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フットサル日本代表候補 最終メンバー入りに向けて強度の高い紅白戦を展開

2021年07月01日

フットサル日本代表候補 最終メンバー入りに向けて強度の高い紅白戦を展開

6月28日(月)から千葉県内で活動しているフットサル日本代表候補のトレーニングキャンプは2日目に2部トレーニング、最終日は午前中に紅白戦を行い、最終メンバー決定前の最後の活動を終えました。

活動2日目の6月29日(火)は9:30からと17:00からそれぞれ約90分のトレーニングを行いました。トレーニング前のビデオミーティングではブルーノ・ガルシア監督より組織でのディフェンスとGKからの攻撃の組み立てに関して落とし込みがあり、その内容を意識したトレーニングに全体で臨みました。午後の最後には20分間の紅白戦を実施し、選手全員が高強度で高い質のプレーが繰り広げられ、両者がゴールに迫り、また相手には得点を許さない0-0という激しい展開となりました。2日目のトレーニングの最後にはブルーノ監督よりトレーニングの質の高さに賛辞が送られました。

最終日となる6月30日(水)はウォーミングアップ後、昨日と同じチーム分けで15分間1本のプレイングタイム方式で紅白戦が行われました。試合途中までは片方のチームが2-0でリードを奪う形で進行していきましたが、他方のチームもセットプレーから強烈なボレーシュートを決めて反撃をするなど、前日に引き続き互いが良さを押し出す試合展開となりました。

最後のクロージングではブルーノ監督より「この3日間の活動は就任してから最も質の高い活動であったと感じた。この中には前回のフットサルワールドカップ予選を経験した選手が多くいると思うが、今の代表チームは当時のチームの雰囲気や選手の表情とは全く異なるものだと想像している。幸い大会まで準備する期間は残っているが我々は明日からでもワールドカップで戦う準備ができていると確信している。明日からはまたFリーグでの試合に向けた準備が所属チームであると思うが、素晴らしい試合が繰り広げられることを楽しみにしている」とメッセージが送られてチームは解散となりました。

選手コメント

GK ピレス・イゴール 選手(ペスカドーラ町田)
フットサルワールドカップが近づくほど緊張感やエキサイトメントも上がっていくので、今回のトレーニングキャンプでは全員がハイクオリティなプレーをしています。個人としては引き続きチームの中で重要な役割を担えるように頑張りたいと思います。

FP 皆本晃 選手(立川・府中アスレティックFC)
このような状況の中で通常通りの合宿が出来たことに感謝したいと思います。
今回はワールドカップ前最後の国内合宿ということもあり緊張感もある中で合宿を行うことが出来ました。
国際試合が出来ない中でも多くの時間を共有して自分たちのやり方をとにかく洗練させてきました。
誰が選ばれても日本代表として相応しい戦いができる準備は整ってきました。
ここから本戦に向けての準備もそうですが、まずは残り3試合となったリーグ戦でしっかり良いプレーと良い試合をしたいと思います。

FP 吉川智貴 選手(名古屋オーシャンズ)
フットサルワールドカップの組み合わせも決まり、全員がよりモチベーション、集中力高く練習ができました。改善すべき点はまだまだ沢山ありますが、攻撃面での成長が少し見られた合宿だったのではないかと思います。ここから代表チームは最後のフェーズに入っていきますが、より細かい所を改善し、成長してワールドカップでサプライズを起こせる準備をしていきます。

FP 清水和也 選手(コルドバ・パトリモニオ/スペイン)
沢山の方々のご尽力があり素晴らしい3日間を過ごすことができました。
僕たちはフットサルワールドカップの初戦に向けてより完成度を上げなければいけません。
この3日間でまた少し積み上げができたと思います。残りわずかの期間もチームで成長してまた集まった時により良いチームになれるようやっていきます。そして応援してくださる方々に素晴らしいニュースを届けられるよう頑張ります。

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