アメリカで開催される「2017 Tournament of Nations」に出場するなでしこジャパンは7月24日(月)、成田空港に集合し、第1戦の開催地となるシアトルに向けて出発しました。

約9時間半のフライトを終えて無事シアトルに到着したチームは、UEFA女子ヨーロッパ選手権の視察のため、オランダから現地入りした今井純子女子委員長と高倉麻子監督、ドイツでプレーする横山久美選手、そしてシアトルでプレーする宇津木瑠美選手と合流し、全員が揃いました。

晴天に恵まれた午後は早速トレーニングを行いましたが、週末のリーグ戦と移動の疲労を考慮して、コンディション調整を目的にジョギングとボールを使っての軽めのメニューとなりました。日本に比べて湿度が低く、サッカーをする環境は快適であるものの、日本とシアトルでは16時間の時差があり、いち早くコンディションを整えることが重要となります。

夕食後に行われたミーティングでは、この活動の目標や代表選手として求められる姿勢などについて高倉監督から話があり、初招集の5名の選手だけでなく、全選手が初戦に向けて気を引き締めました。

選手コメント

DF #19 北川ひかる 選手（浦和レッズレディース）
今回の大会では、強豪国3チームと試合することができるということで、とてもわくわくしています。自分のストロングポイントをどこまで出すことができるのか、ワールドカップやオリンピックまでに改善する必要のある課題などを見つけるきっかけになると思います。どの試合も難しい試合になると思いますが、まずはチャレンジすることを意識して強気で戦いたいと思ってます。そして、勝利に貢献できるように頑張ります。

DF #23 市瀬菜々 選手（マイナビベガルタ仙台レディース）
このアメリカ遠征ではブラジル、アメリカ、オーストラリアといった世界の強豪国に名を連ねている3国と対戦することができます。個人の目標としては、やはり体を張って無失点で抑えること、そして長所である予測能力で後ろからチームに安定感をもたらすことを意識して頑張ります。

FW #15 籾木結花 選手（日テレ・ベレーザ）
今回の遠征ではブラジル、オーストラリア、アメリカという強豪国と出来る貴重な機会です。チームのミーティングでは来年のアジアカップ、再来年のワールドカップを見据え、必ずこの3戦を3勝するということを再確認しました。私は前線からの守備や、ゴール前でのプレーで得点に絡み、チームに貢献出来るように頑張りたいと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2017 Tournament of Nations

2017/7/27(木)～2017/8/3(木)
日本戦全試合をNHK BS1にて生中継予定
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