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なでしこジャパン、初の実戦形式練習で攻守を確認~香川合宿2日目~

2015年05月20日

なでしこジャパン、初の実戦形式練習で攻守を確認~香川合宿2日目~

好天に恵まれた5月19日(火)、香川県内でのトレーニングキャンプ2日目を迎えたなでしこジャパンは、午前と午後の2部練習を行いました。

午前中はGKを含めた8対8やクロスからのシュートなどを繰り返して汗を流しました。午後は地元の男子高校サッカー部との合同練習に臨み、約2時間しっかりと体を動かしました。狭いエリアでの5対4、6対4、6対5のほか、攻撃的ポジションの選手と守備的ポジションの選手に分かれて、それぞれシュート練習やDFラインのコンビネーションの確認を意欲的に行いました。

最後はピッチ全体を使い、今回のキャンプで初めて実戦形式の練習を実施。24日(日)の「MS&ADなでしこカップ2015 対ニュージーランド女子代表戦」を見据えながら、男子高校生のスピードを体感しました。

佐々木則夫監督は要所でプレーを止めて選手と動きを確認し、選手同士でも意見を交換しながら細かい連係を高めていました。

選手コメント

FW ♯11  大野忍 選手(INAC神戸レオネッサ)
誰が試合に出場するかを最終的に決めるのは監督なので、私たちはコンディションを上げていくだけです。ただ、どこのポジションであっても、攻守でアクションを起こすことが大切なので、それは意識して練習しています。例えば岩渕真奈選手や菅澤優衣香選手など、若い選手に対して私も声を掛けるなどコミュニケーションを取っていますが、そうした選手がもっと存在感を高めていけば、チームのプラスになると思います。すべての選手が刺激し合うことが、チームの成長につながると思います。

FW ♯17  大儀見優季 選手(VfLヴォルフスブルク/ドイツ)
チームとしての攻守において、まだ細かい部分で確認し切れていない部分はありますが、そこは時間をかけてやっていけると思います。毎回のトレーニングを無駄にせず、自分のイメージを伝えながら味方のイメージを共有したいと思います。アルガルベカップ以降、相手の守備陣の準備ができていない状態でシュートを放つ意識を持って取り組んできました。時にはドリブルをしてフリーになった味方を生かすプレーも意識しています。過去のイメージを変えながら、常に先へと進んでいきたいと思います。

MF ♯13  宇津木瑠美 選手(モンペリエHSC/フランス)
フランスでのシーズンを終えて多少のブランクはありますが、毎日の練習でチームとしての距離を縮めていきたいと思っています。試合で1回のチャンスだけで勝負が決まることがあるので、私も練習中のチャンスを確実にものにしていきたいという思いです。なでしこジャパンは、ゲームの流れで誰が出ても遜色ないような選手がそろっています。チームとしての層は上がってきていると思います。

DF ♯4  熊谷紗希 選手(オリンピック・リヨン/フランス)
4年前のFIFA女子ワールドカップ直前と比べると、気持ちの持ちようが違う自覚はあります。何も知らないと言ってもいいくらいの状態で、必死に食らいついていたのが4年前でした。あれから海外移籍をして、どんな体勢でも得点を取る外国人選手を目の当たりにしてきました。その中で、味方の特長を考えた上で、思いやりのあるパスができるのは日本の良さであり、強みだと実感しています。もっとチームが良くなるという確信を持って、今回のキャンプでもその強みをより伸ばしていきたいです。

JFA-TV

  • 澤穂希 選手 (INAC神戸レオネッサ) インタビュー

  • 川村優理 選手 (ベガルタ仙台レディース)インタビュー

  • 阪口夢穂 選手(日テレ・ベレーザ) インタビュー

MS&AD なでしこカップ 2015

なでしこジャパン(日本女子代表) vs ニュージーランド女子代表
5月24日(日) 19:10 キックオフ(予定)
香川/香川県立丸亀競技場
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公共交通機関に加え、近隣の駅や駐車場とスタジアムを結ぶ臨時バスの運行を予定
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キリンチャレンジカップ2015

なでしこジャパン(日本女子代表) vs イタリア女子代表
5月28日(木) 19:20 キックオフ(予定)
長野/南長野運動公園総合球技場
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シャトルバスを運行予定
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FIFA女子ワールドカップ カナダ2015

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