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名古屋開幕7連勝で首位を独走!立川が今季3勝目をマーク【Fリーグ2022-2023 ディビジョン1】
2022年08月23日
8月12日(金)から22日(月)の期間にわたり、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第7節の6試合が行われました。
AFCフットサルアジアカップによる中断期間前、最後のホームゲームを迎えたフウガドールすみだは、開幕6連勝の名古屋オーシャンズと対戦しました。月曜開催にも関わらず、1,000人近い観客が詰めかけ熱気に包まれた会場で、まず試合を動かしたのはアウェイの名古屋でした。2分、高い位置でプレスをかける吉川智貴選手がパスをカットし自らシュート。これがゴールネットを揺らし先制に成功します。ホームで負けてはいられないすみだも9分、自陣でパスを回す名古屋から宮崎曉選手がボールを奪うと、ラストパスを受けた清水誠也選手がシュートを突き刺し1-1の同点に。第1ピリオド終盤には名古屋が退場者を出し、第2ピリオドにかけてすみだが数的優位に立ちます。このチャンスを生かしたいところでしたが、名古屋も集中した守備を見せ2分が経過。再び名古屋のFPが4人に戻ると、24分には距離のあるFKをオリベイラ・アルトゥール選手が直接決め、勝ち越しに成功します。さらに32分には、直前にも惜しいシーンを作っていた八木聖人選手が3点目を挙げ名古屋がリードを広げました。7分を残し、栗本博生選手をGKに置くパワープレーを仕掛けたすみだでしたが、パワープレー返しを浴び3点を追う苦しい展開に。その後も名古屋の堅い守備を崩すことができず、1-4で試合終了。名古屋が連勝を7に伸ばしています。
開幕3連敗から立て直しを図り、調子を上げてきた立川アスレティックFCは、シュライカー大阪と対戦。10分に高い位置でのキックインに合わせた中村充選手のロングシュートで先制に成功すると、14分には湯浅拓斗選手との連係から上村充哉選手がゴールし大阪を突き放します。しかし、およそ30秒後に加藤未渚実選手にロングシュートを決められると、19分にはキックインにファーサイドで合わせた加藤翼選手のダイレクトボレーで2-2の同点に。どちらも譲らぬ攻防を見せ迎えた第2ピリオドでは、立川がペースを握ります。27分、南雲颯太選手のアシストから湯浅選手が追加点を挙げると、7分を残し大阪が仕掛けたパワープレーにも集中した守備で対応します。さらに残り31秒、選手同士の交錯からこぼれたボールをすかさず前に運んだ皆本晃選手が無人のゴールにシュートを突き刺しダメ押しの4点目。4-2で勝利した立川が、今季3勝目をマークしています。
監督・選手コメント
フエンテス 監督(名古屋オーシャンズ)
どちらもいいフットサルをするチームで試合開始から両チームとも勝ちにいき、監督も含め素晴らしい試合ができたと思います。どちらも一人一人が、自分の持っているものをすべて出すという試合でした。私たちは高い位置でボールを奪い、しっかりと逃さずに早い時間に先制するこができました。プレス回避をした後のアグレッシブさが少し足りませんでしたが、第1ピリオドは全体的にいいプレーができました。ひとつのミスを突かれ1-1になり、吉川の退場で数的不利で守備をしなければならない状況になりました。そこで失点しなかったことで成長できましたし、相手は決定機を決められないという感覚に陥ったのではないかと思います。第2ピリオドでは相手がリスクをかけないといけない状況に対し、しっかりと対応することができました。そこで追加点を取れたことが勝因だと思います。
荻窪孝 監督(フウガドールすみだ)
月曜日の開催で集客に不安なところもありましたが、本当に多くの方に応援に来ていただき選手たちもテンションが上がりましたし、ありがたい環境で試合ができました。第1ピリオドはミスから先制点を渡してしまいましたが、我慢しながら戦えました。相手の退場局面で得点できなかったことはこのゲームのポイントになったと思いますし、そのような取り組みは最近練習でも行っていなかったので、自分のミスで選手たちに申し訳なかったという気持ちです。ただ、大勢の観客のなかで最後まで戦ってくれた選手たちは素晴らしかったと思います。
上村充哉 選手(立川アスレティックFC)
前節のボルクバレット北九州戦で嫌な負け方をしたので、この試合は内容もそうですが、とにかく結果を出すという気持ちでした。2-2に追いつかれてからもそこまで慌てることはなく、40分を戦いきることをいつも以上に意識していたので勝ててよかったです。
加藤翼 選手(シュライカー大阪)
早々に2失点をしてしまいましたが、第1ピリオドのうちに追いついて攻撃の部分はよかったと思います。ただ、守備に課題があります。過去は変えられないので、しっかり次節のペスカドーラ町田戦でタイトなディフェンスをして、ハードワークをする姿を見せられたらと思います。ここまでの7戦の結果は順調ではありません。勝ち切ることができていないので、勝ちたいがあまり攻撃的になってしまって守備が疎かになるようなところを改善していかないと、上の順位を獲得することはできないと思っています。
Fリーグ2022-2023 ディビジョン1
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