ニュース
ACL2017に向け、JFA・Jリーグ、出場クラブが「絶対突破」の決意表明
2017年02月15日
日本サッカー協会(JFA)とJリーグ、AFCチャンピオンズリーグ2017(ACL)に出場するクラブの代表者が2月14日(火)、JFAハウスに集まり、ACL出場クラブミーティングを実施しました。
今シーズンのACLには昨シーズンのJリーグ王者である鹿島アントラーズをはじめ、川崎フロンターレ、浦和レッズ、先日のプレーオフに勝利したガンバ大阪が出場。「絶対突破」のスローガンの下、アジアの頂点を目指す戦いが2月21日(火)より各地で始まります。
コメント
田嶋幸三 日本サッカー協会会長
日本代表とJリーグは両輪であり、その根幹となるのが各クラブ。クラブが世界で活躍するからこそ、日本代表チームが世界で活躍できるようになると思っています。今回は出場する全クラブがACLを経験しており、3つのクラブはクラブワールドカップに出場したことがあります。昨年のクラブワールドカップでの鹿島アントラーズの活躍は、選手たちが日に日に世界に近づいていく様を見ることができました。これをずっと続けていけば、きっと、ヨーロッパでも伍して戦うことができるクラブになっていく、ということを垣間見ることができたと思います。この中からACLの優勝チームが出てほしいですし、ベスト4に全クラブが入るくらいになって欲しいと思います。
村井満 Jリーグチェアマン
昨日のJリーグキックオフカンファレンスでも、各出場クラブの選手代表の言葉から、本当に(ACLに対する)秘めているものを感じました。4チームがグループステージを1位で突破することはまず最低限のこと。1位通過をお願いしたい。昨年の(クラブワールドカップでの)鹿島アントラーズの活躍は国を挙げての関心事だったと感じています。日本社会の盛り上がりを消さないためにも、必ず優勝することを皆さまにお約束したいと思います。
井畑滋 鹿島アントラーズ代表取締役社長
昨年のFIFAクラブワールドカップは、開催国枠として出場しました。世界最高峰の舞台で4試合できたこと、各大陸王者と伍して戦うことができたのは、選手たちの大きな財産になりました。今シーズンはアジア王者としてこの大会に出場して、世界最高峰の舞台にまた立ちたいという意識を選手は持っています。それを達成するために十分な補強ができたと思っています。ACLを獲ることをプライオリティの一番と考え、気持ちを新たにして今シーズンを戦っていきたいと思います。
藁科義弘 川崎フロンターレ代表取締役社長
3年振りのACL出場です。その間メンバーが変わり、過去の経験は何もありません。新たな挑戦となります。過去20年間、国内のタイトルは何度もチャレンジしましたが、すべて跳ね返されてしまいました。しかし21年目の今年はどうしてもタイトルを獲りたいと、選手・クラブ一同思いを強くしています。川崎フロンターレは、地域の皆さんとの密着度が強いと自負しています。川崎がACLで勝つということは、日本国内のスポーツが違った意味で注目されると思います。地域に支えられたスポーツのあり方が、アジアの中で注目されることになる一助になればと思います。チームが勝つという目標と、ホームタウンの川崎という町が世界で勝つという両方の目標に向かって、ACLを戦いたいです。我々の活躍が、付加価値を付けていけるようなことを目指して、全力を尽くしてACLに挑みたいと思います。
淵田敬三 浦和レッズ代表取締役社長
ACLは今年で3年連続、5年の間に4回出場しています。我々の大きな目標は、Jリーグで絶えず上位につけて、常連としてACLに行くことです。経験値がモノをいう戦いだと思いますので、これはできているのではないかと思います。ACLには何回も出ていますが、昨年ようやくグループステージを突破しました。虎視眈々と優勝を狙える位置にいるのではないかと思います。今シーズンは良い補強もでき、昨年74の勝点を取った選手たちがベースになった素晴らしいチームになっています。チームが力を出せるようなバックアップ体制が十分整ってきています。また、選手たちは昨年の悔しい気持ちでいっぱいです。リーグ戦も大事ですが、まずはACLを勝ち抜き、優勝を狙っていくしかないと思っています。
山内隆司 ガンバ大阪代表取締役社長(※欠席につき、クラブを通じたコメント)
ACLのプレーオフに勝利して3年連続9回目の本選出場となりました。今年は、1勝も出来ずにグループステージで敗退した昨年の借りを返すべく、また2008年以来の2度目の優勝を目指して、チーム・クラブが一丸となって準備をしています。まずは初戦のアデレード・ユナイテッド戦の勝利を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。
2017/1/24(火)~2017/11/25(土)
大会情報はこちら