第2回全国シニア（40歳以上）サッカー大会が、11月1日（土）に大阪府・J-GREEN堺で開幕します。大会には各地域の予選を勝ち抜いた15チームと開催地・大阪府代表の計16チームが出場し、4チームずつ4グループに分かれて総当たりのリーグ戦で順位を決定。各グループ1位が決勝ラウンドに進み、ノックアウト方式の一発勝負で日本一の座を争います。

グループAでは、室蘭シニア40サッカークラブ（北海道）が初戦でラッツォス古河FC（関東3／茨城）と対戦。室蘭シニアは、前回大会でグループ2位と惜しくも決勝ラウンド進出を逃しただけに、「目標を高いところにおいて戦いたい」と長谷川進代表は意気込みます。地域予選を1位で突破した広島四十雀サッカークラブ（中国1／広島）は、沖縄シニア選抜（九州／沖縄）との初戦で勝利を目指します。選手全員が初の全国大会に挑む沖縄の戦いぶりにも注目です。

開催地代表のニコルスFCシニア（大阪）は、グループBに参戦。前回大会と同様、今回もJリーグ経験者からサッカー経験がそれほど長くない選手まで、幅広いメンバー構成で大会に臨みます。ニコルスFCと初戦で顔を合わせる松本山雅FCマスターズ（北信越1／長野）は、地域予選1位通過を果たし、本大会初出場。まずは1勝を狙います。第1節のもう一つのカードでは、徳島シニア40（四国2／徳島）が「おっさんにも夢がある」を合言葉に三重マスターズ（東海2／三重）との一戦に挑みます。

グループCにもバリエーションに富んだチームが参加。前回大会でベスト4に進んだ愛知県選抜マスターズOv40（東海1／愛知）は第1節でT・ドリーム（関東2／東京）と激突します。東京勢は今年開催された50歳以上と60歳以上の全国シニアサッカー大会で優勝しており、40歳以上のカテゴリーでも上位進出を見据えます。FCプリメーロ福島レジェンド（東北／福島）とシニア岡山FC（中国2／岡山）は、共に2度目の本大会出場。昨年度の経験を生かし、好スタートを切るのはどちらのチームでしょうか。

グループDに目を移すと、関西予選で前回大会の覇者・兵庫県シニア40選抜を破った京都シニア40（関西／京都）が登場します。初戦で富一ふじの会（北信越2／富山）とマッチアップします。「全国優勝を目指す」と意気込む京都に対して、富一も「一戦一戦を大事に戦い、上位進出を目指す」と躍進を誓います。香川県シニア選抜（四国1／香川）と館林シニア40SC（関東1／群馬）は共に初出場。香川は四国予選でコンビニなかむら（高知）を3-0で破って、館林は関東予選で横浜シニア（神奈川）を延長戦の末、1-0で下して本大会行きを決めました。フレッシュな2チームの戦いに期待がかかります。

3日間にわたって繰り広げられる戦いを勝ち抜くのはどのチームか。
次回は本大会に出場する選手たちにスポットを当てます。

第2回全国シニア（40歳以上）サッカー大会

2014年11月1日(土)〜3日(月・祝)
大阪府／J-GREEN堺

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