国際サッカー連盟（FIFA）が主催するeスポーツ・サッカーの国別対抗戦「FIFAe Nations Cup 2023」のアジア・オセアニア一次予選「FIFAe Nations Online Qualifiers Play-Ins / Week2」が1月26日(木)と27日(金)にオンライン形式で実施されました。

本予選は、各地域ごとに2023年4月まで全3節が行われ、アジアからは参加14チームのうち、総合成績上位の2チームが最終予選「FIFAe Nations Playoffs」に進出することができます。

Week1の結果により、日本はWeek2は韓国、香港、マカオ、ブルネイ、モンゴル、チャイニーズ・タイペイとともにディビジョン2で戦います。

MATCH1/Game1 vs eマカオ代表（○4-0）

eスポーツ・サッカーでは初対戦となるeマカオ代表に対し、e日本代表は黒豆選手とWeb Nasri選手のコンビでWeek2の初戦に臨みます。
日本は前評判通りの実力を見せ、開始早々に先制点を奪うと、前半15分にも追加点を奪い、その後も攻撃の手を緩めず、PKでの追加点も含め、4-0でWeek2初戦を勝利で飾りました。

MATCH2/Game1 vs eブルネイ代表（○3-1）

2戦目の相手は、こちらもe日本代表と初顔合わせのeブルネイ代表です。この試合も初戦の勝利で勢いに乗る黒豆選手とWeb Nasri選手で挑みます。
試合序盤は両者とも相手の出方を伺うような慎重な立ち上がりでしたが、時間が経つにつれ地力に勝る日本がゴールに迫る回数が増え、前半39分にペナルティエリア付近でのドリブル突破から日本が先制点を奪います。その直後、DFの背後のスペースにスルーパスを通した日本がGKとの1対1を冷静に流し込み2点のリードを奪い前半を折り返します。
しかし後半開始直後、日本は右サイドのセンタリングをヘディングで合わされ1点を返されます。いやな流れを打ち切るかのようにすぐさま追加点を奪った日本がそのまま逃げ切り、2連勝となりました。

MATCH3/Game1 vs e香港代表（○3-2）

Week1ではともにディビジョン1で戦ったe香港代表との一戦は好コンビネーションを見せる黒豆選手とWeb Nasri選手の2人が三度出陣します。
ところが前半最初のプレイで早々に失点すると、前半20分にはペナルティエリア内で香港の選手を倒してしまい、これがPKの判定となります。このPKを香港が落ち着いて決め、序盤から2点のビハインドを背負います。
あきらめない日本は前半30分に相手DFに防がれながらもコースが変わったボールがゴールに吸い込まれ1点を返し後半を迎えます。
後半開始早々、日本がペナルティエリア内で細かいドリブルで相手を揺さぶり、シュートコースが空いた瞬間を見逃さず同点に追いつくと、後半28分に華麗なパス回しから決勝点が生まれ、3-2で3連勝となりました。

MATCH4/Game1 vs eチャイニーズ・タイペイ代表（○3-0）

不戦勝のため3-0でe日本代表の勝利となりました。

MATCH6/Game1 vs eモンゴル代表（○3-1）

今節絶好調の黒豆選手とWeb Nasri選手にeモンゴル代表戦の必勝を託しスタートしたe日本代表は、狙い通り前半早々に先制点を奪いリードします。追加点を取りたい日本でしたが、自陣ゴール前で枚数をかけて守るモンゴルの守備網を崩せず、前半が終了します。
後半はモンゴルの最終ラインの裏を狙い、抜け出したFWが追加点を決め、日本の勝利が近づいたと思われた後半20分にカウンターから1点を失います。嫌なムードが漂いかけた後半34分にスローインからのドリブル突破でゴールを奪い、3-1で勝利を掴みました。

MATCH7/Game1 vs e韓国代表（○2-1）

Week1をディビジョン1で戦ったe韓国代表が初日最後の相手です。この日負けなしの黒豆選手とWeb Nasri選手が最終戦も戦います。
前半は互いに攻撃の形は作るものの、両チームの守備陣がシュートを打たせず時間が過ぎていった前半の終了間際、韓国のDFの隙間でボールを受けた日本がGKとの1対1を決め、いい時間帯に先制点を奪います。
後半も日本ペースで試合が進み、後半17分にスルーパスで抜け出したFWが韓国のGKを引き付けてラストパスを送り、無人のゴールへシュートが突き刺さります。しかし、このままでは終われない韓国が意地の1点を奪いましたが、スコアはそのまま2-1で終了しました。

