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第16回全国シニア(50歳以上)サッカー大会 6月24日に大阪府で開幕

2017年06月12日

第16回全国シニア(50歳以上)サッカー大会 6月24日に大阪府で開幕

第16回全国シニア(50歳以上)サッカー大会が6月24日(土)に大阪府堺市のJ-GREEN堺で開幕します。全国シニア(60歳以上)サッカー大会と同様、本大会はサッカーを生涯スポーツとして親しんでもらうこと、シニア年代へのサッカーの普及を目的としています。開幕を前に、ここでは前回大会をプレーバックします。

秋田県秋田市で開催された前回大会。各地域予選を勝ち上がった16チームが4グループに分かれて行う1次ラウンドを戦い、福岡とびうめシニアサッカークラブ(九州/福岡)、東京ベイフットボールクラブ 0-50(関東2/東京)、KYOTO MAYUMARO FC(関西2/京都)、静岡駿府フットボールクラブ(東海1/静岡)が1次ラウンドを突破しました。

準決勝では、互いに2勝1敗で勝ち上がった福岡と東京ベイが対戦。後半開始直後にセットプレーから先制点を許した福岡でしたが、その後、千疋美徳選手と下堂英治選手の得点により逆転勝利を収め、決勝に駒を進めます。

もう一方の準決勝では静岡駿府とKYOTOが相まみえました。1次ラウンドの3試合を無失点で切り抜けたKYOTOの守備陣がこの試合でも鉄壁の守りを見せます。互いにスコアレスで試合は進み、後半終了間際に右サイドの崩しから決勝ゴールを挙げ、KYOTOが決勝進出を決めました。

決勝では、KYOTOが最初の決定機をものにします。13分に松山吉之選手のクロスに田村克弘選手が合わせて先制に成功します。福岡もすぐさま反撃に出ます。わずか2分後、サイドでチャンスをつくると、左クロスから下堂選手がゴール。堅守を誇ってきたKYOTOの牙城を破り、試合を振り出しに戻します。

しかし、初失点に動じることなく、攻めに転じたKYOTOは松山選手がPKを決め、スコアを2-1として前半を終えます。後半早々に再び松山選手がPKを沈めて点差を2点に広げると、そこからは持ち前の守備力を発揮。最後までスコアは動かず、京都勢初の日本一に輝きました。

KYOTOの安田一雅選手は3日間の熱戦を振り返り、「メンバー全員が『全員攻撃、全員守備』の意識を持ち、プレーできるようになったこと」と勝因を語り、山下和良監督は「第9回、10回大会で(京都選抜の一員として)準優勝を経験している選手も多く、『今年こそは絶対に優勝したい』という強い思いが結果につながった」と喜びを噛み締めました。

第16回全国シニア(50歳以上)サッカー大会

2017年6月24日(土)~6月26日(月)
大阪府堺市(J-GREEN堺)

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