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新生なでしこジャパン、大会3連覇&FIFA女子ワールドカップ出場権を懸けたメンバーを発表 AFC女子アジアカップインド2022

2022年01月08日

新生なでしこジャパン、大会3連覇&FIFA女子ワールドカップ出場権を懸けたメンバーを発表 AFC女子アジアカップインド2022

日本サッカー協会(JFA)は7日(金)、AFC女子アジアカップインド2022に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)メンバー23名を発表し、佐々木則夫JFA女子委員長と、なでしこジャパンの池田太監督がオンライン会見に臨みました。

3連覇を懸けて臨む女子アジアカップメンバーは、昨年11月のオランダ遠征に参加した選手が多くを占め、経験豊富なDF熊谷紗希選手(FCバイエルン・ミュンヘン/ドイツ)、MF長谷川唯選手(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)、FW菅澤優衣香選手(三菱重工浦和レッズレディース)などが選出された一方、オランダ遠征メンバーに選ばれていなかったGK山下杏也加選手(INAC神戸レオネッサ)、MF遠藤純選手(エンジェル・シティFC/アメリカ)も、今回の23名に入りました。

池田監督は「(昨年)10月に新しくなでしこジャパンが発足し、国内トレーニングキャンプと海外遠征を行って、女子アジアカップを迎えます。限られた2回の活動で積み上げてきたものを、女子アジアカップにぶつけられればと考えました」と、短い準備期間ながら最大限の成果を目指せる選手を、選考のポイントに挙げました。

1月20日(木)から2月6日(日)にかけて行われる女子アジアカップは、FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023のアジア地区予選を兼ねており、ノックアウトステージ上位5チームが、その出場権を得ます(※ただし上位5チームにオーストラリアが入った場合、6位チームも出場権獲得)。

AFC女子アジアカップヨルダン2018で、優勝に貢献したDF清水梨紗選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、FW岩渕真奈選手(アーセナル/イングランド)などは、前回大会に続いての選出。先日の皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会で、決勝進出の原動力となったGK池田咲紀子選手、MF猶本光選手(いずれもレッズ)なども好調で、アジアの舞台での活躍が期待されます。

池田監督は「攻撃のバリエーションを増やし、ゴールを奪いにいく姿勢を見せながら(プレーの)精度を上げていきたい」と、オランダ遠征を振り返りながら話し、「ノックアウトステージでは勝負強さや粘り強さを発揮するため、国内でいい準備をしてインドに入りたい」と、決戦を見据えました。

女子アジアカップ3連覇と新生なでしこジャパン初タイトルを目指し、チームは高円宮記念JFA夢フィールドでの事前キャンプを経て、日本時間1月21日(金)17:00キックオフのグループステージ初戦・ミャンマー女子代表戦に臨みます。

登壇者コメント

佐々木則夫 JFA女子委員長
各クラブや国の省庁をはじめ、皆さんのご協力により、メンバー発表をする機会に至りまして、本当にありがとうございます。インドのムンバイで行われる女子アジアカップは、2023年の女子ワールドカップ予選を兼ねた大切な大会です。しっかりと皆さんのご期待に沿い、そして日本の皆さんに明るいニュースを届けるために頑張りたいと思います。ぜひ多くの皆さんにご注目をいただきたいと思います。

池田太 なでしこジャパン監督
我々なでしこジャパンは夢フィールドで国内キャンプを行い、女子ワールドカップ予選を兼ねた女子アジアカップにチャレンジしていきます。関係各所のご協力のもと、またこの代表活動ができることとなりましたので、サッカーを通じて皆さんに喜びと元気を伝えられればいいと思っています。女子ワールドカップ出場権を確実に手にし、そして我々がアジアで頂点に向けて戦う姿を見せることで、熱い思いを伝えたいと思います。

AFC女子アジアカップインド2022

2022年1月20日(木)~2月6日(日)

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