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ビーチサッカー日本代表候補 トレーニングマッチで4日間の合宿を締めくくる
2021年04月12日
4月9日(金)、ビーチサッカー日本代表候補のトレーニングキャンプ2日目は、3部練習を実施しました。
トレーニングキャンプ初日から対人練習が多く取り入れられ、選手にとってはハードなメニューが続いています。
茂怜羅オズ監督は、チーム立ち上げから一貫して「アジア予選でもワールドカップでも、過密日程で勝ち上がらないといけない。体がきつい中で、プレーの質を落とさず出来るようにならないといけない」と選手に伝え続けています。選手たちはその意図を理解し、プレー中も「ここでの質!」という掛け声が積極的に出ていました。
4月10日(土)の午後からは、東京ヴェルディBS・ヴィアティン三重BS・アソアペーゴ北九州の3チームにご協力いただき、変則的な4ピリオドのトレーニングマッチを実施。試合の中ではこれまで取り組んできたセットプレーでの得点や、練習してきている動きを意識したプレーが多く見られ、合宿で取り組んできたことが浸透している場面が見られました。練習してきたFKでも坪谷亮太選手が直接決めるなど、各場面での合宿の成果を感じる試合となりました。
一方で単純なパスミス、ボジショニングミスが生じている場面もあったため、試合後のミーティングでは監督・コーチから修正点が挙げられました。
■試合結果 9-3
第1ピリオド
3分 赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)
第2ピリオド
7分 坪谷亮太(ソーマプライア沖縄)
7分 大場崇晃(レーヴェ横浜)
0分 失点
第3ピリオド
1分 赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)
2分 赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)
6分 失点
8分 山内悠誠(東京ヴェルディBS)
10分 原口翔太郎(東京ヴェルディBS)
第4ピリオド
2分 OG
10分 山内悠誠(東京ヴェルディBS)
11分 失点
4月11日(日)、合宿最終日も前日に引き続きトレーニングマッチを実施しました。前日と同様、セットプレーからの得点も生まれるなど、選手たちもトレーニングの手応えを感じている様子でした。昨年12月以来の招集となった山口勝輝選手も代表トレーニングマッチで初得点を挙げ、積極的なアピールをしていました。前日の試合での修正点であるフリーの場面でのパスミスはこれからも意識する必要があるものの、確かな手応えをチーム全体で感じながら合宿を締めくくりました。
■試合結果 11-5
第1ピリオド
4分 茂怜羅オズ(東京ヴェルディBS)
8分 原口翔太郎(東京ヴェルディBS)
10分 奥山正憲(レーヴェ横浜)
11分 茂怜羅オズ(東京ヴェルディBS)
11分 赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)
第2ピリオド
4分 山口勝輝(ヴィアティン三重BS)
7分 失点
9分 坪谷亮太(ソーマプライア沖縄)
第3ピリオド
5分 原口翔太郎(東京ヴェルディBS)
7分 失点
8分 山内悠誠(東京ヴェルディBS)
10分 失点
11分 山口勝輝(ヴィアティン三重BS)
第4ピリオド
2分 失点
4分 原口翔太郎(東京ヴェルディBS)
5分 失点
選手コメント
GK 宜野座寛也 選手(ヴィアティン三重BS)
久しぶりのトレーニングキャンプへの参加でしたが、キャンプを通してワールドカップ優勝を目指す監督・コーチ・選手・チームスタッフ全体の取り組む姿勢に刺激を受けました。
トレーニングマッチではキャンプ中にオズ監督が取り組んできた戦術を積極的にチャレンジする姿勢が随所に見られて、修正する部分もあると思いますが結果を出せた場面もあってよかったと思います。
この経験を無駄にしないためにも、各チームに戻っても高い意識持って、継続する必要があると思います。
コロナ禍の中でトレーニングキャンプ開催にあたって、尽力された関係者の皆様には感謝しております。
ワールドカップまで限られた時間を有意義に使い、ワールドカップで優勝するために後悔のないように日々トレーニングに取り組んでいきたいと思います。
FP 坪谷亮太 選手(ソーマプライア沖縄)
前日までフィジカルトレーニングなどで追い込んでいた中での今日の練習試合となりました。
ワールドカップやアジア予選でも連戦になるので、そこを想定した疲労感で出来たのは良かったと思います。
結果としては勝つこともでき、内容も合宿で行った戦術やセットプレーを試すことが出来たので良かったです。
ただこれで満足していたら目標の世界一には届かないですし、更にレベルアップしていくためにも、各々のチームに戻った時に合宿の様な強度の高いトレーニングが必要だと感じています。
僕自身もこの練習試合を通して見つかった課題を修正すると共に自分の強みを伸ばしていきたいと思います。
FP 山口勝輝 選手(ヴィアティン三重BS)
久しぶりの代表活動に参加して、普段味わうことのできない緊張感の中で練習出来たことを嬉しく思います。
ワールドカップ優勝を目指すメンバーとプレーすることで気持ちが引き締まり、改めて目標とするものを明確にすることができました。トレーニングマッチを2試合経験して、自分の特徴であるドリブルをすることを目標に試合に臨みました。
個人としては2得点という結果で終わりましたが、これで満足はせず、自分のチームに戻り、新たに見つかった課題に向き合い、新たな進化を求めて日々の練習に取り組んでいきたいと思います!
FP 大場崇晃 選手(レーヴェ横浜)
4/11の試合は、前日と同じ相手とのトレーニングマッチということで、前日のトレーニングマッチの際に出たチームとして良かったプレーや逆に課題となったプレー意識しつつ、監督・コーチが描くワールドカップを見据えた戦い方を意識しながら計4ピリオドを戦いました。
結果は2日間とも勝利しましたが、今日はまた新たな課題も見つかりました。ワールドカップ優勝を目標としている集団として、トライ&エラーを繰り返しながら、成功体験を増やせるように挑戦し続けていきたいと思います。
現在、コロナウイルスの感染拡大が終息しきれないなか、JFA関係者の方々をはじめ、医療スタッフの方々による尽力のもと、今回の活動を実施していただけていることに改めて感謝しています。
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