高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022は、5月21日(土)と22日(日)に第8節を開催します。

EAST

EASTでは首位に立つ川崎フロンターレU-18（神奈川）の勢いが止まりません。前節の前橋育英高校（群馬）戦では均衡した試合展開となりましたが、69分のFW五木田季晋選手（#9）のゴールで勝利をつかみました。これで連勝を4に伸ばし、いまだ無敗をキープしています。今節は市立船橋高校（千葉）と対戦します。市立船橋は第6節の横浜F・マリノス（神奈川）戦で0-7と大差を付けられて敗れました。先週行われるはずだった第7節は延期となっており、約2週間でチームの立て直しを図れているか、注目が集まります。

前節、FC東京U-18（東京）との上位対決で勝利し、2位に浮上したのは横浜F・マリノスユース（神奈川）です。特筆すべきはその攻撃力。ここまでリーグトップの26得点を挙げています。リーグ2位のFC東京との得点差は7とその得点力の高さを物語っています。今節は6位の大宮アルディージャU18（埼玉）をホームに迎えての一戦。大宮は開幕から4節こそ1勝3敗と苦しみましたが、ここ3戦は2勝1分けと上り調子です。好調の横浜FMから勝ち点を奪取して上位進出を狙います。

3位に後退したFC東京はアウェイで柏レイソルU-18（千葉）と対戦します。前節の横浜FM戦では4失点が響き、5試合ぶりの敗戦となりました。守備の安定が図れれば、勝利に近づくでしょう。一方の柏は3試合が延期となっており、4試合で1勝3敗と厳しい戦いが続いています。2節ぶりのリーグ戦で、相手は同じＪクラブユースとあって選手たちも気合が入っていることでしょう。

その他、横浜FCユース（神奈川）と前橋育英、桐生第一高校（群馬）と青森山田高校（青森）、流通経済大学付属柏高校（千葉）とJFAアカデミー福島U-18（静岡）の試合が予定されています。

WEST

静岡学園高校（静岡）は暫定ながらWESTの首位に返り咲きました。前節はセレッソ大阪U-18（大阪）を3-1と撃破し、2連勝を達成。その2試合ともに3得点を挙げており、攻撃陣の調子の良さを感じさせます。今節は9位の東福岡高校（福岡）との高体連対決に臨みます。東福岡も前節の履正社高校（大阪）戦で開幕戦以来の勝利を手にしており、同じ高体連チームから連勝を目指してくるでしょう。

前節が延期となり2位に後退したサガン鳥栖U-18（佐賀）はガンバ大阪ユース（大阪）との一戦を迎えます。リーグ最少の3失点を誇る守備で試合の流れをつかんで首位奪還といきたいところでしょう。対するG大阪は3試合を戦っていずれも敗れています。攻撃的なチームスタイルを貫き、好調の鳥栖から勝ち点を奪取して上位進出への活路を見出したいところでしょう。

前年度のWEST王者であるサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）が苦しい状況に立たされています。現在6試合を戦い、1分け5敗で11位という状況です。全ての試合で1得点ずつ挙げているものの、守備の安定さを欠き、未勝利が続いています。今節は4試合消化ながら勝ち点9で5位と好位置にいる名古屋グランパスU-18（愛知）との一戦です。名古屋は2節連続で延期となっており、久しぶりのリーグ戦です。まだまだ優勝は射程圏内とあって広島戦でも勝利を目指して戦います。広島の今季初勝利か、名古屋の優勝への勝ち点3か。Ｊユースの強豪同士の一戦に注目が集まります。

その他、履正社とジュビロ磐田U-18（静岡）、ヴィッセル神戸U-18（兵庫）と清水エスパルスユース（静岡）の試合が開催予定です。また、大津高校（熊本）とC大阪の一戦は延期が決定しています。

大会期間：2022年4月2日(土)～2022年12月4日(日)

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