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ビーチサッカー日本代表候補 ワールドカップロシア2021出場決定後、初の合宿がスタート
2021年05月26日
ビーチサッカー日本代表は、8月に行われるFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021の出場を予定しています。
今回はワールドカップ出場が決まって初のトレーニングキャンプとなり、目標を強く意識してのスタートとなりました。
24日(月)からはじまったキャンプ初日は、SmartAmp法により全員の陰性が確認されたのちキャンプ地へ移動しました。長距離移動となったので簡単なパス回しで体をほぐし、紅白戦も実施しました。目標が明確になったことで、茂怜羅オズ監督からの要求も厳しくなってきました。選手にはフリーな状況でのパスミスをなくすよう強く求め「1本のパスミスで、世界一がなくなる」とジェスチャーを交え伝え続けていました。
2日目には、ゲーム形式の練習の中に制限を加え、より早くパスを回すことで数的有利を作り出す練習を行いました。
初日同様に、監督は組み立ての段階でのパスミスを厳しく指摘しながら、3枚目の動きを有効的に使用する形を何度も繰り返しました。
海外チームとの試合を実施することがなかなか出来ない状況ではあるものの、世界のレベルをイメージして、監督、コーチだけでなく、選手同士も熱の入った意見交換が行われていました。
夜のミーティングでは、1-3-1と1-2-2のシステムからの攻撃映像を見ながら、日本代表で求める動きを再確認しました。
また、ハードなトレーニングを実施していくため、トレーナーからより質の良い休養をとるためのレクチャーを受け、明日からの合宿に備えています。
選手コメント
盛礼良レオナルド 選手(ヴィアティン三重BS)
AFCビーチサッカー選手権が中止になりながらも、これまでの日本代表の成績を元に今回のワールドカップ出場が決まりました。これまでの成績を残してくれた日本代表のみなさんへの感謝の思いを胸に、全力で今回の合宿も臨んでいます。
ワールドカップ本番まで、親善試合などができるかわからない状況ですが、一日一日はもちろん1プレーから集中して、こだわりながら連携を取っていきたいと思います。
奥山正憲 選手(レーヴェ横浜)
今回のワールドカップへの出場権を得られたのは、ラモスさんをはじめとした関係者の皆様や歴代代表選手の努力と成果のお陰です。感謝申し上げます。
ワールドカップが迫っている中、チーム内での競争も激しくなっていますが、選手間のコミュニケーションも取れていて良い雰囲気で合宿をスタートしています。
ビーチサッカーの環境を変えるにはワールドカップでの結果が必要です。監督、コーチの要求も高いですが、優勝という結果を得られるようにチーム一丸となって取り組んでいきます。コロナ禍で活動が難しい中、こうして合宿が出来ていることに感謝し、チームの目標である世界一に向けてトレーニングしたいと思います。
上里琢文 選手(東京ヴェルディBS)
選手全員がまとまり始めて1つになって来ていると感じました。
個人的にはワールドカップは子供の頃からの夢の場所!日の丸を背負ってプレー出来る事以上の喜びはないくらいです。
人生をかけて、このチームで優勝を掴みにいきたいです。代表選手として自分がプレーするだけで満足せず、子ども達の夢も背負い、応援してくれる方々やJFAの夢も背負っている事をしっかり胸に刻み、支えてくれている方々へ感謝の気持ちを忘れずプレーしたいと思っています。応援よろしくお願いします。