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前回女王の浦和と最多優勝の東京NBが4回戦を突破! 皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会

2022年12月19日

前回女王の浦和と最多優勝の東京NBが4回戦を突破! 皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会

皇后杯 JFA 第44回全日本女子サッカー選手権大会は、12月18日(日)に4回戦の6試合を実施しました。晴れ間はありながら時折雪が降るカンセキスタジアムとちぎでは、WEリーグの4チームがベスト8を懸けて対戦しました。

ピックアップマッチ1

三菱重工浦和レッズレディース 3-1(前半2-1、後半1-0)AC長野パルセイロ・レディース

WEリーグで3位の三菱重工浦和レッズレディース(WE/埼玉)と同10位のAC長野パルセイロ・レディース(WE/長野)の対戦は、前回大会で皇后杯初優勝を果たした浦和が序盤から主導権を握って始まりました。

WEリーグで好調な浦和攻撃陣はこの日もスムーズな連係を見せ、5分に菅澤優衣香選手のパスを受けた猶本光選手が右足で強烈なシュートを突き刺して先制。18分には今シーズン初先発した栗島朱里選手のフィードから菅澤選手が追加点。一気に浦和が2-0とリードを広げます。

しかし、AC長野も前半アディショナルタイムに奥津礼菜選手が放ったミドルシュートがゴール左下に決まり、2-1で後半に入りました。

AC長野は後半、瀧澤莉央選手を前線に上げるなど配置を変えますが、センターバックの安藤梢選手と石川璃音選手を中心とした浦和の守備陣は安定しており、60分には菅澤選手が再び栗島選手のパスを起点に追加点。巧みなループシュートで3-1としました。AC長野は75分に岡本祐花選手がミドルシュートを放ちましたが、浦和のGK福田史織選手がセーブしてゴールならず。

前後半で攻め続けた浦和が3-1でAC長野に勝利し、大会連覇に向けて初戦を突破しました。

ピックアップマッチ2

マイナビ仙台レディース 1-4(前半0-4、後半1-0) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

WEリーグで2位のマイナビ仙台レディース(WE/宮城)と同4位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(WE/東京)のWE上位対決は、前半から多くの得点が生まれる展開となりました。

その1点目は開始約40秒、東京NBの右サイド宮川麻都選手が上げたクロスボールに、植木理子選手が得意のヘディングシュートでゴール。10分後には小林里歌子選手のパスから北村菜々美選手が追加点を決め、なでしこジャパン(日本女子代表)2選手の得点で東京NBがリードを広げます。勢いづく東京NBは小林選手、植木選手がさらに得点を積み上げ、4点差で後半に入りました。

前半で3バックだったマイ仙台は後半、佐藤楓選手がDFラインに入る4バックに変更すると、途中出場の船木里奈選手がフィニッシュに関わるなど反撃。65分には國武愛美選手が左サイドからクロスボールを上げ、矢形海優選手が頭で合わせて1-4としました。さらにマイ仙台は72分、左CKから宮澤ひなた選手がシュートしましたが枠を外れ、79分には矢形選手が右サイドからクロスを送りましたが東京NBの宮川選手がカットしました。

マイ仙台は後半に盛り返しましたが、1-4でリードを守った東京NBが準々決勝に進出。WEリーグで2位につけるマイ仙台は敗退が決まりました。

監督・選手コメント

FW #9 菅澤優衣香 選手(三菱重工浦和レッズレディース)
相手のDFラインが高くなることや、ばらつきが出ることはスカウティングで分かっていました。リハビリを我慢強く頑張ってきた(栗島)朱里が今日は先発で「朱里のアシストでゴールを」と話していたので、それが実現できてうれしいです。皇后杯は一発勝負の難しさがあるので、初戦で勝つことができてよかったです。前回大会の優勝は個人的に過去のことなので、今シーズンもチャレンジャーの気持ちで目の前の1試合を戦っていきたいです。

MF #15 奥津礼菜 選手(AC長野パルセイロ・レディース)
自分のストロングポイントであるロングシュートは狙っていて、そこからゴールを決めることができました。ただ、早い時間に2失点してプランも崩れてしまいました。後半立ち上がりに失点したのも痛かったです。若い選手が多い分、自分たちはもっと走らなきゃいけないし、チームで戦わなきゃいけないというのは全員の共通意識なので、来週のWEリーグもINAC神戸レオネッサ(WE/兵庫)が相手で強いですが、それを上回るチームプレーで戦いたいです。

松田岳夫 監督(マイナビ仙台レディース)
前半は耐えるというイメージでしたが、あまりにも早い失点でリズムを崩したことがすべてです。まだまだ打たれ弱く、苦しい状況だと自分を見失うところなど課題が多いです。相手との1対1で不利になることを怖がり、動き出しが遅くなる悪循環でした。後半は彼女たちの力で(状況を)変えることができましたが、それをスタートから出せず、プロとしてもっと強い覚悟を持たないと変わらないと僕も感じましたし、選手も試合後には感じたと思います。

FW #9 植木理子 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
皇后杯はノックアウト方式で「前半の最初のチャンスを決め切るかが鍵」と監督から言われていたので、それを立て続けに決めたのは本当によかったですし、こういう戦い方が東京NBだと思います。1点目はよく一緒に練習していた(宮川)麻都からのクロスで、大事な試合で決められたのは本当にうれしくて練習の成果かなと思います。2点目のループシュートは自分にしては落ち着いていたので、もっとあんなシーンを増やしてチームの力になれたらと思います。

開催期間:2022年11月26日(土)~2023年1月28日(土)
【1回戦】11月26日(土)、27日(日)
【2回戦】12月3日(土)、4日(日)
【3回戦】12月10日(土)、11日(日)
【4回戦】12月17日(土)、18日(日)
【準々決勝】2023年1月15日(日)
【準決勝】2023年1月22日(日)
【決勝】2023年1月28日(土)

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