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森保一監督ら各代表監督が年間スケジュール発表にともなうメディアアクティビティを実施
2023年12月19日
日本サッカー協会(JFA)は12月18日(月)、2024年の年間スケジュールを発表し、JFAハウスでSAMURAI BLUE(日本代表)の森保一監督らがメディア対応しました。
2024年には、パリオリンピック2024(第33回オリンピック競技大会)やU-20女子・U-17女子など年代別のFIFAワールドカップといった世界大会が開催され、SAMURAI BLUEはFIFAワールドカップ26のアジア最終予選へと突入していきます。1月に開催されるAFCアジアカップ カタール2023を前に、元日からタイ代表と親善試合を行うSAMURAI BLUEの森保監督は「1試合、1試合勝利をつかみ取ることに全力を尽くしながら、戦術の幅を広げる、選手を試すということもトライしていければなと思っている」と意気込みを語りました。
11人制以外にも、ビーチサッカーと男子フットサルの日本代表がそれぞれFIFAワールドカップに挑みます。特にビーチサッカーは前回大会で準優勝という好成績を収めており、茂怜羅オズ選手兼監督は「前回は初めてメダルを取れたので、次は優勝を目指す」と高い志を掲げました。
コメント
森保一 SAMURAI BLUE監督
元日から代表戦ができることを、ありがたく、幸せに思います。その試合で良い準備をして、まずは勝利をサポーターの皆さんと喜んで、一年の良いスタートを切れればと思います。アジアカップ、そしてFIFAワールドカップのアジア2次予選、最終予選と続いていきますが、すべての試合が公式戦ですので、1試合1試合勝利をつかみ取ることに全力を尽くしながら、戦術の幅を広げる、選手を試すということもトライしていければと思っています。
大岩剛 U-22日本代表監督
どのような相手にも我々のスタイルをやり続けたことで、積み上げができたと思っています。守備でも攻撃でも意図的にボールを奪い、攻める割合が増えてきています。ただしAFC U23アジアカップ予選で、相手が我々を止めに来る方法はいろいろあると痛感しました。オリンピックへの最終予選となる本大会では、点を奪うための対策をしなければいけないと感じています。今年は色々な国のサッカースタイルを経験できたので、今後に生かしていけると思います。
池田太 なでしこジャパン(日本女子代表)監督
今年はFIFA女子ワールドカップという大きな世界大会を戦い、ベスト8という結果でした。悔しさもありますが、私が監督に就任してから選手も少しずつ成長してきて、世界と戦える部分もありました。その部分を来年、最終予選を経て、パリオリンピック2024へ向けて向上させていきたいと思います。また皆さんとサッカー界を盛り上げていければと思っています。
木暮賢一郎 フットサル日本代表監督
今年はブラジルやモロッコに出向くなど17試合を行い、そのうち7カ国は前回のFIFAワールドカップでベスト16以上の相手でした。若手選手を多く起用しており、大きな成長がありました。締めくくりとなる先日のアルゼンチン代表との2試合の引き分けは、一定の評価をしてもいいかと思います。来年は前回大会から3年目の集大成となるので、まずはアジアチャンピオンとなってFIFAフットサルワールドカップ出場権を獲得し、本大会でも過去最高の成績を収めたいと思っています。
須賀雄大 フットサル女子日本代表監督
2025年に初めてのFIFA女子フットサルワールドカップが開催されることが決まりました。すべての関係者が待ち望んでいた大会で、もちろん優勝を目指して戦います。そのためにも、来春の海外遠征で自分たちの立ち位置をしっかり確認したいと思っています。力を試すのではなく、自分たちがどれだけ戦えるかにフォーカスしてメンバー選考して挑みたいと思っています。本当に良い選手たちがいますので、たくさんの方に見てもらえるムーブメントができるように尽力していきます。
茂怜羅オズ ビーチサッカー日本代表監督
今年は決勝でイランに負けてアジア連覇は達成できませんでしたが、FIFAビーチサッカーワールドカップ出場が決まりました。過去全大会に出ているのは、ブラジルと日本だけです。前回は初めてメダルを取れたので、次は優勝を目指します。本大会では難しいグループに入りましたが、若い選手も試し、海外遠征や国内トレーニングキャンプを通じてチームをつくってきました。今年11月から来年2月に開催が延期されましたが、それまでの時間をうまく使って準備したいと思います。