高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022は、7月9日(土)と10日(日)に第12節を行います。前節に折り返しとなる第11節を終え、今節から2巡目の対戦となります。

EAST

首位の川崎フロンターレU-18（神奈川）はホームに大宮アルディージャU18（埼玉）を迎えての一戦です。前半戦の川崎Fは、プレミアリーグ初参入ながら10勝1分けの無敗で折り返しました。リーグ最少の7失点を誇る守備に加え、ここ3戦は1試合平均5得点と攻撃力も目を見張ります。この快進撃はどこまで続くでしょうか。対する大宮は5勝1分け5敗で5位に位置しています。前節は終盤のCKからキャプテンのDF小澤晴樹選手（#3）がヘディングシュートで決勝ゴールを挙げ、上位のFC東京U-18（東京）を撃破。勢いに乗って連勝を目指したいところでしょう。

2位の横浜F・マリノスユース（神奈川）は横浜FCユース（神奈川）との“横浜ダービー”に臨みます。開幕戦ではFW内野航太郎選手（#9）のオープニングゴールを皮切りに3得点を挙げた横浜FMに軍配が上がりました。その後、横浜FMはリーグ最多の34得点をたたき出す攻撃力で上位をキープしています。一方の横浜FCは4勝3分け4敗で7位。ライバルチームから勝利を挙げて勢いに乗りたいところです。

3位のFC東京はJFAアカデミー福島U-18（静岡）と対戦します。AC福島との開幕戦を4-1で制し、第3節から4連勝をするなど上々のスタートを切ったFC東京ですが、以降は1勝4敗と苦しい戦いが続きます。直近3試合で2得点と多くなく、11得点で得点ランキング1位のFW熊田直紀選手（#9）ら攻撃陣の奮闘に期待が高まります。

その他、青森山田高校（青森）と市立船橋高校（千葉）、前橋育英高校（群馬）と柏レイソルU-18（千葉）、桐生第一高校（群馬）と流通経済大学付属柏高校（千葉）が対戦します。

WEST

前節行われた暫定2位のジュビロ磐田U-18（静岡）と首位のサガン鳥栖U-18（佐賀）による首位攻防戦は、前半に磐田が先制するも、FW楢原慶輝選手（#7）とDF大里皇馬選手（#11）のゴールで鳥栖が逆転勝利。首位の座をキープしています。今節の鳥栖は6位の履正社高校（大阪）と、磐田は8位のサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）と対戦します。履正社、広島共に前節は勝利を挙げており、上位陣に待ったをかけられるか注目が集まります。

3位の静岡学園高校（静岡）は大津高校（熊本）との対戦です。静岡学園は直近3試合は1勝2敗と開幕から続いた勢いもやや落ち着いた印象です。一方の大津は現在、1勝1分け6敗で最下位に沈んでいます。白星は第2節のヴィッセル神戸U-18（兵庫）戦から遠ざかっていますが、2試合連続ゴール中のキャプテン、FW小林俊瑛選手（#9）を中心に状況の打開に挑みます。開幕戦では4-0で静岡学園が快勝。リーグ戦の半分が経過し、今回はどのような結果が待っているでしょうか。

神戸はガンバ大阪ユース（大阪）との一戦を迎えます。神戸は第2節から3連敗を喫するなど不穏な立ち上がりとなりましたが、そこから調子を上げ、5勝1分け4敗で5位に位置しています。ここ4試合では3勝1分け、特に勝利した試合はいずれも無失点と守備陣の奮闘が光ります。対するG大阪は1勝2分け4敗、プリンスリーグ自動降格圏の11位。開幕4連敗中は4試合で17失点と守備の脆さを露呈しました。しかし、ここ3試合では2試合の無失点を含む2失点で乗り切っています。前節の名古屋グランパスU-18（愛知）戦では1-0で待望の今季初勝利をつかみました。ここで一気に上昇気流に乗りたいところでしょう。熱戦必至の“阪神ダービー”にぜひともご注目ください。

その他、東福岡高校（福岡）と清水エスパルスユース（静岡）が対戦予定です。また、セレッソ大阪U-18（大阪）と名古屋グランパスU-18（愛知）の一戦は延期となっています。

高円宮杯プレミアリーグ 大会公式Twitter

大会期間：2022年4月2日(土)～2022年12月4日(日)

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