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フットサル日本代表 最初の国際親善試合に向けてUAEにて活動を開始
2022年03月29日
フットサル日本代表は新体制発足後、念願だった海外遠征をアラブ首長国連邦(UAE)で開始しました。当初は4月にAFCフットサルアジアカップ2022の東地区予選が予定されていましたが延期となったため、本番までに他国代表チームとの試合機会を作ることを目的に今回の活動実施を決定しました。フットサル日本代表は3月30日(水)にフットサルUAE代表と、そして4月1日(金)にフットサルサウジアラビア代表と対戦します。
3月26日(土)の夜に高円宮記念JFA夢フィールドに集合し、翌朝から渡航に向けた検査や準備を行い、夕方にトレーニングを実施しました。1週間前まで開催されていた全日本フットサル選手権で決勝まで戦った選手とそうでない選手とのコンディションのギャップを考慮しながら、比較的強度の高いボールを使った実戦的なトレーニングを行いました。その後、チームは成田空港からFIFAワールドカップ2022の開催地であるカタールを経由して今回の会場となるUAEに移動しました。
乗り継ぎを含めて18時間の長旅を経て、開催都市であるUAE東部に位置するフジャイラへ午前中に到着した日本代表は夕方から最初のトレーニングを実施しました。対人のメニューは行わなかったものの、ボールコントロールやセットプレーの確認など約90分かけてしっかりと汗を流し、選手たちは移動による疲労の回復や現地の気候への適応に努めました。トレーニング終了時に木暮賢一郎監督は、長時間の移動後にもかかわらず明るい表情でトレーニングに臨んでいる選手たちの姿を称え、初の対外試合となる2試合でしっかりと結果を残して帰国しようと声を掛けました。
チームは明日2部のトレーニングを行い、翌々日にいよいよ初戦のフットサルUAE代表との試合に臨みます。
選手コメント
GK 高見政顕 選手(シュライカー大阪)
UAEに到着後、初めてのトレーニングを行いました。移動の疲れを考慮したメニューでしたが、手を抜くことなく全員で意識高く出来たと思っています。日本でのトレーニングもそうですが、UAEでも素晴らしい施設でトレーニング出来ることにとても感謝しています。明日は2部練習が行えるので、少しでも連係を高め30日のUAE戦に臨みたいと思います。
PIVO 平田ネトアントニオマサノリ 選手(名古屋オーシャンズ)
再びこのエンブレムの付いたウェアに袖を通せることをとても光栄に思います。今こうやって日本代表チームでプレーできているのはいろいろな方々のサポートのお陰だと思っています。メンバーが変わりましたが良い雰囲気でトレーニングができているのでしっかりこの二試合を全員で勝って日本に帰ります。
PIVO 毛利元亮 選手(ペスカドーラ町田)
国内で合宿をしている時から沢山の方々の協力があり、UAE遠征に万全な状態で入ることが出来ました。本当にありがとうございます。UAE戦に向けてチームとして少しずつ積み上げられていると思います。必ず2連勝して日本に帰るために良い準備を続けていきたいと思います。