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ニュース

ビーチサッカー日本代表、ウクライナとの国際親善試合に向けて前日練習を行う

2022年10月01日

ビーチサッカー日本代表、ウクライナとの国際親善試合に向けて前日練習を行う

ビーチサッカー日本代表は9月30日(金)、ビーチサッカーウクライナ代表との国際親善試合に向けて、兵庫県明石市で試合前日の公式練習を行いました。

ビーチサッカー日本代表は10月1日(土)と2日(日)に兵庫県明石市の大蔵海岸公園でウクライナと国際親善試合を行います。2021年のFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021で準優勝したチームにとって、3年ぶりの国内での国際試合。来年3月にタイで開催されるAFCビーチサッカーアジアカップに向けても、重要な強化の場となります。

試合を前に、選手たちは引き締まった表情で紅白戦などに約1時間、汗を流しました。茂怜羅オズ選手兼監督(東京ヴェルディBS)が厳しい口調でこの3日間で行ってきた戦術の徹底を求めるなど、試合に向けて緊張感も高まっていきました。セットプレーでも細かにタイミングを確認して、翌日からの2試合に備えました。

今回のメンバーは、ワールドカップ準優勝の経験者に、今年7月にスペインで行われた国際大会に出場した若手が加わった新しいチームとなっています。1日に行われる初戦に向けて茂怜羅選手兼監督は、「スペインで行われた大会から、若い選手をどんどん入れているので、これを続けていきたい。もちろん結果もしっかり残したいと思っているので、若い選手を試しながらいい試合ができればいいと思う」と、試合の狙いと意気込みを語りました。

試合は1日、2日とも14時キックオフとなり、現地では無料で観戦できるほか、JFAの公式YouTube「JFATV」でもライブ配信が行われます。

監督・選手コメント

GK #1 河合雄介 選手(東京ヴェルディBS)
日本代表での活動は時間が短いので、考えのすり合わせが大事だと思います。一人一人とコミュニケーションを取り、チームのやりたいことをしっかり実現できれば、十分に戦えると思います。オズ監督からはシュートをどんどん打てと言われていますし、田畑輝樹コーチからは3人のGKがそれぞれ1点は取るように言われています。今までなかなか点を取れませんでしたが、全日本ビーチサッカー大会決勝での2得点は、練習での積み上げの体現だと思います。今回の親善試合では、競技を知らない人にも日本のビーチサッカーの素晴らしさを伝えていきたいです。

FP #7 大場崇晃 選手(レーヴェ横浜)
今年に入りスペインでもプレーし、個人的に海外経験も増えてきました。コンスタントに海外の選手とプレーできる機会は貴重ですし、味方としてプレーするというのも、違った面白さがありました。それでも、代表戦というのはまた一つ違う特別な思い入れのある試合になります。その意識は今も昔も変わらないので、勝つことに集中するだけです。経験をどのようにして還元できるかまだ定まっていませんが、とにかく目の前の試合に100%準備して、プレーするだけだと思っています。

ミコラ・コステンコ 監督(ビーチサッカーウクライナ代表)
来年のワールドビーチゲームズやポーランドで開催される大会への出場も決まり、目標はある程度達成できています。日本サッカー協会のサポートでこうして試合ができることは、選手の精神面の支えになり、ウクライナという国への支援にもなるので、感謝しています。ワールドカップで2位になった世界最強の国の一つである日本と試合ができて非常に光栄ですし、激しいシーズンとなる来年への準備として、大事なステップになると思います。

FP #6 アンドリー・ボルスク 選手(ビーチサッカーウクライナ代表)
まずは日本サッカー協会へ感謝申し上げます。ウクライナ代表の強化のために非常に大事な時期にサポートをしていただきました。来日後も毎日のようにおもてなしを受け、感謝しています。前回の対戦ではウクライナが勝ちましたが、幸運もあったと思います。あれから11年が経ち、双方とも前進し、進化していると思います。日本は去年のワールドカップで準優勝した非常に強いチームです。選手として試合を楽しみにしていますし、ご覧になる皆さんも楽しめる試合にしたいと思っています。

国際親善試合

2022年10月1日(土) 14:00 キックオフ(予定) vs ビーチサッカーウクライナ代表
2022年10月2日(日) 14:00 キックオフ(予定) vs ビーチサッカーウクライナ代表
会場:兵庫/明石市大蔵海岸公園
インターネット配信:JFA公式YouTubeチャンネル「JFATV」でインターネットライブ配信
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