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なでしこジャパン候補 世界一奪還を目指して体と頭を鍛える
2018年01月17日
なでしこジャパン(日本女子代表)候補トレーニングキャンプは2日目の16日(火)、午前・午後とフィジカル強化を目的としたトレーニングを実施しました。
外のピッチで行われた午前のトレーニングでは、まず持久走で走力を確認。自身の体と向き合う時間となりました。その後はグリッド内でボールを使っての3対2やパス&ムーブで体を動かし続けます。GKは別でトレーニングを行いましたが、ゴールは設置せず、キャッチしたボールを体を捻ってスローしたり、体幹トレーニングのポジションからボールを受けて返すなど、FP同様に戦術・技術と掛け合わせたフィジカルトレーニングを行いました。
午後は室内に場所を移し、2グループに分かれてのトレーニングとなりました。一方は前方向や上方向への数種類のジャンプを行い、それを計測して距離、パワー、バランスなどを確認します。もう一方のグループは専門家の指導の下で、各種のスクワットを行い、鏡の前で正しいフォームで体を動かせているかを入念にチェックしました。この5日間のキャンプだけで体が変化するわけではなく、今後継続して取り組むために正しい知識、フォームを確認して取り入れる時間となりました。
また、夕食後のミーティングの時間では、2017年から継続して活動に参加して頂いている田中ウルヴェ京さんに講義をお願いしました。6人ずつのグループに分かれてのグループワークとなり、メンタルがどのようにサッカーに影響するかという観点で話し合われ、ここでは自身の内側と向き合う作業を行いました。世界一奪還に向けて、ブレないメンタリティをチームとして持つことを今後の目標に、充実した90分の講義を経験することができました。
選手コメント
DF 万屋美穂 選手(マイナビベガルタ仙台レディース)
これまでもフィジカルを意識してトレーニングはしてきましたが、特に午後に行ったフォームチェックで、これまで以上に意識を高めることができました。とても細かいところまで気にしながらトレーニングするということで、あらためてその重要性を感じています。自分ではまだまだ足りないという認識なので、今後所属クラブでも続けていかなければいけないと思っています。伸びしろしかないので、「やらなきゃ」と思いました。
DF 三宅史織 選手(INAC神戸レオネッサ)
所属クラブで1年を通して試合に出場できたことは大きな自信になりましたが、昨年末のE-1選手権に出て、アジアの強豪と戦った時にこれほどフィジカルに差があるのかと痛感させられました。これまでもフィジカルトレーニングは取り組んできましたが、リーグに出ることがひとつの目標で、国内の基準でやってきたと思います。今回のフィジカルキャンプでも真新しいことはやっていませんが、これまで以上にフォームの細かなところまで気を遣うなど、世界を意識して取り組んでいかなければいけないと思っています。
スケジュール
1月15日(月) | 15:30 | トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】 |
---|---|---|
1月16日(火) | AM/PM | トレーニング【一般非公開】 |
1月17日(水) | AM/PM | トレーニング【一般非公開】 |
1月18日(木) | AM/PM | トレーニング【一般非公開】 |
1月19日(金) | AM | トレーニング【一般非公開】 |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
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