ニュース
ビーチサッカー日本代表、ワールドカップに向けたメンバー14人を発表 FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021
2021年07月27日
ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ監督兼選手は7月26日(月)、オンラインで会見に臨み、8月19日(木)に開幕するFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021に向けたメンバー14名を発表しました。
茂怜羅監督がメンバーを読み上げ、GK宜野座寛也選手(ソーマプライア沖縄)、FP山内悠誠選手(東京ヴェルディBS)らFIFAビーチサッカーワールドカップに複数回出場している選手が選ばれる中、GK城田優選手(レーヴェ横浜)、FP齋藤巧選手(ソーマプライア沖縄)、上里琢文選手(東京ヴェルディBS)、坪谷亮太選手(ソーマプライア沖縄)といったワールドカップメンバー初選出の選手の名も呼ばれました。
「ベテランと若い選手のバランスを考えた」という茂怜羅監督は、初のワールドカップに臨む齋藤選手と坪谷選手について「2人ともアラのポジションで、自分が目指しているチームは、アラの選手がチームの心臓になる。プレースタイルが異なるが、2人には攻守両面で期待している」と選出の理由を口にしました。
一方で、茂怜羅監督自身が引き続きキャプテンマークを巻くことを明かしつつ、チームを引っ張っていく存在としてベテランの山内選手の名を挙げ、「山内選手にとっては9回目のワールドカップだが、本人のモチベーションも高い。ピヴォとして点を取る仕事もあるが、チームのバランスを取る役割も期待したい」とコメントしました。
前回、2年前のパラグアイ大会では過去最高位のベスト4に並びましたが、目指すのはさらなる高みです。茂怜羅監督は「ワールドカップで結果を残せるチームになった」と胸を張ります。
昨年から新型コロナウイルスの影響により、代表活動は国内合宿に留まりましたが、茂怜羅監督は「チームはメンタル面で成長したと感じている。前回はベスト4までいって、今回はメダル(3位以内)を取れるという自信もある。日本は世界ランキング6位で、世界のトップチームとして臨みたい。もう一つ重要なのは体力面。今回の合宿でも武井敦彦フィジカルコーチに来てもらい、第3ピリオドまでベストコンディションでプレーすることができると思う」と自信をのぞかせます。
日本は8月19日(木)に大会初戦でパラグアイと対戦。「グループステージで対戦するパラグアイとアメリカとは前回大会と同じ組み合わせになった。互いのプレースタイルは分かっているし、今回も難しい試合になる。前回勝ったからといって今回も勝てると思わないようにしたい。アメリカ戦やロシア戦など先を考えず、まずは第1戦のパラグアイ戦に集中したい」(茂怜羅監督)と初戦に照準を合わせます。
ビーチサッカー日本代表は8月7日(土)にロシアに渡り、現地でトレーニングやトレーニングマッチを重ねて本戦に備える予定です。
監督・選手コメント
FP #10 茂怜羅オズ 監督兼選手(東京ヴェルディBS)
新型コロナウイルスの影響などがありましたが、スタッフの協力もあり、今年の3月から国内合宿を実施することができました。30人程度の選手を見てきて、選抜チームを組んだり、トレーニングマッチなどでいろいろな選手にチャンスを与えてきました。いろいろ大変なことを乗り越えてベストメンバーが揃いました。今はワールドカップという世界一を競う大会で、本番のプレッシャーの中で重圧をはねのけることができるのか。そういうところを考えています。ワールドカップに向けて、一試合ずつ大事にして日本にメダルを持ち帰りたいと思います。
FP #9 山内悠誠 選手(東京ヴェルディBS)
自分にとって9回目のワールドカップですし、いろいろな状況を把握しています。選手のことも理解しているつもりなので、オズ監督の手助けになれるように意識しています。15年間、日本代表に選ばれていますが、今のところベスト4が最高順位なので、優勝や最低でもメダルを獲得することが責務といいますか、これまでの歴史を見てきた者としての責任だと思います。そういったことを、オズ監督や選手として一緒にやってきた田畑(輝樹)コーチと共有できる大会にしたいと思っています。
FP #4 松田康佑 選手(レーヴェ横浜)
メンバー選出は率直にすごくうれしいです。前回のワールドカップの悔しさを晴らすチャンスだと思っています。チームとして積み上げてきたものがあるので、それを発揮できれば目標としているところにいけるのではないかという思いもありますし、大会への期待感がすごくあります。前回、初めてのワールドカップでしたが、チームを引っ張っていくという意識でいたのでそこはあまり変わりません。オズ監督や田畑コーチの考えていることを表現できるように今回初めて選ばれた選手たちをしっかりフォローして、最大の力を発揮できるようにサポートしていきたいと思います。
FP #3 坪谷亮太 選手(ソーマプライア沖縄)
ワールドカップメンバーに選ばれてうれしいというのが素直な気持ちです。ラモス監督時代に何度か代表に選んでいただいたのですが、そこで定着できずにワールドカップも行くことができなくてすごく悔しい思いをしました。ワールドカップに行きたいという気持ちを持ちながらトレーニングに臨んでいました。僕にとっては初めてのワールドカップで、失うものがないので運動量豊富に、誰よりも走りたいと思います。自分ができることを最大限出してチームに貢献したいです。
関連ニュース
最新ニュース
- 日本代表 2024/11/17 U-19日本代表 選手離脱のお知らせ メキシコ遠征(11.11-11.21 メキシコ/メキシコシティ)
- 日本代表 2024/11/16 【Match Report】SAMURAI BLUE、アウェイでインドネシアに4-0で快勝、首位でアジア最終予選を折り返す
- 大会・試合 2024/11/15 組み合わせ決定 第33回全日本大学女子サッカー選手権大会
- JFA Passport 2024/11/15 【JFA登録者の皆さまへ】「JFA KICKOFF」アプリサービス終了のお知らせ ~選手・指導者・審判登録証の表示はJFA公式アプリ「JFA Passport」へ~
- 選手育成 2024/11/14 JFAアカデミー福島女子 14期生 木村未来選手 ちふれASエルフェン埼玉に加入決定