東京オリンピックイヤーが幕を開け、U-23日本代表は1月2日(木)、AFC U-23選手権が行われるタイで早速始動しました。

元日の天皇杯決勝に出場したため遅れて現地入りするDF町田浩樹選手をのぞく22選手、森保監督、スタッフは午前の便で日本を出発。夕方にバンコクに到着すると、グラウンドでジョギングやパス交換などボールフィーリングを確かめるメニューなどで汗を流しました。

気温は19:00時点で27℃。MF相馬勇紀選手が「そんなに暑さは感じない」と話したように、日が落ちていると過ごしやいです。とはいえ日本とは逆の気候状況。一週間後の初戦に向けて、コンディションを高め、連携連動のために互いの動きを合わせると同時に、暑熱対策も講じていきます。

早朝のチーム集合からフライト、練習と長い一日になりましたが、選手たちの表情は一様に明るいです。背番号10をつけて今大会に臨む食野亮太郎選手は、週末のリーグ戦を終えてスコットランドから帰国し、日本で年越しをしてからの合流となりました。「背番号は光栄。やるからにはつけたい番号。毎日100%で持てる力をしっかり発揮したい」とコメントしていました。

8日(水)に開幕するAFC U-23選手権タイ2020は、東京オリンピックを前にした最後の公式戦。日本以外のチームにとってはオリンピック最終予選となる真剣勝負の場です。日本の初戦は9日(木)、U-23サウジアラビア代表と20:15からThammasat Stadium （バンコク）で対戦します。

選手コメント

MF #11 遠藤渓太 選手（横浜F・マリノス）
着いたのは夕方だったのでそこまで強烈な暑さではないです。すべてのチームが同じ条件。調節する時間があるので、しっかり合わせていければいいと思っています。初戦のサウジアラビアは何度か対戦していますが、アジアという感じではなくてスピード、フィジカルが強い相手です。大会は、初戦が一番大事。チームとしてすべての力が必要なので、誰か一人ではなくて、チームとして大会を戦うことが大事です。チームの立ち上げから五輪を目標にやってきましたし、自分のいま一番近い目標。しっかり勝ち取れるように、一日一日を無駄にしないようにしたいです。

FW #9 小川航基 選手（水戸ホーリーホック）
まずはチームの勝利が一番ですが、その次に僕がしっかりゴールを決めてチームを勝利に導くことがすごく大事なことだと思っています。この大会でメンバーも固まってくると個人的には思っていますし、ここにかける思いは非常に強いものがあります。必ずいいゴールを決めて帰りたいです。初戦のサウジアラビアは2016年のAFC U-19選手権の決勝で対戦して非常に強い相手だったので、しっかりと試合に入っていかないとやられてしまう。しっかり準備して自分たちのサッカーをすることで結果がついてくると思います。

スケジュール

※時間は現地時間です。
※スケジュールは都合により変更となる場合があります。

AFC U-23選手権タイ2020

大会期間：2020/1/8(水)～2020/1/26(日)
会場：タイ／Thammasat Stadium、Rajamangala Stadium、Tinsulanon Stadium、Buriram Stadium

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