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ビーチサッカー日本代表候補 高円宮記念JFA夢フィールドでトレーニングキャンプをスタート
2022年05月18日
2023年のFIFAビーチサッカーワールドカップに向けた国内合宿が5月16日にスタートしました。今回は、高円宮記念JFA夢フィールドのピッチカリオカを使用しての合宿となります。
深い砂の上でのトレーニングは、各トレーニングの負荷が高く強化につながる良い機会となるため、貴重な時間を有意義にするため、茂怜羅オズ監督兼選手は初日のミーティングで、FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021の映像を見せながら今回の合宿のテーマをチームで共有しました。
今回、主に取り組むのは強度の高い守備から攻撃への切り替え、カウンターへのつながりの部分です。
昨年のルール改正で、ゴールキーパーが自陣ハーフ内で4秒以上ボールを保持できなくなりました。その結果、ゴールキーパーからのダイレクトプレーが増えて試合全体がスピーディーになるなか、カウンターの数も増えました。日本代表も、この部分を重要視し、重点的に取り組んでいます。
守備でボールを取りきる強さとマイボールになった際に素早く切り替え、効果的にカウンターに持っていけるよう基礎的な約束事を確認しながら練習が進んでいます。
対人の練習が増えるため、トレーニング強度は高くなりますが、球際での勝負でアピールできるよう激しい競り合いが随所に見られています。
合宿最終日の19日(木)にはトレーニングマッチが予定されているため、チームでトレーニングをする残り1日、強度を緩めることなくチームの意図を理解してよい合宿にしていきます。
選手コメント
FP 赤熊卓弥 選手(ラソアペーゴ北九州)
今回の合宿はワールドカップのデータなどをもとに戦術練習を行っています。また若い選手や初招集の選手も多いので、今までやってきた事を伝えています。それぞれの選手の良さが出るように個人的にはコミュニケーションをより多くとる事を意識しています。また、代表選手として意識をもっと強くもってもらいたいので、時間は短いですが、伝えられる部分は伝えていきたいです。
3月へのアジア予選まで時間もあまりなく、アジア予選を勝ち抜きワールドカップへ繋げる為に一日一日、1プレー1プレーを大事にしていきます。
素晴らしい環境に感謝をしながら、この環境を無駄にしないように、チーム一丸となって進んでいきます。
FP 齋藤凱也 選手(ソーマプライア沖縄)
自分の地元である千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドという素晴らしい環境で代表合宿が出来ていることをとても嬉しく思います。週末にトップカテゴリー強化リーグの試合を終え、翌日からの合宿開始となった選手もいる中で、そういったハードなスケジュールの中でも質の高いプレーができ、ハードワークして戦える選手が求められています。今回の合宿を通して自分自身、フィジカル的にもメンタル的にもさらにタフになっていかなければいけないと感じています。
FP 上原大明 選手(ヴィアティン三重BS)
今回初めて合宿に参加させて頂き、一人一人の個々の技術の高さ、体力、負けん気の強さを感じています。また、その中でプレーできていることが刺激的で楽しく喜びを感じています。
チームとしては、カウンターやスピーディーな攻撃をテーマに練習を繰り返し、動きを確認してきました。
世界を相手に戦える日本らしさを極め、世界一を掴み取りたいと思います。また、そのチームの目標に貢献できるように頑張ります。
最後に、多くの方々のご支援、ご協力があって本合宿を行うことができています。
本当にありがとうございます。
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