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アジアクラブ王者の名古屋、接戦を勝ち切る! ~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第14節~

2019年08月27日

アジアクラブ王者の名古屋、接戦を勝ち切る! ~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第14節~

8月23日(金)から25日(日)の3日間、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第14節の6試合が行われました。

今季唯一の開催となる大田区総合体育館での試合では、Fリーグ選抜対立川・府中アスレティックFC、フウガドールすみだ対名古屋オーシャンズがそれぞれ対戦しました。

5連敗中の立川・府中アスレティックFCは、連敗脱出を狙い序盤から積極的に攻撃を仕掛けました。この攻撃を粘り強く跳ね返すF選抜でしたが、14分、GK上原拓也選手がクリアし損ねたボールをジョー選手が無人のゴールに流し込み、立川・府中が先制に成功します。先制点に勢いを得て攻勢を強める立川・府中に対し、集中した守備でゴールを守るF選抜は、追加点を許さず0対1で前半を折り返します。迎えた後半、まずは1点を返したいF選抜でしたが、なかなか得点を奪うことができず、4分弱を残し畠山勇気選手をGKにパワープレーを開始します。しかし、チャンスを作りながらも決めきれず、1点をのリードを守った立川・府中が0対1で勝利。連敗を脱しました。

前回の対戦で名古屋に大敗しているすみだは、雪辱を果たすべくこの試合に臨みました。対する名古屋は、AFCフットサルクラブ選手権2019でアジアクラブチャンピオンに輝き、帰国後初のリーグ戦となりました。序盤から積極的に得点を狙う名古屋でしたが、先制したのはすみだ。6分、宮崎曉選手のアシストから渡井博之選手がゴールし、1点をリードします。同点を狙う名古屋は16分、安藤良平選手のゴールで追いつき、前半は1対1のドローで折り返します。迎えた後半、星翔太選手のゴールで名古屋が逆転に成功すると、すみだはカウンターから田口元気選手がゴールし同点に追いつき、一歩も譲らぬ展開に。32分、ペピータ選手のゴールで勝ち越しに成功した名古屋でしたが、すみだも負けじと得点を狙い、36分、デネル選手のループシュートで再度同点に追いつきます。3対3の同点から勝負に出た名古屋は、ペピータ選手をGKに置きパワープレーを開始。タイムアウトも有効に使いながらすみだゴールに迫ると、試合時間残り49秒でラファ選手がゴール。1点を追うすみだはデネル選手をGKにパワープレーを仕掛けますが追撃及ばず3対4で試合終了。タイトなスケジュールで疲労を見せながらも、アジアクラブ王者の名古屋が勝負強さを見せました。

次節で名古屋オーシャンズと対戦するのは、初勝利を目前にしながらも、試合終了直前に追いつかれたボアルース長野です。今季未勝利ながら、若手選手の活躍もあり徐々に成長を見せる長野が強敵にどう挑むのか、注目です。暫定首位のバサジィ大分は、湘南ベルマーレに完封勝利を収め、順位をキープ。次節ではフウガドールすみだをホームに迎えます。この試合は、大分放送で生中継が予定されています。

その他の試合結果・日程はこちら(Fリーグ公式サイト)をご覧ください。

監督コメント

山田マルコス勇慈 監督(立川・府中アスレティックFC)
この試合に関しては相手がどうというよりも、立川・府中らしさを見つけるための試合でした。連敗をストップできたことがうれしいですし、いいフットサルができました。スコアは1対0ですが、攻撃のボリュームもよかったですし、いいシーンも多かった。それに守備でも、成功していました。ただ、得点を動かさないと何も起こらないので、次の課題に練習から取り組んでいきたいと思います。この試合では「カバー」の意識を感じました。ピッチ内の選手が必死でプレーしてくれましたし、僕のこともカバーしてくれました。そういった意味で、全員でつかんだ勝利だと思います。

金井一哉 監督(Fリーグ選抜)
平日の夜に、多くの観客の皆様に来ていただき、ありがとうございました。また、こういうホームゲームを作ってくれるフウガドールすみだにも感謝しています。試合は0対1で敗戦でした。自分たちでこの結果を受け止めて、次に向けてできたこと、修正すべきことを明確にしながら前に進んでいきたいと思います。

フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
ファンの皆さんには、十分に満足して帰ってもらえる試合になったのではないかと思います。両チームともに勝利を目指し、どちらが勝ってもおかしくないゲームでしたが、私たちに運が転がってきました。上位チームの対決にふさわしいゲームだったと思います。ハードスケジュールの中で、選手が打ち勝ってくれたので、選手たちにこれ以上の要求はできません。アウェイのリーグ戦を終えて、そのままAFCフットサルクラブ選手権に向かい、すぐに試合があるというのは、チームにとってタイトなものでした。コンディションがベストではなかったのは、正直なところです。選手のパフォーマンスを上げてリーグを盛り上げていくためにも、今後は準備や調整も大事になってくると思います。

須賀雄大 監督(フウガドールすみだ)
「勝点1が欲しかった」というのが正直な感想です。長いリーグ戦では、こういうゲームを引き分けることも大事だと思います。ホームゲームなので勝ちたい気持ちも強かったですが、試合の展開を考えると引き分けることで次回の名古屋戦に繋げることができたのではないかと思います。プレーオフに向けて地力を上げられる自信がありましたし、名古屋に勝点取らせない試合をしたかったです。自分たちの課題は明確にあります。その部分は、全員が認識しています。劣っているからこそできることを全力で出し切り、勝負に持ちこむことがフウガドールすみだらしさだと思います。この試合では、そこまで持ちこむことができたので、選手の頑張りを称えたいと思います。

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1

開催期間:2019年5月25日(土)~2020年1月13日(月・祝) 全33節/198試合

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