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【Match Report】ビーチサッカー日本代表、3位で大会を終える ~第2回ANOCワールドビーチゲームズバリ2023 アジア予選~
2023年05月28日
◆日時:2023年5月27日(土)現地 19:15キックオフ
◆会場:Alhamra Beach Stadium@サウジアラビア/ジッダ
ビーチサッカー日本代表 6(3-0、2-2、1-1)3 ビーチサッカーサウジアラビア代表
【得点経過】
<1ピリオド>
6分 茂怜羅オズ(東京ヴェルディBS)
8分 松尾那緒弥(アヴェルダージ熊本)
11分 見山龍之介(東京ヴェルディBS)
<2ピリオド>
1分 失点
6分 失点
7分 大場崇晃(レーヴェ横浜)
9分 見山龍之介(東京ヴェルディBS)
<3ピリオド>
4分 失点
5分 見山龍之介(東京ヴェルディBS)
■スターティングメンバー
GK:河合雄介
FP:茂怜羅オズ、大場崇晃、木船祐樹、赤熊卓弥
■サブメンバー
GK:柴本慎也
FP:山内悠誠、山田貴仁、松田康佑、松尾那緒弥、見山龍之介、伊藤龍之介
マッチレポート
前日の敗戦により、ANOCワールドビーチゲームズバリ2023への出場権を失ったビーチサッカー日本代表ですが、守備の強度を緩めこと無く臨むことをチームの約束として3位決定戦に臨みました。
1ピリオド開始から、ビーチサッカー日本代表がボールポゼッションしながら進めます。
しかし、試合をコントロールするもののフィニッシュのところの精度が上がりません。
6分、キーパーからボールをうけた松尾那緒弥選手(アヴェルダージ熊本)がリフティングでボールを運び、相手フィールドプレーヤー4人の中央のスペースに入り込んだ茂怜羅オズ選手(東京ヴェルディBS)がオーバーヘッドを決め、待望の先制点を奪います。8分には、相手DFの隙をついた河合雄介選手(東京ヴェルディBS)のスローに大場崇晃選手(レーヴェ横浜)が敵陣深くでボールをワンタッチで折り返し、それに合わせた松尾那緒弥選手が頭で合わせ追加点を奪います。
第一ピリオド終了間際には、ゴール前の混戦からボールを突き見山龍之介選手(東京ヴェルディBS)が3点目を挙げます。このゴールが見山龍之介選手の代表初ゴールとなりました。
第2ピリオド開始早々、相手のセンターリングでDF背後を取られ、頭で1点返されます。その後、激しくボールを奪いに行った際にファールを立て続けに取られるもGKの河合雄介選手、柴本慎也選手(東京ヴェルディBS)が再三の好セーブをみせ失点を許しません。
しかし、6分ついにFKから決められ、3-2と1点差に詰め寄られます。
その後、両チームが熱くなり揉めるシーンも出てしまいますが、直後の7分、キックインを折り返しでもらった大場崇晃選手が蹴り込み4-2としました。9分には、見山龍之介選手が相手からボールを奪取、そのままゴールを決め、5-2で2ピリオドが終了しました。
3ピリオドにも見山龍之介選手がゴールを決め、ハットトリックを達成。見山龍之介選手は代表初ゴールの試合で3得点を挙げました。
直後に失点をし6-3となりますが、そのまま試合終了し、今大会を3位で終えました。
終始リードしていたものの、相手の落ち着かないゲーム運びに引き込まれ、自分たちのリズムを作れず、「こんな試合をするようではワールドチャンピオンは難しい。」と茂怜羅オズ監督は選手に訴え、「この結果内容をしっかりと受け入れ、ここからベクトルを自分に向けてワールドカップまで自分を高めて欲しい」と田畑コーチが伝えました。
今後は、11月開催のFIFAビーチサッカーワールドカップに向け、チームは準備を進めます。
2021年の前回大会であと一歩で掴めなかった世界一位を目指して取り組んでいきます。
選手コメント
FP #3 木船祐樹 選手(アヴェルダージ熊本)
ワールドビーチゲームズ本戦の出場権を逃した後の試合でしたが、気持ちを切り替えチームが強くなっていくための1試合にしようと臨みました。日本代表として勝つことは大前提の中で、攻撃面でアクセントをつけられなかったことを悔しく思います。どんな試合でも与えられた出場時間の中で自分の良さを出し続け、相手の脅威を与えられる選手にならなければと強く感じています。
個人的にはイランに3連敗しています。イランを倒すだけでなくワールドカップ優勝という目標を達成するために、帰国しチームへ戻ってさらに成長してこの日の丸のユニフォーム着て戦いたいです。
日本時間深夜にも関わらず応援していただいた方々、現地へ足を運んで応援してくださった方々、本当にありがとうございました。もっとビーチサッカーという競技を一緒に盛り上げていきましょう。
FP #5 見山龍之介 選手(東京ヴェルディBS)
アウェイの中、難しい時間もありましたが、自分たちの決まり事を守り、チームとして流れを自分たちに引き寄せられたのはよかったと思います。ただ、今後さらにレベルの高い相手とやるには、クオリティを高める必要のある点も多いので、ワールドカップに向けて修正をしていきたいです。個人としては、やっと代表初ゴールを決めることができてよかったです。今大会ではチームとして目標としていた結果を得ることができませんでしたが、課題を日本に持ち帰り、レベルアップして国際試合の舞台に戻ってきたいと思います。
第2回ANOCワールドビーチゲームズバリ2023 アジア予選(サウジアラビア/ジッダ)
大会期間:2023年5月25日(木)~2023年5月27日(土)
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