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フットサル日本代表候補 FIFAフットサルワールドカップに向けた直前国内キャンプを開始
2021年07月26日
フットサル日本代表は7月22日(木)、リトアニアで9月に開催されるFIFAフットサルワールドカップに向けた直前国内キャンプを開始しました。今回のキャンプは今年3月に開催した国内キャンプ以来の長期キャンプとなり、7月22日から7月30日と8月2日から8月6日までの前半と後半の2部に分けて構成され、翌7日の朝に欧州遠征に向けて日本を出国する予定です。
招集された選手は、Fリーグでプレーする国内組15名と清水和也選手(スペイン)、逸見勝利ラファエル選手(ポルトガル)の海外組2名の総勢17名です。ブルーノ・ガルシア監督が公式大会を共に戦い代表チームの中核として位置付けてきているメンバーとオリベイラ・アルトゥール選手や毛利元亮選手といった今年に入ってから招集してきたメンバーが、フットサルワールドカップに向けた国内最後の活動を開始しました。
ブルーノ監督は冒頭のミーティングでフットサルワールドカップに登録できるメンバーが14名から16名に変更となったこと、大会本番前までの欧州遠征のスケジュール、実施する6試合の親善試合の対戦相手を説明しました。またリトアニアに入ってからのスケジュール、9月14日に控えるアンゴラ代表との初戦が日本代表にとって重要なものになることを改めて説き、今日から始まるキャンプを含め、1セッションごと、1つのトレーニングメニューごとに「一期一会」の精神で取り組み、最高の状態で大会に臨もうと伝えてトレーニングへ移っていきました。
長期戦となる今回のトレーニングキャンプ。午前中はボールを使って戦術的な内容に取り組み、午後はアリーナやトレーニングジムでフィジカルトレーニングを実施して、海外の強豪国に負けないフィジカル強化を図っています。逸見選手にとっては昨年2月に開催したパラグアイ代表との国際親善試合以来のチーム合流となりましたが、旧知の仲である選手たちと積極的にコミュニケーションを取り、早々にチーム戦術に順応していきました。
活動の合間には同じく8月にロシアで開催されるビーチサッカーワールドカップを控えて活動を行っていたビーチサッカー日本代表と記念写真を撮影し、世界大会を控えるチーム同士で刺激を受け合う貴重な時間となりました。フットサル日本代表にとって9年ぶりの出場となるFIFAフットサルワールドカップに向けて、まずは7月30日まで継続してトレーニングを行っていきます。
選手コメント
GK 関口優志 選手(名古屋オーシャンズ)
いよいよワールドカップに向けた直前合宿が始まり、この1ヶ月半でより細かな事まですり合わせて意思疎通をしていけるように取り組んでいきたいと思います。まだ最終メンバーではありませんが、より良い結果を残せるように全員で高め合い全力で頑張ります。
FP 星翔太 選手(名古屋オーシャンズ)
まずは今回の合宿も多くの方々のご尽力があって実現したものなので感謝しています。自分達はワールドカップで主役になるためにこの合宿でより良いグループになっていく準備をしています。今まさにオリンピックが開催され、活躍している選手の姿を見て感動をしています。自分達もピッチで良いパフォーマンスを披露して、結果という形で多くの方々に感謝を伝えていきたいと思います。
FP 逸見勝利ラファエル 選手(SLベンフィカ/ポルトガル)
長らく日本代表の活動から離れていましたが、ようやく参加することができてとても嬉しいです。ポルトガルで生活をしているため、母国である日本、そして代表チームの家族である他の選手たちやスタッフのことをとても恋しく感じていました。ワールドカップに向けて私たちは毎日最善を尽くすように集中しています。ぜひ日本代表を応援してください。
FP 室田祐希 選手(エスポラーダ北海道)
まずはコロナ下の中でたくさんの方々のご理解、ご協力のもと合宿を開催できることに感謝しています。ありがとうございます。いよいよワールドカップに向けて最終フェーズに入りました。やる事は変わりませんがコミュニケーションを大事に細かい部分にアプローチして練習に取り組んでいます。自分の良さを出し最終メンバーに選ばれるように頑張りたいと思います。