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なでしこジャパン、オランダ戦に向けて攻撃面を確認
2015年11月28日
オランダ女子代表との国際親善試合を2日後に控えたなでしこジャパンは27日(金)、アムステルダム郊外で約2時間のトレーニングを行いました。攻撃を主なテーマとし、ビルドアップからのシュートやクロスからのシュート、細かくパスをつないでゴールへ向かう形などを繰り返し、その後は狭いエリアでのゲーム形式で調整。最後はフルコートで紅白戦を行い、コンビネーションや連携を深めました。
午後はオフとなったものの、全体ミーティングや選手間のミーティングが行われ、コミュニケーションや確認を重ねることに時間を割きました。
またこの日、アジアサッカー連盟より、来年2月29日から3月9日にかけて大阪府で行われる、女子サッカー アジア最終予選(リオデジャネイロオリンピック2016)のマッチスケジュールが発表されました。日本は2月29日にオーストラリアと初戦を戦い、中1日で韓国、中国と対戦。中2日を経て、3月7日にベトナム、9日に朝鮮民主主義人民共和国と対戦することになりました。佐々木監督は「予選は過酷なもの。ホームというプラスアルファがあるので、生かせれば」と語り、宮間あや選手も「対戦の順番は関係なく、どれも自分たちの力を出せる試合をしないと勝てない」と気を引き締めていました。
日本にとって、このオランダ戦がアジア最終予選、リオデジャネイロオリンピックへつなげるために貴重な一戦であることは言うまでもないですが、オランダもオリンピック出場の枠を争うゲームを控えており、互いに譲らない展開が予想されます。試合は29日(日)16:30(日本時間24:30)、フォーレンダムスタジアムでキックオフです。
選手コメント
MF #8 宮間あや 選手(岡山湯郷Belle)
(アジア最終予選の結果については)どれも自分たちの力を出せる試合をしないと勝てないので、対戦の順番はあまり関係ないと思っています。予選とはいえ一つの大会と捉えていますし、チーム一丸となって、ホームということを力に変えてプレーしたいです。目標は五輪出場の切符を手にすることですが、全勝することが五輪へのいい切符になると思います。
MF #19 増矢理花 選手(INAC神戸レオネッサ)
いろんな選手が守備の面などで声をかけてくれますし、個人的にも、徐々にコンビネーションや連携がとれてきたと思います。ただ、代表選出は初めてではないので、もっと自信を持ってプレーしたいです。試合に出るチャンスがあれば、ゴールが一番のアピールになると思いますが、他にも、攻撃面ではアイディアを持って相手を崩し、積極的にドリブルをしかけて得点に繋げ、守備でもしっかりと連携して前からボールがとれるようにプレーしたいです。オリンピック予選の日程が決まり、まずはメンバーに選ばれることが第一ですが、目標がより具体的になったことで細かい準備をしていかなくてはいけないと感じています。トレーニングで課題となっている部分が、所属チームに戻ってゼロにならないよう意識し、次に代表に呼ばれたときに高いレベルからスタートできるようにしたいです。
スケジュール
11月24日(火) | AM/PM | トレーニング |
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11月25日(水) | PM | トレーニング |
11月26日(木) | PM | トレーニング ※完全非公開 |
11月27日(金) | AM/PM | トレーニング |
11月28日(土) | AM | トレーニング |
11月29日(日) | 16:30 | 国際親善試合 vs オランダ女子代表(Stadium FC Volendam) (日本時間:24:30 TV放送:NHK-BS1にて全国生中継) |