ニュース
グループステージ突破をかけ戦うSAMURAI BLUE守備陣の選手たち~CONMEBOLコパアメリカブラジル2019~
2019年06月22日
ウルグアイ代表との引分けを経て、第3戦が行われるベロオリゾンテに移動してきたSAMURAI BLUE(日本代表)。グループステージ突破をかけて24日(月)20時(日本時間25日8時)からエクアドル代表との一戦に臨む。チームを支える守備陣は以下の選手たちで構成される。
川島永嗣選手(#1、RCストラスブール)
2010年、2014年、そして2018年と3大会にわたってFIFAワールドカップでのゴールを守ってきた熟練の守護神。2010年にベルギーのリールセSKへ移籍してから10年の長きにわたり欧州のステージで戦い抜いている点を含めて、そのキャリアは日本の現役GKの中で傑出した存在だ。
セーブ力はもちろん、試合の流れを読む力は抜群。年を取れば取るほど味に深みが増す「ワイン」に喩えられるポジションで、36歳の守護神はまだまだ輝いている。
小島亨介選手(#12、大分トリニータ)
名古屋グランパスのアカデミーで育った技巧派のGKで、U-15から各年代別の日本代表チームに選ばれてプレーしてきた。そのハイライトは早稲田大学の2年生として迎えた2016年のAFC U-19選手権で、無失点での初優勝を為し遂げたチームの正GKとして大活躍。翌年のFIFA U-20ワールドカップでも正GKを務めて、16強進出を果たしたチームの中軸を担った。
今季から加入した大分ではなかなか出場機会に恵まれていないが、PK戦での強さに代表されるセービング能力の高さと足元の技術を活かしたビルドアップ能力を兼ね備える現代的なGKだ。
大迫敬介選手(#23、サンフレッチェ広島)
鹿児島県出水市の出身で地元のクラブチームである江内サッカースポーツ少年団、フェリシドFCでプレーして頭角を現し、高校入学と同時にサンフレッチェ広島ユースへ加入した。ダイナミックなセーブ、勇猛果敢な飛び出し、折れないメンタリティを武器に活躍し、各年代別の日本代表にも選出されてきた。
プロ2年目の今季は開幕から出場を重ねて大ブレイク。各大会でビッグセーブを見せて信頼を掴み取り、ついに6月のキリンチャレンジカップ2019にてSAMURAI BLUEへも初選出されることとなった。
植田直通選手(#5、セルクル・ブルージュKSV)
中学までは全くの無名選手だったが、地元の名門・熊本県立大津高校へ進学後に大きく飛躍。FIFA U-17ワールドカップでは8強進出の快挙に大きく貢献するなど、年代別日本代表でも活躍。SAMURAI BLUEへは14年に初選出され、昨年の2018FIFAワールドカップロシアにもメンバー入りした。
パワーとスピードを兼ね備えるタフなファイターで、特に空中戦には絶対の自信を持つ。DFで最年長となる今大会はリーダーシップにも期待がかかる。
板倉滉選手(#4、FCフローニンゲン)
川崎フロンターレのアカデミーでU-12から一貫指導されてきた選手で、MF三好康児は当時からのチームメイト。大型ながら柔軟なテクニックを持ち、最終ラインや中盤からドリブルで持ち出すプレーや、後方からの組み立てを得意としており、センターバック、守備的MFの双方でプレーすることができる。
今年1月に英国の名門マンチェスター・シティーと契約を結んでJリーグから飛び出し、武者修行のためにオランダのFCフローニンゲンへ期限付き移籍している。
立田悠悟選手(#22、清水エスパルス)
サッカー王国として知られる静岡県静岡市清水区の出身で、清水エスパルスのアカデミー育ち。U-17から各年代別の日本代表に名を連ねてきた。なかなか公式の国際大会で出場機会を得る機会がなかったが、2018年に行われたアジア競技大会では守備陣の中核選手として活躍し、銀メダル獲得に大きく貢献することとなった。
191cmの圧倒的高さを誇るセンターバックだが、右サイドバックでもプレーできる柔軟性を持つ。
原輝綺選手(#14、サガン鳥栖)
機動力と戦術眼、そして精神力も兼ね備え、サイドバック、センターバック、守備的MFなどを自在にこなすオールラウンドプレーヤー。市立船橋高校での活躍で知られるようになり、3年生になってU-18日本代表に選ばれたのを機に2017年のFIFA U-20ワールドカップなど各大会で存在感を見せてきた。
今季からはサガン鳥栖へ移籍し、主にサイドバックとしてプレーしている。同じDFで選ばれた杉岡大暉は市立船橋高校時代の同級生である。
冨安健洋選手(#16、シントトロイデンVV)
JFAエリートプログラムを含めて各年代で日の丸を付けて活躍してきた選手であり、中学年代からアビスパ福岡のアカデミーで育ってきた。2015年に高校2年生でトップチームにデビューすると、翌年にはU-18チームを早期に「卒業」して大きく成長。2018年には早くもベルギーのシントトロイデンVVへ移籍して欧州のステージへ旅立った。同年9月にはSAMURAI BLUEに初参加し、活躍を続けている。
188cm/84kgの大きな体を持ちながらスピードもあり、冷静沈着な守備を高く評価される。確かな技術も備えている。
スケジュール
CONMEBOLコパアメリカブラジル2019
大会期間:2019/6/14(金)~2019/7/7(日)
グループステージ:
2019/6/18(火) 8:00キックオフ(日本時間)
vs チリ代表
2019/6/21(金) 8:00キックオフ(日本時間)
vs ウルグアイ代表
2019/6/25(火) 8:00キックオフ(日本時間)
vs エクアドル代表
関連ニュース
- 日本代表 2019/06/21 SAMURAI BLUE、三好選手の2ゴールでウルグアイに引分け~CONMEBOLコパアメリカブラジル2019~
- 日本代表 2019/06/20 SAMURAI BLUE、ウルグアイとの第2戦に挑む~CONMEBOLコパアメリカブラジル2019~
- 日本代表 2019/06/18 SAMURAI BLUE、初戦は0-4でチリに敗れる~CONMEBOLコパアメリカブラジル2019~
- 日本代表 2019/06/17 SAMURAI BLUE 強敵・チリに「勇敢に粘り強く戦う」~CONMEBOLコパアメリカブラジル2019
- JFA 2019/06/17 田嶋幸三JFA会長がジャパン・ハウスサンパウロの記念講演会に出席
最新ニュース
- 審判 2024/12/29 手代木直美審判員が今シーズンでトップリーグ担当審判員から勇退
- 大会・試合 2024/12/29 熱戦を制し、バディーSCと東京ヴェルディジュニアが決勝へ! JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/12/28 初出場のFCゼロ、5年ぶりの優勝を目指すバディーSCなどが準々決勝に進出! JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/12/28 浦和が11年ぶり3度目の栄冠! G大阪に逆転勝利 高円宮杯 JFA 第36回全日本U-15サッカー選手権大会決勝
- 大会・試合 2024/12/28 C大阪が浦和Lに逆転勝利で9大会ぶり2度目の優勝! 高円宮妃杯 JFA 第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会 決勝