ポルトガルに到着してから7日目は、いよいよ翌日に迫ったFIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015の初戦である対ポルトガル代表戦に向け、最後の調整を行いました。

1時間のトレーニングでは、いつもと変わらない基礎的なメニューでウォームアップ後、約30分間の紅白戦を実施。トレーニング中の選手たちは、特に緊張している様子は見せず、いつも通りの雰囲気で翌日の試合に向けて最終チェックを行います。

夕食後には、映像や作戦盤を使用したミーティングを行いました。ビーチサッカーポルトガル代表の過去の試合の映像を分析しながら、攻撃・守備面の一つ一つの細かなプレーについてディスカッションをしました。

前回のFIFAビーチサッカーワールドカップタヒチ2013では準々決勝で敗退し、その後マルセロ・メンデス監督が就任してから1年3ヶ月が経ちました。この間にチームは、さまざまな大会や遠征を経て着実に成長してきました。明日の試合は、大会のホスト国ポルトガル代表の応援でスタジアムが埋め尽くされることが予想されますが、日本代表らしいプレーでまずは初戦に勝利し、今後に弾みをつけていくことをチームは目指します。

選手コメント

後藤崇介 選手（東京レキオスBS）
ポルトガルに到着してから、ずっとこちらの天気は良く、過ごしやすい環境の中でとても良い調整が出来ていると思います。明日のワールドカップ初戦の相手であるポルトガル代表は、昨年のBSWW MUNDIALITO GAIA 2014に参加した際、同じ場所、また同じキックオフ時間での試合で2-8で惨敗した相手です。試合を振り返ると、終始相手にボールを支配され続け、自分のビーチサッカー人生の中で一番厳しい試合の一つでした。その時と比べて、個人でもチーム全体でもいろいろな経験を積んできて、確実に成長していると思います。明日の試合では、最初から最後まで常に冷静に、チーム一丸となって戦いたいと思います。

大場崇晃 選手（ドルソーレ北九州）
自分にとって初めてのワールドカップですが、初戦前日の今日は、緊張よりも明日の試合がとても楽しみな気持ちでいます。ワールドカップという最高峰の舞台で、自分の実力がどこまで通じるか、またマルセロ監督になってからの期間でチームがどこまで成長したかを試すことができるとても良い機会だと思っています。ポルトガルに来てからコンディションも上がってきているので、明日はいつも通りの自分のプレーでチームの勝利に貢献したいです。また、いつも日本で応援してくださっている方たちのためにも頑張りたいと思います。

スケジュール

※時間はすべて現地時間です。

FIFAビーチサッカーワールドカップにおける日本の過去の戦績

過去7回出場／26試合6勝2分18敗／71得点113失点

 FIFAビーチサッカーワールドカップポルトガル2015

2015/7/9（木）～7/19（日）
グループステージ初戦
日本時間 7月9日(木)22:30キックオフ(予定)
ビーチサッカーポルトガル代表  vs.  ビーチサッカー日本代表

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