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決勝ラウンド進出を懸けた激闘が開幕 PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会

2015年03月07日

決勝ラウンド進出を懸けた激闘が開幕 PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会

フットサル日本一のクラブを決する大会、PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会が3月6日(金)に開幕しました。3月13日から始まる決勝ラウンド進出を懸け、4チーム6グループに分かれての1次ラウンドは初日から熾烈を極めました。

初日の結果が今後を大きく左右するため、どのチームも序盤から高い集中力を発揮し、気持ちのこもったゲームが繰り広げられ、Fリーグ同士、地域代表同士の戦いが拮抗しました。

グループAのフウガドールすみだ(Fリーグ)とヴォスクオーレ仙台(Fリーグ)による一戦は、最後まで1点を争う展開となります。すみだがボールをキープしながら主導権を握りますが、仙台も集中したDFを見せます。1-0とすみだリードで迎えた後半、仙台はGKクロモト選手が相手陣内まで攻め上がるパワープレーでリズムをつくると、21分に佐々木諒選手が同点ゴール。その後、すみだが再びリードを奪いますが、38分には再び佐々木選手が決めて試合を振り出しに戻しました。拮抗した試合は最後、残り1分で金川武司選手が決めてすみだが接戦を制しました。

地域代表勢同士の戦い、徳島ラパス(四国)とトロブラボ富山(北信越)の一戦は、序盤から攻撃でリズムをつかんだ徳島が3点のリードを奪うと、一時は1点差まで追い上げられながらもリードを守り切り、5-2で初戦をものにしました。

グループBのアグレミーナ浜松(Fリーグ)と府中アスレティックFC(Fリーグ)の試合も白熱。浜松は地元の声援の後押しを受けて府中ゴールに迫ります。前半に2点を先行される苦しい展開となりますが、あきらめることなく粘り強く戦います。しかし1点が遠く、3-0で府中に軍配が上がりました。

セットスター和歌山(関西2)とゾット 早稲田 フットサル クラブ(関東1)の東西対決も白熱。堅守速攻の早稲田と個人技で打開する和歌山の見応えある攻防が繰り広げられますが、決定機を確実にゴールに結び付けた早稲田が3-1で逃げ切りました。

その他のグループも白熱。グループCは、地域王者として臨んだSWHフットサルクラブ(関西1)が名古屋オーシャンズサテライト(東海1)を退け、ペスカドーラ町田(Fリーグ)も湘南ベルマーレ(Fリーグ)に勝利。混戦が予想されるグループFも、デウソン神戸(Fリーグ)がエスポラーダ北海道(Fリーグ)を3-2で退けました。

引き分けも2試合あり、グループEのディヴェルティード旭川(北海道)と広島エフ・ドゥ(中国)、グループFのメンバーオブザギャング(東海2)とバルドラール浦安セグンド(関東2)がドロー決着。各チームは、7日(土)の第2戦にすべてを懸けて臨みます。

監督・選手コメント

前田喜史 コーチ(徳島ラパス)
今日は選手がよく戦ってくれましたが、3-0でリードしながらも相手にいけるという気持ちにさせてしまうボロが出ました。苦しい時間帯でボールを失ってしまったので、もっと選手同士でコミュニケーションを取ることが必要ですね。(かつて選手としてピッチに立った)僕自身は、こういう形で素晴らしい舞台に戻って来れ、連れて来てくれた選手には本当に感謝しています。僕たちはチャレンジャーなので、1分1秒を大事に戦い、自分たちがやってきたことをしっかりと出したいと思います。

須賀雄大 監督(フウガドールすみだ)
相手がGKを上げてボールをキープするパワープレーをしてきたことで、どうしても攻守のバランスを踏まえて戦わざるを得なかったので、そういう意味ではなかなか勢いを出すことができませんでした。失点の場面については明確に理由が分かっているので、そこはしっかりと修正したいと思います。今のチームは、今シーズンFリーグを戦ったことでベースがアップしピッチで動揺しないメンタリティが出てきました。明日は自分たちの良さを前面に出して、魅力的なフットサルをしたいです。

荒木淳 選手(ゾット 早稲田 フットサル クラブ)
相手チームは本当にうまくてボールを回されて崩されるというよりはドリブルで打開され、こちらがリズムをつくれませんでした。ただし、今シーズンを通してプレッシングを練習してきたので、そこはブレずにやり切れました。明日も明後日もFリーグのチームとの戦いですが、自分たちがやってきたことを出すだけ。代々木を目指していますし、関東を代表するチームとしても、かつてのすみだのように、「きっと帰ってくるだろう」と思ってもらえるようなチームに自分たちがなりたいと思います。

谷本俊介 監督(府中アスレティックFC)
お互いに「ここが絶対に負けられない戦いになる」ということで堅いゲームになると思っていたら、その通りの立ち上がりになってしまいました。ただし失点をしなかったことは重要です。こういう一発勝負の舞台では、失点をしないことと一体感を持って戦えることが大切になります。そういう意味では出場時間が短いベテラン選手もベンチで声を出してくれ、気持ちを出してくれたことで良い雰囲気を作れました。残りの試合は大量リードで勝利し、Fリーグの強さを誇示できればと考えています。

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PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会

2015年3月6日(金)〜3月15日(日)
1次ラウンド:静岡県/エコパアリーナ、大阪府/舞洲アリーナ、兵庫県/神戸市立中央体育館
決勝ラウンド:東京都/国立代々木競技場第一体育館

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