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準決勝進出チームが決定 JFA バーモントカップ 第34回全日本U-12フットサル選手権大会

2024年08月18日

準決勝進出チームが決定 JFA バーモントカップ 第34回全日本U-12フットサル選手権大会

JFA バーモントカップ 第34回全日本U-12フットサル選手権大会の2日目が8月17日(土)に東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われました。

午前9時からの1次ラウンド最終節にはさまざまなドラマがありました。グループDでは、初日に21得点無失点と強さを見せたヴィッセル神戸U-12(兵庫)と泉クラブU-12(石川)が引き分け、両チームが勝ち点7で並んで決勝ラウンド進出を決めます。

グループGでは、3点差をつけて勝利すれば1位通過の可能性があったレノファ山口FC U-12(山口)が、初日に連勝した苫小牧エルソーレFC U-12(北海道①)に試合終盤まで3点のリードを奪います。しかし残り2分で2点を返されるなど反撃にあい、最終スコアは8-6に。この結果、苫小牧がグループ突破を果たしました。

他の試合結果を知った上で戦うことができたグループKは、戸塚FCジュニア(埼玉)が大量得点を狙ってブラウブリッツ秋田U-12(秋田)戦に臨み、14-0の勝利を収めてワイルドカードでの決勝ラウンド進出を決めました。

ラウンド16からは、大会を通じてチームや選手のレベルが上がっていることを感じさせる攻防が繰り広げられました。2大会ぶりの優勝を目指すブリンカールFC(愛知)は、鹿島アントラーズつくばジュニア(茨城)に4-2で勝利すると、続く準々決勝でもFCトリアネーロ町田(東京)から4得点を挙げ、準決勝に進出しました。

2017年大会の優勝チームである静岡ジュニアFC・ピヴォ(静岡)もラウンド16のリュミエール就将(鳥取)戦は5-0の勝利、続く苫小牧戦も6-1とバリエーション豊かな攻撃に加えて高い決定力、さらに堅守を見せて準決勝まで勝ち上がっています。

もう一方の山は、ともに大会初戦を落とした戸塚とサイレコ・エスペランサ熊本(熊本)が勝ち進みました。戸塚はラウンド16でイソSC(栃木)を5-2で破ると、準々決勝では神戸と対戦。序盤に2点をリードされながらも食らいつき、第1ピリオドのうちに3-3の同点に持ち込みます。第2ピリオドで逆転に成功した後は懸命な守備でゴールを守り抜き、接戦をものにしました。

また、ベンチに現役Fリーグ選手で、フットサル日本代表でもある礒貝飛那大選手が入る熊本は、ラウンド16でマルバ千葉fc(千葉)との打ち合いを5-4で制すと、準々決勝の泉クラブ戦では第1ピリオドこそ2点のビハインドで折り返しましたが、第2ピリオドに6ゴールを挙げて逆転。4強入りを成し遂げました。

大会最終日となる8月18日(日)には準決勝と決勝を行います。

監督コメント

坪内秀介 監督(ヴィッセル神戸U-12)
トータル2カ月弱、練習や試合を繰り返してきました。4種年代でフットサルをやることで駆け引きや(マークの)外し、合理的なスペースの使い方など、得るものは多かったと思います。あと一つ勝ち、準決勝を戦えたらよかったのですが、まだまだ伸びしろがあるというか、この悔しい経験を糧にしないといけません。ここで選手たちがどう感じるか。彼らが「悔しかった」で終わるのか、「やらなくちゃいけない」とスイッチを入れるのか。まだまだ足りないことが多いと気づいたと思います。

上垣卓也 監督(レノファ山口FC U-12)
フットサルで経験する、狭いエリアでの技術や判断力、守備の強度といった点はサッカーに通じるものがあります。(グループステージ第3節は)そういう強度を保った中、内容の濃い試合ができ、選手たちの成長を感じました。JFA 全日本U-12サッカー選手権大会を前に全国大会の舞台で悔しい思いをしたり、自分たちの現状を確認したりすることができたことは、8人制サッカーにも生きると思います。次に進めなかったことは残念ですが、冬に向けてみんなで競い合ってやっていきたいです。

浅野智久 監督(マルバ千葉fc)
もう一つ上まで行けるかと思っていたのですが、難しかったですね。初日の2試合の強度が高く、(大会2日目は)ファーストセットの選手たちの足が思った以上に動きませんでした。育成年代ですし、経験を積ませるためにファーストセットの選手たちを試合に起用し続けた方がいいのではと葛藤した部分もあります。8月20日からは世界大会に出場するので、今回の経験をそこに生かすことができればと考えています。

石神恒行 監督(静岡ジュニアFC・ピヴォ)
優勝した7年前以来、6年ぶりの出場ですが、今大会は1次ラウンド突破も厳しいかなと思っていました。それでもよくここまで来たと率直に感じます。うちは他チームに比べて小柄な選手が多いので、基本に忠実に戦うだけ。大会を戦う中で、戦術が段々と浸透してきたと思います。2日目は3試合を戦い、選手たちも疲れているはずですので、準決勝に向けてしっかりリカバリーしてもらいたい。ここまで来たら一生懸命やるだけです。

大会期間:2024年8月16日(金)~8月18日(日)
会場:東京都/武蔵野の森総合スポーツプラザ
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