MATCH1/Game2 vs eマカオ代表（△2-2）

前日eマカオ代表相手に快勝したe日本代表は黒豆選手に代え、youxme選手がWeb Nasri選手とコンビを組みます。
Week2初コンビの2人でしたが、前半11分にペナルティエリア内で倒されたPKをきっちりと決め幸先の良い先制点を奪います。
エンドが変わった後半も日本がボールを保持する時間が続きましたが、後半17分に一瞬の隙をつかれ1-1の同点に追いつかれます。
勝ち越したい日本は77分にドリブルで相手DFをかわすと、GKの手をはじく強烈なシュートで勝ち越し点を奪います。このまま試合が終了するかと思われましたが、マカオがサイドからのチャンスを生かし2-2の同点に追いつき、試合終了となりました。

MATCH2/Game2 vs eブルネイ代表（○2-0）

連勝が途切れたe日本代表はこの試合もWeb Nasri選手とyouxme選手でeブルネイ代表を迎えます。
試合開始直後から何度も相手ペナルティエリア内に侵入するもののゴールが遠い日本でしたが、前半28分にダイレクトパスを繋ぎ待望の先制ゴールを奪います。
その後も幾度となくゴールに迫りますが、ブルネイのGKのファインセーブに合い、時間が過ぎていきました。しかし、試合終了間際に追加点を奪い、2-0で勝利しました。

MATCH3/Game2 vs e香港代表（○3-1）

この日3試合目のe香港代表戦も、Web Nasri選手とyouxme選手で挑みます。
試合が動いたのは前半19分、香港のパスをハーフウェイラインでカットすると、小気味よくパスを繋いで日本がゴールをこじ開け先手を奪います。
さらに、前半終了間際にもペナルティエリア内でボールを受けた選手がドリブルでDFをかわし追加点を奪い、2-0で折り返します。
後半に3点目を奪い勝負を決めた日本でしたが、香港も意地を見せ1点を返し、3-1で試合は終了しました。

MATCH4/Game2 vs eチャイニーズ・タイペイ代表（○3-0）

不戦勝のため3-0でe日本代表の勝利となりました。

MATCH6/Game2 vs eモンゴル代表（○2-0）

この時点でディビジョン1の1位通過を決めたe日本代表はWeb Nasri選手とyouxme選手が連勝を狙います。
好調な日本は前半13分に試合を動かします。右サイドからのミドルシュートに相手キーパーが触れることもできず先制点を取ります。
前半終了間際には、左サイドから中央に向けて細かいパスを繋ぎ相手守備陣を混乱させると、最後は落ち着いてゴールを決め、リードを広げます。
後半はこの2点差を守り切り、2-0で勝利を収めました。

MATCH7/Game2 vs e韓国代表（○2-1）

Week2を無敗で終えたいe日本代表は最終戦もWeb Nasri選手とyouxme選手のコンビで臨みます。
ところが試合直後の韓国のファーストプレイで簡単に失点を許す苦しい立ち上がりとなりました。
ゴールが欲しい日本は前半37分にコーナーキックから同点に追いつき、そのまま立て続けに追加点を奪い、試合をひっくり返します。
後半は両者攻め合いましたが、ゴールは生まれず、そのまま2-1で日本が勝利しました。

この結果、e日本代表はPlay-Ins / Week2を11勝0敗1分の勝点34のディビジョン2/1位で終え、ディビジョン2上位3か国（1位～3位）がディビジョン1に昇格するレギュレーションのため、3月2日～3日に実施されるPlay-Ins / Week3はディビジョン1で戦います。

選手コメント

Web Nasri 選手
Week2は負け無しでディビジョン1への昇格を決めました。Week3ではディビジョン1での優勝が必要なのでこの勢いで戦いたいと思います。

Agu 選手
Week2は1分け以外全勝という結果でディビジョン1への復帰を果たす事が出来ました。
ただ最後のWeek3で優勝出来ないと意味が無いので、改めて気を引き締めてWeek3に挑めたらと思います。

黒豆 選手
Week2で負けなかったのはWeek1の反省を生かすことができたことが要因の一つだと思います。
Week3では優勝が必要になるので、さらに練度を上げて試合に臨めるよう練習していきます。

youxme 選手
前回の反省を踏まえてペアを組んで濃い練習から練度を上げることができたと思います。
Week3に向けてより攻守の精度を上げてディビジョン1の優勝を狙いたいです。

FIFAe Nations Online Qualifiers 2023

Play-Ins Week2 2023/1/26(木)～2023/1/27(金) / オンライン

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