われました。第1試合、Aピッチではペスカドーラ町田(F1/東京)とラックザドライブ(中国/広島)が対戦。3分にFP雲切啓太選手のゴールで先制した町田は、FP毛利元亮選手とFP本石猛裕選手というピヴォの2人を軸にした戦いを見せて、ゴールを量産します。最終的には8選手で9ゴールを奪い、どこからでも点が取れる力を見せて無失点勝利を収めています。

同時刻に行われたボアルース長野(F1/長野)と東北ヴォスクオーレ仙台ゼクサヴァイン(東北/宮城)の試合は、来季からFリーグ・ディビジョン2に復帰する仙台が試合を優位に進めます。11分にFP丸山将輝選手が反転シュートから先制点を挙げると、その後も長野を攻め立てますが、GK岡島工選手が驚異的な反応でシュートを止め、追加点を許しません。試合終盤には、長野がパワープレーを仕掛けますが、「F1・F2入れ替え戦でのプレーを研究していた」という清水誠監督が率いる仙台が、パワープレー返しから加点し、2-0で勝利しました。

第2試合では、バルドラール浦安(F1/千葉)が府中アスレティックFCサテライト(関東3/東京)に4-0で勝利しました。一方、Y.S.C.C.横浜(F1/神奈川)は、リンドバロッサ京都(関西1/京都)と第2ピリオドを終えて5-5となりましたが、延長戦で3得点を加え、8-5で勝利してベスト16に勝ち上がりました。

第3試合では、Fリーグ・ディビジョン1王者の名古屋オーシャンズ(F1/愛知)がトロブラボ富山(北信越/富山)に先制点を奪われる展開となります。しかし、その後はFPガブリエル・ペネジオ選手が5得点を挙げる活躍もあり、13-1で勝利して2回戦進出を決めました。

前回大会の決勝と同じカードとして注目を集めたフウガドールすみだ(F1/東京)としながわシティ(F2/東京)の試合は、どちらも譲らない好ゲームとなります。それでも29分、連覇を目指すしながわが、CKからFP野村啓介選手のゴールで先手を取ります。試合終盤にすみだもパワープレーを見せてしながわのゴールに迫りましたが、最後まで1点を奪えずに試合終了。前回大会に続き、しながわが勝利する結果になりました。

初日の最終試合では、デウソン神戸(F2/兵庫)とデフィー/グリーンフィールド(東海1/静岡)が対戦。前回大会で地域リーグのチームに敗れる悔しい思いをした神戸が6-1と快勝して2回戦進出を決めました。

大阪会場ではFリーグのチームが勝ち上がったのに対し、神戸の会場では、ヴィンセドール白山(F2/石川)がクレセールフットサルクラブ(九州1/福岡)に1-4で敗れ、ポルセイド浜田(F2/島根)もオーパ(関東2/千葉)に敗れる結果となりました。16チーム中4チームが地域リーグのチームとなっている今大会。準々決勝まで勝ち上がる地域リーグ勢が出てくるか注目です。

選手コメント

FP #8 丸山将輝 選手(東北ヴォスクオーレ仙台ゼクサヴァイン)
仙台は来シーズンのFリーグ・ディビジョン2参戦が決まり、昨日は(東日本大震災が起きた)3月11日でした。応援してくださる方々も、たくさん来てくれているなかで、Fリーグ・ディビジョン1の相手に勝つことができて良かったです。相手も前所属の長野だったので、「あ、この感じ懐かしいな」と思いながらプレーしていました。ゴールの時も「ここで取りにくるな」と思って反転できました。Fリーグに仙台が戻るのを待ってくれている人がたくさんいることは、応援席を見ても分かったと思うので、そういう人に今大会でも1試合でも多く笑顔を届けたいと思います。

GK #12 藤原潤 選手(バルドラール浦安)
立川・府中アスレティックサテライトも、若いチームで、予選を勝ち抜いて勢いがある状態でした。第1ピリオドに何度かあったピンチを無失点に抑えられたことが、結果につながったと思います。僕以外にも今年で引退する選手、退団する選手もいます。ほかのチームも同じかもしれませんが、1試合でも多くこのメンバーで戦いたいので、相手より1点でも多く点を取り、失点をしないことを目指していきたいと思います。明日の対戦相手は延長戦までいきましたが、ノックアウト方式では、苦しんで勝ち上がったチームは疲労も関係なく、勢いに乗る傾向にあるので、しっかり戦いたいと思います。

FP #77 ガブリエル・ペネジオ 選手(名古屋オーシャンズ)
昨年、初めて全日本選手権に出場させてもらいました。優勝はできませんでしたが、どのような大会かを理解できましたし、その経験は良い薬になっていると思います。この大会に向けて、全力でトレーニングをしてきました。先制された時はヒヤッとしましたが、しばらく試合から遠ざかって感覚が鈍っていたなかで、スイッチを入れ直すことができました。今日は5点取ることができましたが、利き足ではない、右足で浮かせて決めた4点目のゴールが気に入っています。

FP #14 白方秀和 選手(しながわシティ)
先週、F1・F2入れ替え戦が終わり、今、思い返しても言葉に詰まるのですが……みんな乗り越えて、今日の勝利につなげることができたと思います。最後の相手のパワープレーもすごく怖かったですが、しっかり耐えることができて、あらためてすごく良いチームだなと思えました。来週につなげられれば、負傷から復帰してくる選手もいるので、明日の試合も勝利して、東京で試合ができるように頑張りたいと思います。

大会期間:3月12日(土)~3月21日(月・祝)
会場:大阪/岸和田市総合体育館、兵庫/グリーンアリーナ神戸、静岡県/浜松アリーナ、東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場

大会情報はこちら

アーカイブ

過去の大会はこちら

JFA Youth & Development
Official Partner

  • トヨタ自動車株式会社
  • ニチバン株式会社
  • 株式会社モルテン

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)

twitter

JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー