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フットサル日本女子代表候補 トレーニングマッチ2試合を勝利で飾り、充実したトレーニングキャンプを終える
2020年10月12日
フットサル日本女子代表候補は、10月11日(日)、トレーニングキャンプ3日目を迎えました。
トレーニングマッチ2試合を控えたこの日。第1試合は9:30よりフーガドールすみだレディースと対戦しました。立ち上がりから日本代表が試合の主導権を握る展開が続く中、7分に平井成美選手が先制点を挙げると、代表初招集の玉川華帆選手が14分に、江口未珂選手が18分に得点を挙げ、前半を3-0で折り返します。後半に入っても攻撃の手を緩めない日本代表は23分に筏井りさ選手が追加点を挙げ、4-0で試合を終えました。
第2試合は15:00より、現在リーグ戦2位と好調のバルドラール浦安ラス・ボニータスと対戦。開始早々1分、江口未珂選手が先制点を挙げます。日本代表候補選手を多く有する浦安との試合は、序盤から激しい攻防となり、なかなか追加点を挙げることができません。1-0で試合を折り返すと、後半28分、38分と続けて江川涼選手が得点を決め、3-0で試合は終了。日本代表はトレーニングマッチ2試合を勝利で飾りました。
今年開催予定だったAFC女子フットサル選手権は延期となりましたが、「このトレーニングマッチをAFC選手権と同じ気持ちで臨む」というチームの目標の通り、選手の闘う気持ちが全面に出た結果となり、充実した3日間のトレーニングキャンプとなりました。
選手コメント
GK 井上ねね 選手(府中アスレティックFCレディース)
コロナ禍の中、こうして代表合宿を行える事に感謝します。今回のトレーニングマッチは、AFC選手権の準決勝、決勝という想定で臨みました。難しい試合の中、GK3人がそれぞれ無失点だったこと、勝つことができて良かったです。今回の合宿で明確になった課題に向けて、自チームに帰り高い意識を持って取り組んで行きます。
FP 藤田実桜 選手(府中アスレティックFCレディース)
今日のトレーニングマッチは、タイトなスケジュールでしたが2戦ともに良い結果で締めくくることができました。強度の高い相手に対し、無失点で抑えることができたことは良かったですが、フィニッシュ、1対1の部分などまだまだ突き詰めていかなければいけないと感じました。自分たちの目指す場所であるAFC女子フットサル選手権優勝という目標に向けて、今回のキャンプで出た課題を持ち帰りさらにレベルアップしたいと思います。また、このような状況の中多くの方のご尽力があり、素晴らしい環境でトレーニングに励むことができ、とても感謝しています。
FP 筏井りさ 選手(さいたまSAICOLO)
合宿最終日の2つのトレーニングマッチは、自分自身が現状で代表チームの中でどんな役割で試合に臨むか、起用されるかというのをイメージしながら準備しました。チャンスが少ない中でいかに点を取るか、チームに必要な選手になれるかが大事だったと思います。満足のいく結果は出せませんでしたが、個人としてはじめての代表活動は刺激になることばかりでした。今回得たことをチームに持ち帰り、所属チーム、代表チームに必要な選手になれるよう日々努力したいと思います。
このような状況下でこのトレーニングキャンプをさせていただいたこと、沢山の方のご尽力に感謝したいと思います。
FP 宮原ゆかり 選手(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
3セッションで得たものを表現できるかどうかも大切でしたが、日本の代表として戦う責任、プライドを持ってプレーすることを念頭に置いて挑みました。2試合とも無失点で終える事ができ、チーム一丸となって戦えたと思います。あっという間の3日間でしたが、今回肌で感じたものをチームに持ち帰り、チーム内からより質と強度の高い環境を作って行きたいと思います。最後になりますが、このような情勢の中、今回のキャンプ、トレーニングマッチを開催出来るように尽力して頂いた方々に感謝申し上げます。
スケジュール
10月9日(金) | PM | トレーニング |
---|---|---|
10月10日(土) | AM/PM | トレーニング |
10月11日(日) | 4-0 | トレーニングマッチ vsフウガドールすみだレディース |
3-0 | トレーニングマッチ vsバルドラール浦安ラス・ボニータス |
※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。
※全チームスタッフ、選手は集合時にSmartAmp法での検査を実施します。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方におかれましてはトレーニングの見学は一切できません。
※選手やスタッフによるサイン、握手、写真撮影、プレゼント受け渡し等の対応も自粛させていただきます。
皆さまのご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。