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AFCチャンピオンズリーグ2017 鹿島、準々決勝進出かけ中国王者と対戦
2017年05月30日
Jリーグ王者としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017に出場している鹿島アントラーズは30日(火)、中国スーパーリーグ6連覇中でACLも2度制覇している広州恒大とのラウンド16第2戦に臨みます。
試合前日となる29日(月)には、両チームの公式記者会見が行われ、鹿島アントラーズからは石井正忠監督と山本脩人選手が、広州恒大からは元ブラジル代表監督のルイス・フェリペ・スコラーリ監督と主将のジョン・ジー選手が出席しました。
1週間前に広州で行われたアウェイの第1戦で、試合終盤に勝ち越し点を奪われ0-1で敗れた鹿島は、2008年以来となる準々決勝進出には2点差以上の勝利が必要で(1-0での勝利の場合のみ延長戦)、今大会で4ゴールを挙げている鈴木優磨選手をはじめとする攻撃陣の活躍がカギとなります。
選手コメント
石井正忠 監督(鹿島アントラーズ)
この前のアウェイで広州恒大に0-1で負けている状態で、このステージ勝ち抜くためには、90分で2-0以上の勝ちが必要なので、それに向けて日本に帰って来てからしっかり準備しました。明日の試合は厳しい戦いになるとは思いますが、いい結果を出してこのラウンド16を勝ち抜きたいと思っています。(この試合までの練習において)まずは得点を取ること、90分で決めるためには2点差以上で勝つことが大前提なので、攻撃の部分で意識してトレーニングしてきました。ただ、やはり失点してはいけないので、守備もしっかりとやってきました。(具体的には)ボールの失い方が悪いとカウンターを受けてしまうので、それをさせないためにどう攻撃するかということをトレーニングで意識してやってきました。(負傷していた植田直通選手と西大伍選手は)状態はいいので、チームの力になってくれるのではないかと思います。
山本修人 選手(鹿島アントラーズ)
前回のアウェイで0-1で負けており、2点差以上の勝利が上に行くためには必要で、そのためにチーム全員で90分強い気持ちで戦うことが必要だと思います。(自分のポジションは)サイドバックなので、守備の部分は頭に入れながら、ただ2点取らないと勝てない現状ですし、その2点を取るためには僕だけではなくチーム全員で攻撃の意識を高めなければなりません。ただやはりこの前のアウェイのようにボールのとられ方が悪くカウンターをくらってしまうところもあるので、そういうところはシュートで終わってリスクを減らさなければなりません。また、たとえ取られて状況が悪くなったとしても、後ろのメンバーでカバーし合い、リスク管理というのを頭に入れておき、攻守において常に考えながら戦っていきたいと思いますし、またそうしないと勝てない試合だと思います。
ルイス・フェリペ・スコラーリ 監督(広州恒大)
すべて計画通りに順調にきています。広州で風邪が流行っているので数名風邪気味の選手がいますが、スタッフに全力を尽くしてもらって、すぐにでも回復できるようにしています。それがあるないにかかわらず非常に良い準備ができているし、素晴らしい試合をアントラーズと出来ると思います。
大会期間:2017年1月24日(火)~2017年11月25日(土)
ラウンド16 第2戦
2017年5月30日(火) 19:00キックオフ(予定)
等々力陸上競技場
川崎フロンターレ(日本) vs ムアントン・ユナイテッド(タイ)
2017年5月30日(火) 19:00キックオフ(予定)
茨城県立カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズ(日本) vs 広州恒大(中国)
2017年5月31日(水) 19:30キックオフ(予定)
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ(日本) vs 済州ユナイテッド(韓国)