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初出場のFCゼロ、5年ぶりの優勝を目指すバディーSCなどが準々決勝に進出! JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会

2024年12月28日

初出場のFCゼロ、5年ぶりの優勝を目指すバディーSCなどが準々決勝に進出! JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会

鹿児島県鹿児島市で開催されている「JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会」は12月27日(金)、ふれあいスポーツランドで1次ラウンドの第3節と決勝トーナメントのラウンド16の試合を行い、準々決勝に進出するチームが決まりました。

1次ラウンドのグループD第3節では、11年ぶりの出場となったFC琉球OKINAWA U-12(沖縄)が柏レイソルU-12(千葉)と対戦。琉球は「個人としてもチームとしてもどれだけ全国のレベルに通用するかをチャレンジしたい」(山城宏幸監督)と攻守に積極的なサッカーを展開し、柏の強力な攻撃陣を前半終了間際の1点に抑えます。しかし、琉球は攻撃時にチャンスを決め切れず、悔しさも残る0-1の惜敗で試合を終えました。

グループKのサガン鳥栖U-12(佐賀)は得点力の高い鹿島アントラーズつくばジュニア(茨城)との試合に臨み、これまでの試合よりも守備重視の姿勢で臨んで勝ち点1を積み上げました。グループ内の順位は2位でしたが、戦術変更が奏功し、ワイルドカードでのラウンド16進出を決めています。

同日午後にはラウンド16の8試合が一斉に開催されました。1次ラウンドの3試合で計21得点を決めていたヴィッセル神戸U-12(兵庫)は、3試合を無失点で勝ち上がったレノファ山口FC U-12(山口)との一戦に臨みました。

矛と盾がぶつかり合った試合は、山口のプレスを受けた神戸が攻めあぐね、全くスコアが動きません。後半を終えてもスコアレスのままで、ラウンド16では唯一、PK戦に勝敗が委ねられました。PK戦では1本目で両者が決める一方、2本目に神戸のGK竹中梓晴選手がファインセーブ。このプレーがチームに勇気を与え、神戸が準々決勝に進出しました。

1次ラウンドを3戦全勝で突破した初出場のFCゼロ(大阪)は、前回大会覇者のソレッソ熊本U-12(熊本)と対戦し、寺田幸志郎選手と坂元俊介選手の連続ゴールなどで3-1で勝利しました。2019年以来の優勝を目指すバディーSC(神奈川)は開催県のソレッソ鹿児島U-12(鹿児島)に3-0で勝ち、準々決勝に駒を進めています。

準々決勝以降は会場を鹿児島市の鴨池地区に移して戦います。12月28日(土)の午前9時半から鴨池補助競技場で準々決勝を実施、午後2時から白波スタジアムで準決勝が行われます。

監督・選手コメント

山城宏幸 監督(FC琉球OKINAWA U-12/沖縄)
(1次ラウンド第3節の柏戦は)グループステージの最後の試合ですので、自分たちの力を出して頑張ろうという声を掛けました。ずば抜けた選手はいないですが、チーム全体で協力してやっていくチームです。普段の生活からそのような形で協力してやってきていて、県内の戦いでも8人ではなく全員で戦ってきました。全国でもそういう形で戦えたことは良かったと思います。試合後に、6年生に関しては次につながるような目標を持ってやっていこうという話をしました。

金城里緒飛 選手(FC琉球OKINAWA U-12/沖縄)
チームを勝たせることができなかったのは悔しいです。相手は強かったので、立ち上がりから集中し、声を出して、自分たちの攻撃やポゼッションをして、決めるところをしっかり決め切りたかったです。できている部分はありましたが、守備で強くいけずにシュートを打たれている部分がありました。次は中学生になるので、中学生でも経験を生かして頑張っていきたいと思います。尊敬され、あの選手になりたいと思われるような選手になっていきたいです。

荒木亮次 監督(サガン鳥栖U-12/佐賀)
(1次ラウンドの)3試合目は相手の個がわれわれの戦力よりも上回っていたので、個人対個人ではなく個人対グループで戦い、強固な守備から入ろうという狙いがありました。初めて採用した守備重視の戦術でしたが、選手たちがスタッフの提示を信じ、やり切ってくれました。決勝ラウンド以降は僅差のゲームになると思うので、点を取った後の時間帯にどういう振る舞いをするかが大事です。選手の成長にもつながりますし、課題を克服していきたいと思います。

中原大介 選手(レノファ山口FC U-12/山口)
ラウンド16の最後のPK戦は止めたかったです。僕の中では4試合とも無失点だったことは良かったですが、あとは得点を決め切れるかどうか。攻撃の部分は僕から声を掛ければもっと変わっていたかもしれないので、そういうところはもっと変えていきたいと思います。将来はGKと言えば中原大介という選手になっていきたいです。自分の力が全国大会で通用することが分かったので、これからも頑張っていきたいと思います。

 

開催期間:2024年12月26日(木)~12月29日(日)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)、鹿児島県立サッカー・ラグビー場(鹿児島県鹿児島市)

準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)

準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)

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