JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > JFAなでしこひろば > 最新ニュース一覧 > JFAなでしこひろば in 府中 by FC東京(東京都)を開催

ニュース

JFAなでしこひろば in 府中 by FC東京(東京都)を開催

2017年12月12日

JFAなでしこひろば in 府中 by FC東京(東京都)を開催

東京フットボールクラブ株式会社が主催する「JFAなでしこひろば」が12月10日(日)、東京都府中市で開催されました。当日は天候にも恵まれ、二部開催のうちの一部には小学1年生から6年生までの12名が参加しました。FC東京のなでしこひろばでは普段、スクール生やリピーターも多く、FC東京が好きな子どもからサッカーが大好きな子ども、体を動かすことが好きな子どもが集まっていますが、この回には新しく4人の女の子が参加しました。

最初はボールに慣れるためのメニューからスタート。コーチが言った色のコーンを触ってからボールを手で投げてシュートをしていきます。その後、ドリブルにもチャレンジ。積極的に回数をこなす参加者が多数でした。足で扱うのが難しくても、難易度を設定し、コーチが優しくゆっくりと言葉をかけると参加者も次々とチャレンジしていました。次に、ハンドパスをしながらコーンを通過。時間が経つにつれて初めて会う参加者同士でも自然と会話が生まれ、「次、青!赤!」などコミュニケーションも増えていきました。足でもパスを行い、難しい場面もありましたが、失敗をしながらも蹴り方や仲間との距離をどうしたら良いかを伝え、最後は笑顔でプレーしていました。サッカーを普段やっている子は、パスを出したら動き、素早いパス回しもすることができるなど、成長が見られました。

練習終盤には、コーチとの対決。ゴール2個を守るコーチに対し2人で攻めていきます。パスを使ったり、ドリブルでコーチと勝負したりと、様々な攻撃がありました。初心者には、レベルに合った関わりをコーチがすることで、子どもたちの自由な発想が生まれ、相手の裏を取ること、味方と関わることがとても多くなっていきました。その後は学年を分けて3対3のミニゲームを行いました。コーチも入ってみんなでボールを追いかけ、練習で行ったパスからシュートする場面や、みんなで声をかけながら守るシーンも見られ、白熱したゲームとなりました。最後は、7対7の試合。途中からボールを2個にしたりと、その雰囲気に合ったオーガナイズを行いました。笑顔が多く、充実した様子が伝わってきた回となりました。

主催者コメント

鯨井健太 普及部コーチ兼グラスルーツコーディネーター
FC東京では、FC東京パーク府中と上石神井でなでしこひろばを開催しています。チームでの活動はありませんが、十文字、上石神井で女子限定小学生のサッカースクールを開校しており、上石神井では中学生以上や大人の方も参加できるクラスもあります。FC東京パーク府中では大人の女性を対象としたフットサル教室もあり、サッカーを観る、応援するだけではなくプレーする場所を提供しています。男の子と一緒にやるのはちょっと厳しいと言った声もあるので、定期的な開催、また女子だけで集まる場所を増やしていきたいと感じています。まだ少しではありますが、第1部で小学生が参加した後に、第2部でお母さんが参加するといった場面もあります。今回のなでしこひろばでは、「初心者です。大丈夫ですか?」といった保護者もいましたが、終わってみればたくさんの笑顔で終わることができました。子どもはとても嬉しそうでしたが、観ている保護者の笑顔もとても印象的です。今後も、笑顔がたくさん生まれるイベントを開催していきたいと思います。

保護者コメント

高橋美恵 さん
幼稚園からFC東京のスクールに通っています。ずっと男の子と一緒にプレーしてきましたが、女子だけでやってみたいという希望があり、なでしこひろばに参加するようになりました。お友達ができ、のびのびとプレーをしているように感じます。親子での参加もしました。いつも観ているだけでしたが、未経験の私でも一緒にボールを蹴ることで子どもと共有できる楽しい時間でした。このような女子の活動場所が増えれば嬉しいです。

JFAなでしこひろば

女の子から、お姉さんやお母さん、おばあちゃんまですべての女性がサッカーをもっと気軽に楽しんでいただける場所です。日本サッカー協会が認定した各地域の団体や施設の皆様によって運営されています。

JFAなでしこひろば

アーカイブ
JFAなでしこひろば
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー