ニュース
多摩大と桐蔭横浜大の決勝進出が決定 第15回全日本大学フットサル大会
2019年08月25日
岸和田市総合体育館で行われている第15回全日本大学フットサル大会は、24日(土)に大会2日目を迎えました。準々決勝の4試合と準決勝の2試合が行われ、決勝に進出するチームが決まりました。
10時よりピッチAで行われた準々決勝では、多摩大学体育会フットサル部(関東1/東京)と北九州市立大学フットサル部シュティアドール(九州1/福岡)が対戦しました。東京都大会、関東大会を優勝して2大会ぶりに全国大会に乗り込んできた多摩大は、2分に南雲颯太選手のゴールで先制。その後もコンスタントに得点を重ね、南雲選手が計4ゴールを記録した多摩大は、8-2で勝利してベスト4進出を決めました。
同じ時間にピッチBで行われた試合では、3大会ぶりに出場した神戸大学フットサル部フォルサゲレイラ(関西/兵庫)が北海道大学エスペランサ(北海道)と対戦しました。序盤からボールを保持して攻め立てた神戸大でしたが、得点を挙げられません。逆に北海道大は少ないチャンスをものにして、中川颯人選手が先制点を挙げます。前半のうちに神戸大は逆転しましたが、3-3で迎えた38分にCKから夘都木滉太選手がゴールを決めると、これが決勝点となり、北海道大が準決勝に進出しました。
12時からの試合でも、関東と関西の明暗が分かれます。桐蔭横浜大学フットサル部(関東2/神奈川)は、愛知学院大学アートフットサルクラブ(東海/愛知)と対戦し、現役Fリーガーの堤優太選手の2ゴールの活躍もあり、5-3で勝利しました。一方、東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)と対戦した大阪成蹊大学フットサル部(開催地/大阪)は、2-1でリードしたまま試合終盤を迎えましたが、試合時間残り1分51秒で追いつかれ、PK戦に入りました。PK戦は7人目で決着がつき、PKスコア6-5で東北大が4強入りを果たしています。
8/24(土) 大会2日目 準々決勝ダイジェスト
準決勝の第1試合では、多摩大と北海道大が激突。多摩大は10分に右サイドから松山尚輝選手がゴールを決めると、すぐに木村芳之選手も続き、2点リードで前半を折り返します。後半にも多摩大は、丸田健太郎選手が見事な個人技からゴールを決めるなど得点を重ねていき5-3で勝利を収め、同校初となる決勝進出を決めました。
準決勝の第2試合では、桐蔭横浜大が開始5分で3点をリードする有利な展開となります。しかし、ここから東北大も反撃を見せ、4点を奪って試合をひっくり返しました。ここで桐蔭横浜大は堤選手が存在感を示し、同点ゴールを決め、前半を4-4で折り返します。点の取り合いは後半も続きます。22分に新藤貴輝選手のゴールで再びリードした桐蔭横浜大は、29分にも根本佑選手のミドルシュートで2点差をつけました。その後、北畠寛之選手にハットトリックとなる3点目を決められましたが、三原秀太選手のループシュートで7-5とした桐蔭横浜大が、初出場ながら決勝に勝ち進みました。
8/24(土) 大会2日目 準決勝ダイジェスト
この結果、大会最終日となる25日(日)は、3位決定戦が北海道大対東北大、そして決勝が多摩大対桐蔭横浜大というカードが決定しています。前回大会に続き、関東勢の対決となった全日本大学フットサル大会。どちらが優勝しても、初優勝。果たして令和最初の大学フットサル王者に輝くのは、どちらになるでしょうか。
監督・選手コメント
柴沼真 監督(大阪成蹊大学フットサル部)
選手たちには、「相手は1試合を終えてアクセルを踏んだ状態でくる。私たちはここからアクセルを踏むんだ」と伝えて、集中することが必要と伝えました。ただ最初に失点をしたことを含めて、自分たちのペースに持っていくまで時間がかかりました。その差は出たかなと思います。良い選手がそろっていただけに、申し訳ないです。関東の2校は経験値が高く、チームのつくり方にも差があると改めて感じました。
菅原健太 選手(桐蔭横浜大学フットサル部)
昨年、この大会の時期に大阪遠征を組んで、この大会を観戦したんです。それが今年は初出場で決勝まで進めたので驚いています。初戦(準々決勝)は、僕も含めて、みんな動きが硬かったですね。準決勝に勝つことができましたが、東北大は強かったですし、最初に3点を取ることができたのは良かったです。これまで多摩大には一度も勝つことができていないので、明日の決勝戦では何がなんでも勝ちたいですし、何度も対戦しているので難しさはありますが、戦うしかありませんね。
夘都木滉太 選手(北海道大学エスペランサ)
大会が始まる前から、自分たちの技術やフィジカルは、全国レベルではないのではないかと思っていました。そこで頑張って守備をして、少ないチャンスで勝ちに行く戦い方を貫こうと決めました。準々決勝の神戸大戦は、それで勝つことができました。準決勝の多摩大は自分たちよりも技術的に格上でした。相手にゴール前でプレーさせない守備はできましたし、点差をつけられても諦めず残り10分でプレスをかけてできたのは良かったです。このチームの最高成績が4位なので、それを越えられるように努力したので、3位で終わらせたいと思います。
東山亮介 選手(神戸大学フットサル部フォルサゲレイラ)
全国大会に久しぶりに出ることができて、みんな緊張から動きが硬かったです。先制点を入れられても逆転しましたし、後半はリラックスして入ることができました。でも、そこからまた失点を重ねてしまい、チームとしてもこれまでやってきた戦い方とは違う戦い方になり、良い形でプレーできませんでした。僕らは初戦で、相手は1試合戦っていたことで勢いもあったと思います。その難しさは感じました。
第15回 全日本大学フットサル大会
大会期間:2019/08/23(金)~2019/08/25(日)
会場:大阪府/岸和田市総合体育館
関連情報
関連ニュース
-
大会・試合
2019/08/24
第15回全日本大学フットサル大会が開幕!ベスト8進出チームが決まるトヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
-
大会・試合
2019/08/22
「次のステージにつながる活動にしてほしい」高橋健介フットサルインドネシア代表監督インタビュー 第15回 全日本大学フットサル大会トヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
-
大会・試合
2019/08/21
第15回全日本大学フットサル大会が8月23日に開幕トヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
-
大会・試合
2019/07/30
第15回 全日本大学フットサル大会 組み合わせ決定トヨタニチバン明治モルテン国内競技会開催事業
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/23 第104回 天皇杯 「SCO GROUP Award」 受賞選手発表
- 大会・試合 2024/11/22 配信決定 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 プレーオフ2回戦
- 日本代表 2024/11/22 【JFA STORE】最大50%OFF!南野拓実、伊東純也、中村敬斗選手を含む人気アイテムが特別セール!
- 指導者 2024/11/22 2025年度 JFA ゴールキーパーレベル1コーチ養成講習会 女性コース 開催要項
- 選手育成 2024/11/22 JFAとアディダスによるU-12年代の選手を対象とした特別イベント「JFA アディダス U-12 DREAM ROAD キャンプ 2024」を初開催~2024年12月14日(土)JFA夢フィールド~