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プレミアリーグ残留へ、浦和との大一番に臨む柏 プレミアリーグEAST 第15節

2017年10月06日

プレミアリーグ残留へ、浦和との大一番に臨む柏 プレミアリーグEAST 第15節

EAST第15節の注目試合 
柏レイソルU-18 vs 浦和レッドダイヤモンズユース

高円宮杯U-18プレミアリーグEASTは10月7日(土)と8日(日)に第15節を開催し、7日に柏レイソルU-18(千葉)と浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)が対戦します。

終盤に向けてデッドヒートを演じる上位陣もさることながら、残留争いも下位4チームが勝点3差の中に位置しており、1節ごとに順位が変わるような状況を迎えています。

現在6位の柏は7位の大宮アルディージャユース(埼玉)と勝点差はわずかに3。永井俊太監督は「次のゲームが大事。ここで勝てばアドバンテージは大きいが、負ければ一気に(残留争いに)飲み込まれるというポイントになる試合だと思う」と浦和戦を大一番に位置付けて臨みます。

猿田遥己選手(GK #1)、中川創選手(DF #4)、田中陸選手(#8 MF)、宮本駿晃選手(DF #13)の4選手がトップチーム昇格内定を決めています。永井監督は「彼らも多少不安の中でやっていたと思う。(昇格が決まり)筋が通ったことで、パワーが出せるようになり、チームに良い影響を与えてくれる」と期待を口にすれば、キャプテンの中川選手も「選手一人一人が成長しながら一つでも多く勝利していきたい」と呼応します。

対する浦和は3勝3分け8敗の8位、降格圏内の9位・横浜F・マリノスユース(神奈川)と同じ勝点12で並んでいます。開幕戦で昨年のプレミア王者・青森山田高校(青森)を破り、上々のスタートを切ったものの、その後は思うように勝点を伸ばせずにいます。特に1点差で敗れる試合が8敗中6試合あり、紙一重のゲームをものにできていません。大槻毅監督は「勝点が取れていないということは力がないということ。力がない者は一生懸命やるしかない」と語ります。

攻撃の中心選手であるシマブク・カズヨシ選手(FW #10)は、「柏はボールをすごく回してくる印象。しっかりファイティングポーズをとって得点を狙いにいきたい」と戦う姿勢で監督の期待に応えます。さらにシマブク選手は、「チームとして1年をかけて積み上げたいものは規律を守ること」とコメント。組織的な攻撃と守備で2試合ぶりの勝点3を狙います。

監督・選手コメント

永井俊太 監督(柏レイソルU-18)
優勝の可能性がなくなったので、残留に向けてシフトチェンジを図っていくことを選手とも共有しましたが、それに伴って何かを変えて取り組むことはありません。2連敗中ですが、(前節の)FC東京U-18(東京)戦も含めて、ゲーム内容では自分たちの思っているようなサッカーができています。次節はホームでの試合ですし、すごく大事なゲームだと思います。浦和はスピードやパワーがストロングポイントだと思っています。そういうところに対してちょっとした予測ができる準備をし、自分たちのゲームができればと思います。

DF #4 中川創 選手(柏レイソルU-18)
自分たちはボールを丁寧につなぐことと、スペースを支配することを意識しています。対戦相手の浦和は個人の能力が高いと思うので、一人一人が球際でのバトルに負けないようにしたいです。個人的にはビルドアップや空中戦の強さが特長なので、最終ラインから効果的なパスを送り、空中戦でもしっかりと弾き返していきたいです。

大槻毅 監督(浦和レッドダイヤモンズユース)
柏はよくボールを保持して自分たちのフットボールをしてくるという印象があります。柏戦は何かきっかけになるゲームにしたいと思っています。相手はいますが、今までやってきたことにトライしていきたいです。下を向いても仕方がありません。今までやってきたことをがらりと変えてやることも難しいので、一生懸命プレーすることを継続してできるようにして勝点を一つでも取れるように頑張ります。

FW #10 シマブク・カズヨシ 選手(浦和レッドダイヤモンズユース)
自分たちのストロングポイントは、個の力と球際の強さです。普段の練習で意識して取り組んでいます。次節の相手にも負けないように激しく戦いたいと思います。自分のプレーの特長は運動量とドリブルです。前を向いたときは仕掛けながらラストパスを出し、シュートを狙っていきます。次節は結果にこだわって存在感を出したいと思います。目標は勝点を取って残留することです。そのためには日々の練習で全てを出し切ることが大事だと考えています。

柏レイソルU-18 vs 浦和レッドダイヤモンズユース
日時:10月7日(土) 16:00キックオフ
会場:日立柏総合グランド(人工芝)
アクセス:●JR常磐線・東武野田線「柏」駅東口より徒歩約20分
●「柏」駅東口5番乗り場より東武バス「緑ヶ丘」または「日立台」下車、徒歩約1分

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグEAST 次節 第15節 スケジュール

10月7日(土)
11:00 鹿島アントラーズユース vs 清水エスパルスユース(県立カシマサッカースタジアム)
15:00 京都サンガF.C. U-18 vs FC東京U-18(京都サンガF.C. 東城陽グラウンド)
16:00 柏レイソルU-18 vs 浦和レッドダイヤモンズユース(日立柏総合グランド/人工芝)
10月8日(日)
11:00 市立船橋高校 vs 大宮アルディージャユース(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
11:00 横浜F・マリノスユース vs 青森山田高校(横須賀リーフスタジアム)

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグ

全国を東西各10チームずつのブロックに分け、年間を通しホーム&アウェイ形式で合計18試合を戦い東西の王者を決定する。両者が相撃つチャンピオンシップで真のU-18年代王者を決定する大会。

大会期間:2017年4月8日(土)~2017年12月10日(日)
日程・結果、順位表など大会情報はこちら

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