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【Match Report】ビーチサッカー日本代表 イラン代表に惜敗し、本戦の出場権を逃す ~第2回ANOCワールドビーチゲームズバリ2023 アジア予選~
2023年05月27日
■日時:2023年5月26日(木) 現地時間 19:15キックオフ
■会場:Alhamra Beach Stadium@サウジアラビア/ジッダ
ビーチサッカー日本代表 3(2-1、0-2、1-1)4 ビーチサッカーイラン代表
【得点経過】
<1ピリオド>
2分 大場崇晃(レーヴェ横浜)
3分 失点
9分 赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)
<2ピリオド>
1分 失点
7分 失点
<3ピリオド>
3分 赤熊卓弥(ラソアペーゴ北九州)
9分 失点
スターティングメンバー
GK 河合雄介
FP 茂怜羅オズ、大場崇晃、木船祐樹、赤熊卓弥
サブメンバー
GK 柴本慎也
FP 山内悠誠、松田康佑、松尾那緒弥、見山龍之介、山田貴仁、伊藤龍之介
マッチレポート
3月のAFCビーチサッカーアジアカップタイ2023決勝で敗れたビーチサッカーイラン代表との試合とあり、戦前より入念にスカウティングされ、狙い所を絞ったトレーニングをして臨んだ試合でした。
試合開始からその狙いは的中し、日本代表の守備が効果的に機能します。
GKがボールを握ることが多い相手に対し、アラへのプレッシャーを強くかけ、相手GKにバックパスさせた後、マーカーのアラを数秒ブロックをすることで、GKのパスコースを消すと同時にGKがボールを持てる4秒間の時間を削り、攻撃の選択肢を減らすことに成功します。
相手は日本代表のこの守備を嫌がり、ポゼッションの精度が落ちミスパスをしたところを、大場崇晃選手が見逃さずボールを奪取、そのままGKとの1対1を冷静に決め先制点を挙げます。
その後も機能した守備をするものの、そのプレッシャーから相手GKがロングスローを投げたところに頭で合わされ、同点にされます。
しかしペースは日本が持ったまま、粘り強い守備は相手を追い込んで行きます。
9分、これも狙っていた相手の攻守のトラディションの遅れを突き、カウンターから赤熊卓弥選手が再度リードする2点目を挙げ、2-1でリードし1ピリオドが終了します。
2ピリオドも強度のある守備でプレッシャーをかける日本でしたが、相手のポゼッション乱れから無理やり打ったシュートを弾いたところを詰められ再度同点にされてしまいます。
7分には、相手のパスに果敢に前にでたGKがファンブル、こぼれ球を蹴り込まれ逆転を許してしまいます。
守備面は大方日本の狙い通りの状況を生み出しているもののなかなか得点に結びつけることが出来ないまま時間が経ってしまいい、2ピリオドは0-2と逆転を許したまま終了してしまいます。
3ピリオドに入り疲れが見え始める日本代表でしたが、それでも強度の高い守備を継続します。
迎えた3分、CKから赤熊選手が強さを見せます。大場選手からのボールを赤熊選手が胸でコントロール、長身の相手DF2名にブロックを飛ばれますが、真ん中を打ち抜き同点にします。
しかし残り3分のところでピヴォ当てから反転シュートを蹴り込まれ、1点リードされます。
その後日本は決定機を作り出すものの決めきれずそのまま試合は終了。3-4で敗れました。
この結果により、8月にバリ島で開催される「ANOCワールドビーチゲームズバリ2023」の出場権を逃してしまいました。
3位決定戦は27日(土)現地時間19:15(日本時間25:15)キックオフ、地元サウジアラビア代表との試合となります。
選手コメント
FP #2 伊藤龍之介 選手(ラソアペーゴ北九州)
すごく悔しい気持ちです。2ヶ月前AFC決勝でイランに敗れ、屈辱を晴らす一戦でした。
先制し、イランのやりたいことも阻止できていて良い入りでしたが、一瞬の隙をつかれ失点が重なってしまいました。集中力、気持ちが足りなかったです。個人として、自分らしさが出せずに終わってしまいました。
もっと自信をもってプレーすること、チームのために身を削る、気持ちで負けないこと。
本戦出場は逃してしまいましたが、ワールドカップに向けてこの敗戦を次に繋げていきます。
FP #4 松田康佑 選手(レーヴェ横浜)
3月のアジアカップ決勝のリベンジの気持ちが強かったのですが、正直に悔しい想いでいっぱいです。
試合前に共有した守備に関しては機能したと感じています。相手も嫌がっていましたし、狙い通りに先制点も取れました。ただ最後、勝ちきれなかったところ決めきれなかったところを改善していきたいと思います。
ひとまずは切り替えて、最後勝って帰れるようにしたいと思います。
第2回ANOCワールドビーチゲームズバリ2023 アジア予選(サウジアラビア/ジッダ)
大会期間:2023年5月25日(木)~2023年5月27日(土)
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