ニュース
GK向けビーチサッカー巡回クリニックを実施
2022年05月30日
5月27日(金)から29日(日)に、ビーチサッカーのゴールキーパーに限定したクリニックを実施しました。
今回は、ビーチサッカー日本代表コーチの田畑輝樹氏が各リーグを視察する中で、自ら声がけした11名の選手が参加しました。冒頭には、FIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021のデータや映像を用いて、ビーチサッカー日本代表ゴールキーパーの課題や求めるものを共有し、今回の3日間で参加者に意識してもらうことを伝えました。
また講師として、ワールドカップカップに7度の出場経験がある宜野座寛也選手(ソーマプライア沖縄)も参加し、3日間で計5セッションを行いました。
天候には恵まれたものの30度を超える気温の中、フィジカルを含めたトレーニングはかなり負荷の高いものとなりましたが、選手のモチベーションも高く、求められたものに果敢にチャレンジする姿が多く見られ、講師陣からも細かなポジショニングの指導やファーストタッチの置き所にまで細かなコーチングがありました。
初めての試みであったポジション別のクリニックでしたが、現在の日本代表の課題でもあるゴールキーパーのタレント発掘に関して、5セッションを通じて選手たちの特徴や課題が見えたこと、またその都度選手本人に改善点を伝えられたことは、指導を受けた選手たちにとっても、指導側の講師陣にとっても非常に有意義な実りの多い3日間になりました。
最終日の解散時、田畑輝樹コーチからは「この3日間で終わりではない。自分たちのチームに戻り今回の気づきを活かして成長して欲しい。代表に繋がっていると思って欲しい。これからも視察にいくので、みんなの成長を期待している。」と伝え、全日程を終了しました。
選手コメント
木村直人 選手(プラシア山口)
5/27〜5/29の3日間にGKクリニックに参加させていただきました。現日本代表選手の宜野座寛也選手、現日本代表コーチの田畑輝樹コーチに指導していただいたこと、歳の近い選手とトレーニングが出来たこと、いい経験になりましたしすごく刺激になりました。
クリニックに参加し様々なトレーニングを行ってきました。日本代表選手・コーチとして世界を経験してきた田畑コーチ、宜野座選手から日本が世界一になるためにGKに必要なことを指導・アドバイスしていただき、すごく説得力もあり身になるような練習ばかりで勉強になりました。
自分にとって日本代表とは、憧れです。小学生の時に日本代表選手に指導していただいていて、「活躍していてカッコイイな!」と憧れていました。しかし今では日本代表は、ただ憧れるだけでなく目標へと変わりました。
自分のチーム・個人としての目標は、チームとしてはまずは全国大会出場を目指していき、個人としての目標は、まずは日本代表選手になることです。
今後は、このクリニックに参加させていただき得たことをチームに持ち帰り継続してトレーニングを行ってこの経験を活かしていこうと思います。
最後になりますが今回、GKクリニックを開催してくださった関係者の皆様、サポートしてくださった皆様ありがとうございました。
崎岡柊優 選手(BS明石アレイア)
このようなクリニックを設けて頂き、関係者の方々にはお礼申し上げます。
今回のクリニックでは、自分が他の選手と比べてどういう部分が長けていて、また改善が必要なのかを知ろうという意識で参加させて頂きました。
基礎技術の部分ではまだまだ足りないということを再認識した一方で、ポジショニングや飛び出しなどの戦術の面では求められていたことと自分の理想のプレーが一致した部分があったので、そこの精度をチームに持ち帰って意識していこうと思います。
僕自身は高校生の頃に明石での代表合宿を見学したことからビーチサッカーの世界に入ることを決意しました。日本代表には憧れはありますが、今のままではそのレベルの選手にはなれないと感じました。今回クリニックに呼んで頂いたからには日々の意識を高めて、少しづつでも結果を出していければと思います。
小菅優太 選手(桜美林大学)
今回、JFAビーチサッカークリニックに参加させていただき、有難う御座いました。私は2日間3セッションの参加となりましたが、キーパーに必要となる技術、それに伴うフィジカル面を指導していただきました。特に、キーパーの積極的な攻撃参加が課題として挙げられ、今後日本代表を目指す上で求められている技術だと感じました。
今回のクリニックを通して、自身の強みと課題を明確にすることができ、今後はその課題に取り組んでいきたいと思います。
最後になりますが、このようクリニックを開催してくださり、有難う御座いました。