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地元クラブとの練習試合に1-0で勝利 ~U-22日本代表 北中米遠征
2019年09月05日
メキシコのセラヤ市で遠征中のU-22日本代表は4日(水)、FCセラヤと25分×2本の練習試合を行い、FW上田綺世選手の得点により1-0で勝利しました。
「メキシコ戦に向けていいイメージで出来ればと考えてプレーした」とMF長沼洋一選手が代弁したように、6日(金)に向けたトレーニングの一環として組まれたこの試合には、全選手が25分ずつ出場しました。
一本目。序盤はFCセラヤの攻撃を受けつつ、チャンスを伺う日本は徐々にボールを保持する時間が増えていきます。9分、ボランチに入ったMF松本泰志選手が前線のFW小川航基選手の頭上を越えるパスを送るもシュートまでは持ち込めません。10分には中盤からのパスに反応した小川選手がシュートするもボールはGKの正面へ。13分、MF渡辺皓太選手が切り込み、受けたMF遠藤渓太選手がシュートを打ちますが枠を捉えることができません。その後も得点を狙い続けるものの、23分には日本の左サイドからクロスを上げられFCセラヤがヘディングシュート。続いたセットプレーでも得点は与えず、0-0で折り返します。
二本目、全選手を入れ替えた日本は、シャドウの位置に入ったMF前田大然選手、MF安部裕葵らが中心となり前線から積極的に仕掛けていきます。27分、安部選手が起点となり、前田選手がドリブルで切り込んでシュートを放つもバーを叩きます。続く28分、安部選手からボールを受けたFW上田綺世選手がシュート、これは枠外に飛びます。32分にはMF齊藤未月選手が左ウィングバックのMF杉岡大暉選手へパス、しかしこれもシュートは枠内に入りません。相手にチャンスらしいチャンスを与えず攻める日本は47分、ハーフウェイライン付近の齊藤選手からのパスを上田選手が胸でコントロール、ワンタッチで抜け出し、落ち着いてGKとの1対1を決めて先制。このまま1-0で試合を終えました。
二本目にセンターバックとして出場したDF町田浩樹選手は「25分と短い時間でも、選手間のコンビネーションやチームとしてやることをしっかり再確認できた」と振り返りました。横内監督代行も、「いろんなトライをするなかで、上手くいかないこともあるかもしれない。それでも間違いなく初日より良くなっている。メキシコ戦に向けて、明日もう一段積み上げていこう」と選手たちに語り掛けました。
試合前日となる5日(木)は試合会場で公式練習を行い、U-22メキシコ代表戦(18:00キックオフ/Miguel Alemanスタジアム)に備えます。
選手コメント
MF #16 齊藤未月選手(湘南ベルマーレ)
もう少し動けると思っていましたが、(身体は)きつかったです。ただ勝負ごとなので、1-0の結果は良かったです。(アシストは)試合前から上田選手に裏を狙ってくれと言われていて、チャレンジしました。中盤では、田中碧選手が軸となってボールを受けてくれて、前、後ろへ出る自分の持ち味を出すことができました。動くなかで、止まるところは止まって、前に出ていってのクロスなど悪いプレーではなかったと思います。
FW #11 上田綺世 選手(鹿島アントラーズ)
(得点シーンは)相手がヘディングで競ってこなかったので、胸トラップを選択して、スピードと自分の良さが生きました。今まで一緒にプレーしたことのない選手もいたので、今日はチームメイトの癖を見たいと思っていました。自分の動き出しにも関わるので、どういうタイミングで顔を上げてどういう動きをするのか、どういうスタイルなのかを意識してました。一発(齊藤選手からのボールに)合わせられたから、決めることができました。今後はもう少し引き出して、動き出すタイミングを合わせていきたいです。
スケジュール
9月3日(火) | AM/PM | トレーニング |
---|---|---|
9月4日(水) | 1-0 | 練習試合 対 FCセラヤ |
9月5日(木) | PM | 公式練習 |
9月6日(金) | 18:00 | 国際親善試合 対 U-22メキシコ代表 (セラヤ/Estadio Miguel Aleman) |
9月8日(日) | PM | トレーニング |
9月9日(月) | 16:00 | 国際親善試合 対 U-22アメリカ代表 |
※時間は全て現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※アメリカとの親善試合は、会場の都合により一般の方はお入りいただけません。
国際親善試合 ~北中米遠征~
日程:2019年9月2日(月)~2019年9月11日(水)
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