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ビーチサッカーワールドカップ前最後の国内合宿がスタート
2021年07月22日
8月に開催されるFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021を前にした最後の国内合宿が、7月20日(火)に高円宮記念JFA夢フィールドでスタートしました。
練習前、茂怜羅オズ選手兼監督は「スタッフが様々なことをサポートしてくれているが、ピッチで戦うのは自分たち。言い訳せずに、全力でやらなければならない」とチームを引き締め、高いモチベーションの中で練習が始まりました。初日の練習は、裏への抜け出しからの崩しやコーナーキックなど、局面に絞った練習が行われました。また、守備と攻撃の入れ替わりの激しいゲーム形式の練習も実施し、紅白戦はなかったものの、強度の高い練習が行われました。
2日目の21日(水)は、午前と午後の2部練習。午前中は、アジリティと紅白戦を行いました。ワールドカップを見据えて、激しい球際や攻守の切り替えなど積極的なプレーが多く見られました。午後は気温の高い中、攻撃パターンの練習を行い、最後に紅白戦を実施しました。午前の練習よりも積極的にゴールを奪いにいく姿勢が見られ、ここでもコミュニケーションを積極的に図り、選手同士で意見を共有しあっていました。
今回の合宿後に、FIFAビーチサッカーワールドカップの登録メンバーは14人にまで絞られます。国内最後の合宿、選手たちは全力でアピールを続けていきます。
選手コメント
山内悠誠 選手(東京ヴェルディBS)
ワールドカップ前の最後の国内選考合宿ではありますが、一人一人が悔いなく最後までやり切れればと思っています。この合宿に限らずですが、勝つために考えて体現する事を意識して臨んでいます。具体的にチームのベースは監督の戦術で、その上に個人戦術として各選手のプレーが出せればと思います。長く代表でプレーしていますが、常に上手くなりたい気持ちは尽きないので、辛い時も苦しい時も常に前を向いて突き進んでいきたいと思います。
大場崇晃 選手(レーヴェ横浜)
今回はワールドカップ前最後の国内キャンプなので、戦いに行く前の準備として監督・コーチの求めるプレーを理解すること、そしてそれをチーム全体で体現できるように細部までこだわって選手間で会話をしながら詰めていくことを意識しています。前回からこの夢フィールドビーチコート「ピッチ・カリオカ」で素晴らしいトレーニングをしています。改めてラモスさんをはじめこれまでビーチサッカーの歴史を築いてこられた歴代の先輩方の尽力や沢山の方々の協力があって、この素晴らしい環境の中でプレーできていると、心から感謝しています。感謝の気持ちを力に変えて、責任と覚悟を持ってこの国内キャンプもチーム全員で団結してやり抜き、前回のワールドカップ4位という結果を超えてメダルを持ち帰ることを目標に、沢山の想いを背負ってプレーしたいと思います。個人的には前大会の準決勝で累積により出場できなかった悔しさを払拭したいので、必ずメンバーに入ってチームの勝利に貢献できるように良い準備をしたいと思います。
齋藤巧 選手(ソーマプライア沖縄)
今回もこの素晴らしい環境で合宿ができることに大変感謝しています。ワールドカップ前最後の合宿となりますがチーム戦術の理解と、その上で自分のストロングポイントをどう出せるかを意識してトレーニングに臨んでいます。残りわずかな時間ですが、チームのために切磋琢磨し合いながら、いい雰囲気で本番に向かっていきたいと思います。