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なでしこジャパン 3月7日にベトナム戦~オリンピックアジア最終予選~
2016年03月07日
オリンピックアジア最終予選の第4戦・ベトナム女子代表戦に向け、なでしこジャパンは6日(日)、大阪府内で最終調整に臨みました。
冒頭20分以外をメディア非公開とし、7日(月)に行われるベトナム戦、9日(水)の朝鮮民主主義人民共和国戦を見据えて実戦的なトレーニングを行いました。第3戦から2日間あいたことで、リカバリーをするとともに、残り2戦に向けた準備を心身ともに重ねています。
ベトナム女子代表は昨年、日本から派遣された乗松隆史監督のもとで強化を図り、アジア2次予選を通過(現在はドック・チュン・マイ監督)。最終予選ではここまで中国、オーストラリア、朝鮮民主主義人民共和国を相手に勝点0といずれも未勝利ながら、0-1で敗れた朝鮮民主主義人民共和国戦では試合終了間際まで無失点でおさえるなど相手を苦しめました。なでしこジャパンの佐々木則夫監督も「粘り強い守備を見せる。そう簡単に得点は取らせてもらえない。カウンターもしっかりできるチームなので、リスク管理をしつつ、仕掛けの部分や泥臭さを意識しながら、まずは1点をとりにいく」とコメントしています。
「一人ひとりがチームという意識をもって」(FW岩渕真奈選手)、「全員で勝利に向かって、結果を出したい」(DF熊谷紗希選手)と目の前のベトナム戦に選手たちは集中しています。
なでしこジャパンとベトナム女子代表の一戦はキンチョウスタジアムで19:35キックオフです。16:35からはヤンマースタジアム長居で「中国女子代表 対 韓国女子代表」戦。この試合で中国が勝点1以上を積みあげなければ、日本はオリンピック出場に可能性を残すことになります。19:35からは同会場で「朝鮮民主主義人民共和国女子代表 対 オーストラリア女子代表」戦が行われます。
選手コメント
MF #8 宮間あや 選手(岡山湯郷Belle)
可能性がある限り戦い続けるという共通認識を持って、ベトナム戦に向けて準備を行いました。昨年のワールドカップもそうでしたが、日本に対してだけは別の戦い方をしてくるチームが多いので、映像で確認しながらも、試合のなかで自分たちがしっかり相手を見て、ボールを動かしながらきちんと攻撃をする、全員で守備をするといった部分が大事だと思っています。応援してくださっている方々に情けない試合を見せてしまっているので、「あの選手たち、またやってくれる」と思ってもらえるようなプレーを見せたいです。
DF #4 熊谷紗希 選手(オリンピック・リヨン/フランス)
残りの2試合に向けて、選手間で守備に関する確認、話し合いを行っています。全試合無失点を目指してきたなか、ここまで失点が続いています。自分たちがどれだけ踏ん張れるか、最後の最後まで身体を張り、球際に一人ひとりがいけるようにしたいです。起きてしまったことは取り返すことはできないですし、前を向くしかありません。自力だけでは厳しい状況ですが、可能性がある限り、全員で勝利に向かい、残り2試合結果を出したいです。
スケジュール
女子サッカー アジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016) | ||
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2月29日(月) | 1-3 | 第1戦 vs オーストラリア女子代表(キンチョウスタジアム) |
3月1日(火) | AM | トレーニング |
3月2日(水) | 1-1 | 第2戦 vs 韓国女子代表(キンチョウスタジアム) |
3月3日(木) | AM | トレーニング |
3月4日(金) | 1-2 | 第3戦 vs 中国女子代表(キンチョウスタジアム) |
3月5日(土) | AM | トレーニング |
3月6日(日) | AM | トレーニング |
3月7日(月) | 19:35 | 第4戦 vs ベトナム女子代表(キンチョウスタジアム) |
3月8日(火) | AM | トレーニング |
3月9日(水) | 19:35 | 第5戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国女子代表(キンチョウスタジアム) |
※スケジュールや会場は変更になる場合がございます。